![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
百々ヶ峰(417.9m)
平成29年5月20日(土)快晴
岐阜県岐阜市
今日は、時間がないので、自宅近くの百々ヶ峰に登った。百々ヶ峰は言わずと知れた岐阜市の最高峰である。また付近の森は、「長良川ふれあいの森」として整備され、市民の憩いの場として利用されている。また、近くを「東海自然歩道」が通り、東海自然歩道を歩く人たちの休憩ポイントとしての人気も高い。さらに、登山口には「キャンプ場」、「三田洞神仏温泉」、古刹「三田洞弘法」もあって、これらを組み合わせたスポットとしても人気がある。
我が家の前を東海自然歩道が通っているため、11時30分に出発して自宅からこの東海自然歩道を歩いて百々ヶ峰へ向かった。約15分ほどで「三田洞神仏温泉」や「長良川ふれあいの森」に着く。長良川ふれあいの森の管理棟の前を通り、キャンプ場をすり抜けて、遊歩道を登っていく。土曜日とあって、すれ違う登山者が多い。また、最近は山ガールも随分と増えてきた。長良川ふれあいの森は、案内標識もしっかりとあり、所どころには現在地を記入した全体の案内図もあるため、安心して歩けるのであろう。このふれあいの森は中央を管理車道が通っており、管理車道の南側エリアと北側エリアに分けることができる。トイレは登山口付近のキャンプ場と管理車道の最高地点にある。また、管理車道はふれあいの森の三田洞側入り口と古津側入り口を結んでいる。両方の入り口に大駐車場がある。車で来ても心配はない。東海自然歩道は北側エリアを通っている。南側エリアは利用者が多いが、北側エリアは比較的利用者が少ない。静かに登山を楽しみたい向きには、北側エリアの東海自然歩道を利用するのがよいだろう。
私は、南側エリアから百々ヶ峰へ登り、トイレのある管理車道へ下って、さらにそこから東海自然歩道へ出て、北側エリアを利用して下山するという周回コースを組んでいた。なお、ほかにもさまざまなコースを組むことができるのがこの長良川ふれあいの森の魅力ではなかろうか。7つの登山道があるという金華山にも決して引けはとらないと思う。
さて、多くの登山者とすれ違いながら、百々ヶ峰の山頂に着いたのは、12時45分であった。自宅から1時間15分かかっている。自覚から登山口までは大体15分であるからそれを差引いても1時間かかったことになる。以前は40分ほどで登れたので、1.5倍かかるようになったわけだ。体力の衰えを感じる。多くの登山者が思い思いの場所で昼食休憩中であった。さて、御嶽山はというと、カスミがかかって全然見えなかった。今日は日差しが強くてとても気温が高かった。予定通り、北側へ尾根筋を下った。管理車道脇に建つトイレの横から山道へ入り、右山でトラバースして、すぐに東海自然歩道に合流した。ここから東海自然歩道を下っていく。東海自然歩道は尾根を下っているのであるが、ジグザグについている。それで、ショートカットするため、尾根をまっすぐに下ろうとすると、「林内立入禁止」という標柱が立っていた。以前に来たときはなかったもので、標柱は真新しいものであった。東海自然歩道は全体として、地主からの借地が多く、「歩道以外の場所へは立ち入らない。」という原則なのでこうした標柱を建てたのであろう。そのため、ショートカットすることなく、歩道を忠実にたどった次第である。東海自然歩道は尾根の途中から左下の管理車道へ下りるようになっているので、ここからは東海自然歩道を離れ、長良川ふれあいの森の遊歩道を利用する。緩やかに尾根を登ると、東屋があるピークに出る。ここからも御嶽山や白山が望めるのであるが、今日は無理であった。
ここからは、下り一辺倒で大きくジグザグを繰り返して、管理車道へ下り立つ。北側エリアは人が少なかったが、管理車道へ出ると途端に人が増えた。管理車道を通り、駐車場の前を通過して、三田洞神仏温泉へ来た。三田洞神仏温泉の駐車場は満車であった。後は、東海自然歩道を通って、13時45分に自宅へ戻った。下りは1時間であった。