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静岡県浜松市の古城めぐり


平成29年05月6日(土)晴れ
 
静岡県浜松市
 

    浜松市天竜区の古城巡り

【中日向城跡】(479m)4等三角点「中日向」(332.6m)

篠ヶ嶺城跡】(270m)

【毘沙門堂砦跡】(80m)

4等三角点(二俣)(42m)

笹岡古城跡(52m)

和田ヶ島砦跡(60m)

 

    平成29年5月6日(土)曇り

静岡県浜松市天竜区

 

 今日は静岡県浜松市天竜区の古城巡りに出かけたが、平成29年4月23日に発見できなかった篠ヶ嶺城跡と平成29年5月3日に発見できなかった和田ヶ島砦跡にも行くことにして出かけた。

3時00分に出かける予定であったが、3時36分に自宅を出発した。こうした事態になっても単独なので、気が楽である。3時48分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。ゴールデンウイークであるが、さすがにこの時間帯は空いている。極めて順調で4時12分に土岐JCTを通過し、4時34分には豊田東JCTから新東名に乗り移った。しかし、さすがに新東名は車が多かった。5寺04分に浜松いなさJCTを過ぎて、5時12分浜松SAに入ったが、駐車場は大変混雑していた。空きエリアを探すのに苦労した。なんとかトイレ休憩を済ませ、5時32分に出発した。5時38分に浜松浜北ICから流出した。ここからは、国道152号を北上する。そして、秋葉トンネルを抜けると白倉川に沿って西に入る県道361号線がある。国道152号から左折して、県道361号線へ入る。白倉峡の案内がある。

 

02 白倉峡方面へ.jpg

(白倉峡方面へ)

03 ここで右折.jpg

(右折地点)

白倉川に沿って遡ることになる。すると、中日向上のバス停があり、ここで、右折して白倉川を渡り、城山の南山麓にある集落に向かって登っていく。集落を過ぎると林道夏秋線の起点がある。そこに2台から3台駐車できる駐車広場があるので、そこに止めてもよいが、そのまま林道を上がっていった。林道の工事中で通行止めであったが、今日は工事をやっていなかったので良かった。4等三角点「中日向」があると思われる場所を通過し、中日向城跡の登り口と思われる場所に着いた。

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(中日向城跡の登山口)

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(城山稲荷登山口という看板がある)

ここには駐車広場があったが、林道工事の機材が置いてあった。しかし、車1台は楽に止めることができた。右へ上がる林道には「城山稲荷登山口」という看板があった。6時28分に出発した。

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(中尾生城跡の道標)

07 ここでは左折して上がる.jpg

(ここで左折する)

6時11分には林道分岐に「中尾生城跡」という道標があった。「中日向城」は、「中尾生城」、「中日尾城」ともいったらしい。それにして、この道標は大河ドラマのおかげなのか、いづれにしてもありがたい。

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(林道の分岐点の上の斜面に道標がある)

10 中尾生城跡の道標.jpg

(道標に従って、ここから山道へ入る)

6時16分にも林道分岐に出たが、「中尾生城跡」の道標があった。6時18分にも「中尾生城跡」の道標があった。ここから林道をはずれ山道へ入る。

11 中尾生城跡の道標.jpg

(山道は整備されている。途中にある道標)

目の前のピークを目指し、反時計回りに周回して登る。6時20分に中日向城跡(479m)に飛び出した。小屋と赤い鳥居があった。三角点はない。

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(城山稲荷)

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(中日向城跡)

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(中日向城跡)

4等三角点中日向は、離れた場所にあるのだ。植林のため展望はない。6時25分には下山した。6時26分には登りには気づかなかった「中尾生城跡」の道標を通過し、6時27分に林道へ下り立った。あとは林道を歩いて、6時28分と6時31分に「中尾生城跡」の道標を通過して、6時33分に駐車地点に下り立った。

 すぐに車をスタートして、4等三角点「中日向」を探すことにした。工事中のためいったん林道の起点まで戻った。そして起点のそばの駐車広場に駐車した。

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(林道起点に駐車した)

そして、6時41分に歩いて林道夏秋線をあがっていった。6時47分に取りつき点に着き、右手の斜面に上がってみたが三角点はなかった。再度、地形図を確認して、林道のペアピンカーブの間に三角点がある思い、林道を下ってくると、林道わきに三角点の白い標柱が見えた。

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(林道わきの三角点)

21 4等三角点「中日向」.jpg

(4等三角点「中日向」)

ラッキーと近づいてみると4等三角点の「中日向」(332.6m)であった。6時54分に発見したが、やれやれ発見できてよかった。6時59分に下山し、7時02分に駐車地点に戻った。

 さて、次は篠ヶ嶺城跡へ行くことにした。国道152号に出て南下し、二俣で国道362号へと左折する。そして国道362号を北上する。先日(4/23)来ているので道順はわかっている。トンネルの北口で左折して、さいしょのY字路を右上に上がって、山路自治会館の前に出る。

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(山路自治会館前にある戒光院の看板)

26 戒光院の跡地.jpg

(戒光院)

ここで大きく左折して、戒光院の看板を頼りに戒光院(廃寺?)へ到着する。戒光院に数十台は駐車することができる。

27 右手の車道を上がる.jpg

(この車道を上がる)

28 左の山道へ.jpg

(左の山道を上がる)

8時03分に出発し、さらに上に延びる林道を上がる。そして20mほど上がると、左へ上がる山道があるのでそれに入る。山道を登ると8時07分に発電所に出る。

29 発電所.jpg

(発電所)

ここからは道がないが、8時11分に右の尾根に上がった。そして、尾根を左へと進んでいく。8時14分に鉄塔と小屋がある平坦地に出る。先日はここで引き返してしまったのだ。

31 鉄塔と小屋.jpg

(鉄塔とその奥にある小屋)

鉄塔のそばにある小屋の裏手から山道が続いていた。先日は気づかなかったが、この山道を進んでいく。8時17分に「山火事防止」の白いプラスティックの杭がある鞍部に出た。

32 山火事防止の杭.jpg

(山火事防止の杭)

33 大岩.jpg

(大岩)

さらに山道は続く。8時24分にピークを通過した。さらに8時30分にもピークを過ぎて下りとなる。8時32分には大岩のところに出た。この大岩を乗り越しさらに先へと進む。だんだん不安になるが、ここまで来たら行けるところまで行こうと覚悟を決めた。

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(篠嶺城址の石柱)

35 篠ヶ嶺城址の説明板.jpg

篠ヶ嶺城址の説明板)

8時38分にようやく笹嶺城跡に着いた。説明板と笹嶺城址の石柱がある。樹林のため展望はない。8時40分には下山した。8時45分にピークを乗り越し、8時53分に「山火事防止」の杭を通過し、8時55分に鉄塔と小屋のある場所に戻ってきた。8時57分に尾根から降りて、8時59分に発電所に下り立った。そして、9時00分に駐車地点に戻って来たのであった。

 さて次は二俣付近の古城を探してみようと思った。すぐに車をスタートさせ、国道362号を南下する。そして、二俣小学校前の無料駐車場に車を入れた。

37 二俣小学校前の駐車場にて.jpg

(二俣まちあるきマップ)

38 街歩きマップ.jpg

(マップの拡大)

39 街歩きマップ.jpg

(マップの拡大)

二俣地区は歩いて回ったほうがよかろうと思ったのである。9時58分に出発し、まずは毘沙門堂砦に向かった。10時05分に栄林寺に着いた。

40 栄林寺.jpg

(栄林寺)

41 栄林寺の看板.jpg

(栄林寺の説明板)

この寺の墓地から登れるらしい。栄林寺の墓地の最上部へ上がり、そこから藪に突っ込む。踏み跡があるようなないような微妙な感じである。とにかく高い場所へと尾根を忠実に登っていくと、10時19分に土砂置き場のような場所に出た。周囲を見回してもNTTの電波塔らしきものはない。毘沙門堂砦の跡地には現在NTTの電波塔があるというのだ。それで引き返したところ、尾根が分かれていることに気づいた。それで、左の尾根を進んでみると、NTTの電波塔があったのだ。

44 反射板.jpg

(反射板)

45 反射板の看板.jpg

(反射板の説明)

46 反射板のフェンス.jpg

(反射板のフェンス)

10時27分に発見した。栄林寺の墓地から上がって来た場合は、時計回りに尾根を右手へ右手へと回ることになる。電波塔が発見できたことに満足して下山し、10時36分に墓地の上部に出た。

48 墓地からの展望.jpg

(墓地からの展望:二俣城)

49 墓地からの展望.jpg

(墓地からの展望:鳥羽山城)

50 墓地からの展望.jpg

(墓地からの展望:笹岡城)

そして、10時40分に栄林寺へ下り立った。この後、4等三角点「二俣」を探しに行った。

 栄林寺の前の川沿いに南下し、県道40号線を横断し、さらに天竜浜名湖鉄道も渡って、天竜壬生ホールに突き当たる。

52 天竜壬生ホール.jpg

(天竜壬生ホール)

53 4等三角点「二俣」.jpg

(4等三角点「二俣」)

54 4等三角点「二俣」.jpg

(4等三角点「二俣」)

56 4等三角点「二俣」.jpg

(4等三角点「二俣」)

その天竜壬生ホールの駐車場と道路との境界に三角点の白い標柱が見えた。10時50分に4等三角点「二俣」を発見したのであった。すぐに引き返し、11時00分に駐車場に戻った。

 すぐに車をスタートさせ、今度は笹岡古城跡を探索に行った。笹岡古城跡は天竜区役所の前にあるらしい。それで天竜区役所を目指した。天竜区役所の入り口に笹岡古城跡の石碑と説明板があった。

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(笹岡古城址の石碑)

59 笹岡城跡の説明.jpg

(笹岡城址の説明板)

11時25分に確認し、次は、先日(5/3)に探せなかった和田ヶ島砦跡を再度探しに向かった。

 前回同様、平田大橋を渡って、台地へ登る道の最初の右カーブを曲がり、次の左カーブのところに右に入る細い道がある。

60 和田ヶ島砦跡への入り口.jpg

(入り口)

61 この道を入る.jpg

(この道へ入る)

その手前の右側には広いふくらみがあるのでそこに駐車した。今回は最初から歩いて入るつもりなのだ。11時31分に出発して細い道を進むと、30mの行かないうちに右手に駐車広場がある。

62 右手の広場から右へ入る.jpg

(右手の広場から右へ入る)

63 堀切がある.jpg

(広場の先に堀切がある)

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(堀切の先には鉄塔がある。ここが和田ヶ島砦跡である。)

64 反対側から見た堀切.jpg

(反対側から堀切を見ると、先には入って来た道が見える。)

65 砦跡は畑なっている.jpg

(砦の跡地は畑になっている。)

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(河川三角点があった。初めてお目にかかった。)

そこから右手へ入ると、堀切があり、それを越えると鉄塔がある。さらにその先には畑があり、ビニールハウスなどがある。鉄塔の前に戻ると「河川三角点」があった。初めて見た三角点である。11時32分にこの「河川三角点」を発見したのだ。11時34分には引き返し、1135分に駐車場所に戻って来た。

 11時54分に車をスタートさせ、帰路に就いた。今日は12時から16時まで雨の天気予報であったから、無理をせず早く帰ることに決めていた。それに渋滞の心配もあった。12時04分に浜松浜北ICから新東名に上がった。以後はノンストップで、12時44分に豊田東JCTを、13時06分に土岐JCTを、13時28分に美濃関JCTをそれぞれ通過し、13時30分に関広見ICから流出した。きわめて順調で、13時50分に帰宅したのであった。

 

 

(データ)

高速料金     4,720円

ガソリン代    2,722円

走行距離    432.0km

使用ガソリン   22.13g

平均燃費   19.5km/g

使用車       三菱ミニカ