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浜松市天竜区の古城巡り
高根山(333.7m)【高根城跡】4等三角点「久頭合」
【大洞若子城跡】(310m)
行者山(255m)【犬居城跡】
【篠ヶ嶺城跡】(277m)
平成29年4月23日(日)晴
静岡県浜松市天竜区
今日は山菜採りに行こうとしていたが、それなら静岡県浜松市天竜区の古城巡りを兼ねてみようと思った。3時00分に出発する予定であったが、寝坊して4時39分に自宅を出発した。こうした事態になっても単独なので、気が楽である。4時55分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。極めて順調で5時16分に土岐JCTを通過し、5時41分には豊田東JCTから新東名に乗り移った。5時12分には浜松いなさJCTを通過し、5時19分に浜松SAに入った。ここでトイレ休憩をして、古城めぐりの順序と道順を確認した。今日はカーナビの付いていない車で来たので、こうした確認は外せない。6時43分に浜松SAを出発した。6時49分に浜松浜北ICから流出する。そして、国道152号を北上し、水窪町に入る。水窪町の入り口には国道152号沿いに大きな案内看板がある。
(水窪町の案内図)
この看板で高根山の位置を確認する。この看板のすぐ先の信号で右折すると、JR飯田線の向市場駅があり、その先に高根城公園の入り口があるようだ。
(右折する)
(橋を渡って、右手へ上がる)
(この坂を上がる)
高根城公園の案内板があるのでわかる。案内板に従って、向市場駅の先の交差点で右折して、坂を下った先のT字路で左折すると、橋の向こうに案内看板と登り口がある。橋を渡って、坂を登っていく。坂を登った先に高根城公園の駐車場があるのだ。
(高根城公園の駐車場)
(トイレ)
(案内図)
(説明板)
(説明板)
(案内図)
7時45分に駐車場に着いた。駐車場は20台くらい停められる。大きな案内図と「高根城跡の歴史と構造」という看板もある。また、トイレもある。よくぞこれほど整備したものだ。NHK大河ドラマのロケ地になったのだから当然に整備したのか。早速準備をして、7時55分に出発した。案内図に従って、まずは舗装された車道を登っていく。すると、7時57分に「駐車場 50m」「自然観察の小道」という道標がある場所に出た。自然観察の小道を通って高根城跡へ出ることができるのであるが、大回りになるようなので、最短コースを取るため、この分岐は無視してそのまま車道を登っていく。8時01分に車道の終点に出た。
(車道の終点)
ここに一番上の民家があるので、ここまで舗装車道を作ったのであろう。ここから木製階段が設けられていた。これもロケのために設けたのであろう。この木製階段の入り口に「わらびを取らないでください。 地主」という立札がある。ワラビはだめだが、ゼンマイはよいのか?そんなことを考えながら階段を登ると、登山道の両脇にワラビが群生している。なるほど、看板の意味が分かった。ワラビは群生しているが、ゼンマイは伸び放題になっている。地主はゼンマイは収穫しないのか?それならゼンマイは採取してもよいのか?だが、ワラビが群生している地に入るのは気がひけたので登山道を登った。登山道はよく整備されている。8時06分には分岐に出た。
(分岐)
「登城の小道」という案内図にあった高根城跡への近道である。「高根城址 200m」「駐車場 300m」「南の城広場 380m」という道標がある。迷うことなく、高根城址へと左折した。8時13分に高根城址の展望所に出た。
(展望所)
(展望図)
(展望)
(展望)
(本丸)
(本丸にある神社)
(井楼櫓)
(慰霊碑)
(二の丸と三の丸)
(三の丸)
(テレビのシーンのとおり)
(角度を変えて)
眼下には水窪の街並みが広がり、遠くには熊伏山から大津山まで見渡せる。本曲輪を見学し、ここには三角点があるはずだと思い、付近を捜したがそれらしいものは見つからなかった。地形図で確認すると、どうも山頂ではなくて、山腹の斜面にあるようである。それで、三角点はあきらめて、8時19分には二の曲輪方面へ進んだ。8時23分に二の曲輪、8時24分に三の曲輪を通過した。振り返ると、大河ドラマのシーンがよみがえった。なるほどここでロケをしたのかとうなづける。そんな感動を受けながら、8時27分に高根山山頂(447m)に出た。
(高根山頂)
(高根山山頂から三の丸)
(山名板)
ここにも「高根城跡の歴史と構造」という看板があった。せっかくなので、ここからさらに南の城広場へ行くことにして、8時30分に出発した。尾根道を歩き、8時33分に「南の城広場 110m」「高根城址 100m」「砦の森 220m」という道標がある分岐を通過した。
(南の城広場直下の分岐)
(使用禁止の遊具)
(高根城公園の案内図)
(東屋)
尾根道を緩やかに登って、8時37分に「高根城址 210m」「南の城広場」という道標のある分岐に出た。目の前が南の城広場であった。南の城広場にはアスレチックのような木製遊具があったが、老朽化のためか、立入禁止になっていた。8時40分に南の城広場に出た。ここにも高根城公園の案内図があった。さらに東屋やベンチもあった。そして、案内図によれば、さらにこの先に「のろしの広場」があるようなので、そこに向かった。のろしの広場は少し下ったところにあったが、東屋があるだけで、説明板とかはなかった。
(のろし広場の東屋)
8時45分に着いたが、すぐに引き返して、8時50分に南の城広場まで戻ってきた。そのまま進んで、8時51分には分岐から谷筋の道へと左折して下り、8時57分に往路に分岐した「登城の小道」の分岐点に出た。ここで、まだ4等三角点「久頭合」を確認していなかったので、再び「登城の小道」へ上がってみた。途中にお堂らしきものがあった。しかし、三角点は確認できなかった。三角点が見つからず、残念であったが、9時28分に車道の終点へ下り立った。そして、9時31分に駐車場へ戻ってきた。
さて、次は大洞若子城である。国道152号を3kmほど南下すると、若子城跡への入り口がある。
(若子城跡への道標)
(若子城の説明板)
(若子城跡の道標)
天竜川を渡ると、「若子城跡」の案内看板がある。さらに「若子城」の説明看板もある。以降、若子城跡の案内に従って、集落内を進むと、車道は終点となり、そこから登山道が続いている。登山道入り口には2、3台駐車できるであろう。9時46分に着いたので、9時48分に出発した。9時49分には分岐があり、若子城跡の道標に従って右折する。
(登山道分岐の道標)
(右手の斜面を登る)
さらに9時51分にも分岐があり、若子城跡の道標があるので、右折して、山の斜面をジグザグに登っていく。すると、9時56分に尾根に出て、そこには「堀切」「本曲輪」という道標があった。
(分岐の道標)
(若子城跡)
(若子城の説明)
まずは、「本曲輪」へ向かうと、9時57分に神社のある若子城跡に出た。神社には若子城の説明板と奥田加賀守の「加賀守」という看板が掲げてあった。10時01分に下山した。今度は「堀切」へ向かうと、10時02分には堀切が確認できた。看板の類は何もない。
(堀切)
(堀切)
そして、そのまま先へ尾根を進むと、整備された砂利道が上がってきていた。それで、それを下ることにした。すぐ下に見えていた段々田に出たが、砂利道はそこへ下らず、谷の方へ伸びている。そのまま進むと、谷を渡った。その先には林道が来ていた。要するにここまで車で上がってくることができるのだ。まあ、そんなに長い距離ではないが、ここまで車で上がれば、少しだけ楽になるわけだ。私は車道を下ると、距離が長くなるので、引き返して田のあぜ道を下ることにした。10時14分に「若子城跡」の道標がある分岐に着き、さらに10時15分にも「若子城跡」の道標がある分岐に出て、10時16分に車道の終点の駐車地点に出たのであった。
次は、犬居城跡へ向かうことにした。国道152号を南下し、秋葉神社の看板で左折して、天竜川を渡り、気田川に沿った県道286号線を東へ向かう。そして、国道362号へ出る。近道をしたつもりであるが、クネクネ道なので国道152号から国道362号へ左折した方が早かったかも知れない。とにかく、国道362号へ出たので、左折して北上し、気田川を渡ってすぐの信号で右折する。するとすぐに「犬居城跡入口」という標柱がある。
(入り口の標柱)
(登山口)
(登山口にある道標)
そこで左折し、狭い道を進むと、国道362号の上を跨ぎ、犬居城跡の入り口に着く。入り口には車2、3台が駐車できる。ここに「秋葉神社下社 2.2km 60分」「犬居城址 0.6km 25分」「春埜山大光寺 16km 360分」「新宮池 0.9km 160分」という道標がある。この付近は東海自然歩道になっているのだ。11時30分に出発した。11時46分に尾根に上がると、そこにも東海自然歩道の看板があった。
(東海自然歩道の看板)
(東海自然歩道の案内図)
(犬居城跡の標柱)
(展望台)
(道標)
(展望台)
(展望台から)
ここから尾根道を進み、11時48分に犬居城跡に出た。「犬居城跡」「春埜山大光寺 16.6km 370分」「新宮池 7.5km 170分」「秋葉神社下社 6.4km 165分」「秋葉神社上社 1.6km 35分」という道標がある。高所にはお城のような展望台があった。11時54分には下山した。11時56分に東海自然歩道の看板を通過し、12時03分に駐車地点へ下り立った。
さて、次は篠ヶ嶺城跡へ向かった。平木大橋を渡って、さらにその先の端を渡り、金川トンネルを抜けた信号で左折する。最初のY字路を右に上がって、山路自治会館に前に出る。
(山路自治会館)
山路自治会館の前には駐車広場がある。ここから鋭角に左折して坂を上がる。「戒光院」の案内看板がある。集落内のせまい道を進み、さらに鋭角に右折すると、戒光院の跡地に出る。
(戒光院の跡地)
この跡地に駐車することができる。12時36分に出発した。戒光院からさらに上に伸びる車道を上がると、左へ山道が伸びている。それを登ると、12時40分に発電所に出る。
(発電所)
この先は道がなく、右手の尾根を目指して登る。12時48分に平坦地に出る。この平坦地の高所に城跡があるものと思って、「石碑と案内板」を探したが見つからない。左手へ進むと、鉄塔があった。
(祠)
その脇に小さな祠があった。これが篠ヶ嶺城跡であろうか?他には見当たらないので、平坦地の高所を城跡として13時02分に下山した。13時05分に発電所を通過し、13時07分に駐車地点へ下り立った。
帰宅して地形図で確認してみると、実は篠ヶ嶺城跡は270mとなっている。私が探していた平坦地の高所は260mであったのだ。そこから鞍部を通って、西にある277mのピークに城跡があるものと思われる。再度、訪れるしかあるまい。
次に二俣城も予定していたが、もう13時になっていたので、今日はこれまでとして帰路に就いた。15時00分に帰宅すると家族に告げていたからだ。
燃料計が半分を切っていたので、エコ運転に徹して、帰ることにした。14時09分に浜松浜北ICから新東名に上がった。15時01分に豊田東JCTから東海環状に乗り移り、15時29分には土岐JCTを通過した。15時56分に関広見ICから流出した。そして、16時19分に帰宅したのであった。
(データ)
高速料金 4,720円
ガソリン代 2,844円
走行距離 491.2km
使用ガソリン 23.12g
平均燃費 21.2km/g