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  六甲全山縦走1
旗振山(253m)
鉄拐山(234m)
4等三角点「立原谷」(212.2m)
高倉山(212m)
栂尾山(274m)
横尾山(312m)
東山(253m)
 

平成28年12月23日(金・祝)曇り
 
兵庫県神戸市
 

    六甲山縦走(その1)

旗振山(253m)4等三角点「鉢伏山」

    鉄拐山(234m)

4等三角点「立原谷」(212.2m)

高倉山(212m)

栂尾山(274m)

横尾山(312m)2等三角点「須磨」(312.0m)

東山(253m)

    

         平成28年12月23日(金・祝)曇り

兵庫県神戸市

 今日は、青春18きっぷを使って、六甲全山縦走路を歩きに行った。JRで塩屋駅まで行き、塩屋駅から東へ向けて歩くことにした。今日の計画は、須磨アルプスを越えて、横尾団地へ下り、神戸地下鉄西神線の妙法寺駅から帰るというものである。

 西岐阜駅から始発に乗ったのであるが、電車は大変混雑していた。しかし、何とか座席は確保できた。この電車は大垣止まりだったので、大垣駅で乗り換え、さらに米原駅でも米原駅始発の新快速に乗り換えた。それからは順調であったが、新快速であったため、神戸駅で下車して、普通電車に乗り換えて、塩屋駅に着いたのであった。

(塩屋駅にある案内図)

塩屋駅が六甲全山縦走路のスタートである。駅舎の中に「歩くまち ぐるっと塩屋」という案内図があったので、それをよく見て駅から出たことはよいが、「六甲全山縦走路」の案内は何もなく、どちらの方向へ行ったらよいのかわからない。そのうえ、道路がやたらと狭い。ほとんど歩くしかないような道幅である。そして両側には商店街が軒を並べている。駅舎内にあった案内図を思い出しながら、手元の地形図とにらめっこして、塩屋谷川に沿って遡った。地形図を見て歩こうとしていた破線の道ではなく、1本北側の道が、「六甲全山縦走路」のルートになっているようだ。ところが、この辺りには「六甲全山縦走路」の案内板はなく、替わりに「旗振山登山道」の看板があるのだ。ということは、ここは「六甲全山縦走路」ではなく、縦走路は須磨浦公園から始まるのか?と思った次第である。

(案内板)

 

(案内板)

 

(案内板のある坂道を上がる)

(最初に見つけた「六甲全山縦走路」の標柱)

 

しかし、ガードレールに取り付けた「旗振山登山道 南谷北側自治会 →」の看板のすぐ先に「六甲全山縦走路」という標柱があった。これで気をよくして、坂道を上がっていった。

(山王神社)

 

(源平合戦戦没者供養塔案内図)

 

9時32分に山王神社という神社の前を通り、そのすぐ先には、「右 毘沙門道」という石柱と「源平合戦戦没者供養塔案内図」という看板があった。そういえば、この付近は源氏と平氏との「一ノ谷の合戦」があったところだと納得した。さらに9時35分には「八十八か所の由来」という石碑もあった。

(舗装路から未舗装の山道になる)

 

(六甲全山縦走路の標柱)

 

(六甲全山縦走路の標柱)

 

この付近からは山道らしくなり、9時38分には「六甲全山縦走路」の標柱がある場所に来た。9時46分には尾根に上がった。ここには「塩屋駅1.3km」「旗振山0.9km」「六甲全山縦走路」という標柱があった。

(尾根に上がったところ。右から塩屋駅からの道が合流する。)

 

(六甲全山縦走路の標柱)

 

右手からは塩屋駅からの尾根道が合流している。地形図に破線で記されている道である。こちらの方が近道と思われる。尾根道を進んでいくと、9時52分に「須磨浦山上遊園」に飛び出した。

(須磨浦山上遊園)

 

(山上遊園からの展望、明石海峡大橋も見える。)

(はりま駅)

 

(トイレ)

 

(手作りの案内板)

 

観光リフトの「はりま駅」があり、遊具もあって、明石海峡大橋とか須磨浦の展望もよい。しかし、この寒さでは人気がない。「旗振茶屋 ここから3分」の看板に導かれて、10時01分に「旗振茶屋」に到着した。

(旗振茶屋の前にある標柱)

(摂津と播磨の国界らしい。)

 

(旗振山の表示)

 

(山名板)

 

この茶屋の前に「鉄拐山0.7km」「鉢伏山0.3km」「ロープウエー駅0.4km トイレあり」「おらが山1.5km トイレあり」という道標がある。また、「旗振山 標高253米」という石もあり、この付近に4等三角点「鉢伏山」があるはずなのだが、発見はできなかった。やむなく、10時14分に旗振茶屋を出発した。

(縦走路の案内図)

(分岐点)

 

10時22分には「旧 妙見堂を経て一の谷町」「旗振山を経て鉢伏山」「高倉台を経て横尾山」「全山縦走路」という標柱を通過し、10時26分に鉄拐山山頂(234m)に着いた。

 

(鉄拐山山頂)

 

山頂には「高倉台1.1km」「六甲全山縦走路」という標柱もある。団体さんが休憩していたので、10時27分にはここを出発し、高倉台を目指す。この付近は鉄拐山隧道の上あたりで、小さなアップダウンがある。

(4等三角点「立原谷」)

 

(4等三角点「立原谷」)

 

その1つのピークにある4等三角点「立原谷」(212.2m)を10時34分に発見した。風が強くなってきたが、写真を撮り10時38分に出発してさらに先へ進んだ。

 

(おらが山登山会署名所)

 

(おらが山登山会署名所)

(おらが山公園にある、縦走路の案内図)

 

(縦走路案内図)

(おらが茶屋)

 

(おらが茶屋の屋上展望台)

 

(高倉山山頂の碑)

 

そして、10時41分に「市民山の会 おらが山登山会署名所」という休憩所に着いた。そして目の前には「おらが茶屋」が見えてきた。おらが茶屋の目には、「高倉山」という石碑がある。つまり、おらが山=高倉山なのであろう。さて、ここからは、急な階段を下る。階段を下りると、高倉台団地であり、団地内を通り抜けることになる。

(左折して、1つ目の歩道橋を渡る。)

(1つ目の歩道橋)

 

団地内にはほとんど「六甲全山縦走路」の看板はないが、ほぼ道なりにまっすぐに進む。全部で4つの歩道橋を渡ることになるが、1つ目の歩道橋を渡ると、中層の団地内になる。

 

(2つ目の歩道橋を渡る。)

 

道なりに進むと、2つ目の歩道橋があり、これを渡ると両側に団地内の商店街があり、それを抜けると広場があります。

 

(3つ目の歩道橋を渡る。)

 

左斜め方向へ進むと、左手に交番と郵便局とみなと銀行がある。みなと銀行の横の3つ目の歩道橋に上がる。

(4つ目の歩道橋を渡る。)

 

(4つ目の歩道橋を渡り、そのまま正面の階段を上がる。)

 

(階段を上がったところに六甲全山縦走路の標柱がある。)

 

そして、道なりに進み、最後の4つ目の歩道橋に出る。最後の歩道橋の左下には、「高倉台5丁目」のバス停がある。最後の歩道橋を渡ると、栂尾山の山麓に突き当たる。そこには「横尾山・須磨アルプス 全山縦走路」という標柱があり、左へ曲がる。左下には車道を見ながら、右山でトラバースしていくと、右手に階段が現れ、「六甲全山縦走路」の看板がある。

 

(ここで、右折してコンクリートの階段を上がる。)

 

この階段はほぼまっすぐに栂尾山山頂へと伸びている。階段の途中には小段があり、休憩するのによい場所だ。あまりの急な階段の連続で、一気には上がれないのだ。

 

(階段の途中にある標柱)

 

また、階段の途中に「横尾山1.3km・須磨アルプス1.7km」「高倉台0.5km・鉢伏山3.5km」「六甲全山縦走路」「横尾道を経て横尾団地」という標柱と「六甲全山縦走路」という看板がある。

階段を上り詰めると、尾根道となり、「← 高倉山・鉢伏山 横尾山・須磨アルプス →」「全山縦走路」という看板が岩に打ち付けてある場所を通過し、11時15分に栂尾山山頂(274m)に飛び出した。

 

(案内板)

(栂尾山山頂にある道標)

(栂尾山山頂の展望台)

 

(栂尾山山頂の標柱)

 

栂尾山山頂には展望台がある。11時18分に出発し、横尾山へ向かう。いったん下ってから登り返すことになる。11時31分に横尾山山頂(312.0m)に出た。

 

(横尾山山頂)

(2等三角点「須磨」)

 

(2等三角点「須磨」)

 

ここには2等三角点「須磨」(312.0m)がある。11時35分に出発し、いよいよ須磨アルプスへと突入した。正面に東山と須磨アルプスの全容が見えてくる。

 

(須磨アルプス)

 

(馬の背)

 

(須磨アルプス)

 

11時45分に須磨アルプスの中心「馬の背」に出た。そして、11時51分に「ち1−15−33 六甲全山縦走路」の標柱を通過し、11時55分に東山山頂(253m)に着いた。

 

(東山山頂)

(東山山頂にある標柱)

 

ここからは、「妙法寺駅1.5km」「高取山3.0km」(六甲縦走路)の標柱に従って、道を間違えないように横尾団地方面へ下る。12時03分に下山を開始した。

 

(標柱)

 

(石柱)

 

12時13分に「横尾道 →横尾2丁目0.6km ←高倉台2.1km」という石柱を通過した。この先に横尾団地がある。

 

(ここで、左折する。)

 

(正面の「止まれ」のところで左折する。)

 

(上記の左折場所の案内板)

 

(案内図)

(正面の突き当りを右折する。)

 

(上記で右折すると、歩道橋と「横尾2丁目」バス停がある。)

 

(正面に17号棟がある。手前のフェンスに縦走路の案内板がある。)

 

六甲全山縦走路の看板はあるが、今日の予定はここまでなので、六甲全山縦走路に向かわず、地下鉄の妙法寺駅へ向かう。横尾団地に出て、左へ進むとT字路に突き当たるので、右へ曲がる。すると、「横尾2丁目」バス停があり、12時22分にこのバス停を通過し、先へ進むと、右側に「神戸市営横尾住宅」の17号棟がある。この手前のフェンスに縦走路の案内板がある。ここで六甲縦走路はさらに右へ曲がるが、妙法寺駅へは直進するのである。すると、左手に妙法寺駅が見えてくる。12時36分に妙法寺駅に着いた。新長田駅までの切符(230円)を購入し、12時44分発の電車に乗った。すぐに新長田駅に着いて、JR山陽線に乗り換え、さらに神戸駅で13時03分発の近江塩津行きの新快速に乗り換えた。さらに米原駅で15時00分発の大垣行に乗り換えて、大垣で乗り換えようとしたが、この電車がそのまま大垣駅発の新快速になるというので、そのまま車内で待ち、15時41分に大垣駅を出て、15時50分に西岐阜駅まで帰ってきたのであった。予定より3時間ほど早かった。