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白山(658.3m)3等三角点「便家」
春埜山(883.4m)2等三角点「春野山」
鳥居沢山(931.8m)4等三角点「鳥居沢」
平成28年11月27日(日)曇り
静岡県浜松市天竜区春野町
今日は、静岡県浜松市天竜区春野町の低山へ登りに行った。これらの山々は遠州森町(浜松市天竜区)と春野町(浜松市天竜区)の町境にあり、東海自然歩道になっている。ところが、登山口にたどり着くまでが大変だ。何せ、浜松市天竜区は、山間の谷間に集落が点在し、それらを結ぶ県道や市道が入り乱れており、道路地図を見てもなかなか判読が難しい。カーナビでセットするにも何を入力すればよいのか迷うところだ。
今日は天気予報では雨の予報であったので山へ行くつもりはなく、ゆっくりと寝ていた。ところが起きてみると雨は止んでいるではないか。それで、急きょ山へ行くことにして、準備を済ませて出発した。そんなわけで、出発はいつもよりはずっと遅くて、7時24分である。7時38分に関広見ICから東海環状自動車道に乗った。8時01分に土岐JCTを通過した。8時22分に豊田東JCTを通過して、新東名に乗った。8時58分に浜松SAに立ち寄ったが、トイレ休憩もせず、すぐの9時01分に出発した。9時13分に遠州森町SICから流出した。八形山へ登ったときと同じルートで、町民の森の前を通過し、県道58号線(袋井春野線)へ左折した。
(この先で天龍方面へ左折して、県道63号線を進む。)
(県道63号線から、県道389号線への右折地点です。)
県道58号線を北上し、県道58号線(春野方面)と県道63号線(天竜方面)が分岐する三叉路で、県道63号線(天竜方面)へ左折する。県道58号線を進んで、周智トンネルを抜けてから左折して、県道389号線へ乗り入れるルートもあるが、私は最初から県道389号線へ乗るルートを選んだ。そのため、県道63号線から中野地区でヘアピンカーブ右折して、県道389号線(大久保方面)へ進入する。
(県道389号線は、戦国夢街道となっているらしい。)
(県道389号線を忠実にたどる)
(上の写真のある春埜山への看板)
(ここは直進)
(春野町胡桃平方面へ)
(県道389号線を忠実に進む)
あとは、県道389号線を進めばよいのであるが、いろいろ支線が分岐しており、県道389号線(水窪森線)を見極めるのが難しかった。それでも何とか田能集落を抜けて、周智トンネルの上部を通り、船場地区の方面へ進む。そして、ようやく林道春埜山線の入り口を見つけた。
(ここで、春埜山林道へ右折する。)
(春埜山林道へ右折する。)
(右は、「舟場」という石柱もある。)
(春埜山への看板もある。)
(春埜山林道の看板です。)
林道へ入れば、あとは1本道である。10時08分に白山登山口に到着した。登山口は、中部電力の鉄塔巡視路「静岡幹線NO.37、NO.38」の案内板があるところである。
(白山の登山口)
(ブロック擁壁の林道支線が登山道)
(鉄塔巡視路の案内板)
(登山口は右手の支線林道です。)
(登山口の目印)
(上の写真の拡大)
(歌碑)
右手に上がって行く林道支線がある。この入り口には歌碑がある。歌碑には「賀びも いさぎよからむ 年月を君が励みし 林道は成る」と刻まれている。これらを確認すれば間違いない。11時15分に出発し、荒れた支線林道を上がって行く。林道はジグザグについているので、とにかく高みを目指して登っていく。
(白山山頂)
(3等三角点「点名:便家」)
(3等三角点「点名:便家」)
林道終点の小高い場所に三角点があった。10時25分に発見だ。これは3等三角点で点名は、「便家」である。なぜ、白山と呼ばれているかわからないが、地形図では鳥居のマークがあるので、かつては白山神社があったのであろう。樹林に囲まれて展望はないので、10時33分には下山した。林道を下って、10時38分に駐車地点に戻ってきた。
10時54分に車をスタートさせ、次の春埜山大光寺を目指した。11時15分に大光寺の鳥居があるところに着いたので、鳥居をくぐると、大駐車場があり、展望台、トイレ、東海自然歩道の看板があった。しかし、地形図をよく見ると、三角点はここではなく、電波塔の後ろにある。それで、先ほど通過してきた電波塔まで戻った。
(春埜山入口)
(春埜山への道標)
(電波塔の後ろの山が春埜山です。)
(登山口にも道標がある。)
すると、電波塔のところに東海自然歩道の道標があり、そこに「春埜山」という案内もあった。電波塔の前に駐車して、11時19分に出発した。春埜山の登り口にも「春埜山→」の案内板があった。両側に笹の茂る登山道を登ると、すぐに春埜山の山頂に出た。
(春埜山山頂)
(2等三角点「点名:春野山」)
(春埜山の三角点)
11時21分に山頂到着である。ここには、2等三角点「点名:春野山」がある。しかし、樹林に囲まれて展望はない。11時24分に下山し、11時25分に電波塔前の駐車地点に戻った。
11時26分に車をスタートさせ、最後の鳥居沢山へと向かった。鳥居沢山の登山口は、林道がY字路に分岐する真ん中の尾根にある。林道と林道の間に東海自然歩道があるのだ。付近には駐車スペース(空き地)がいくらでもあるので、適当に駐車する。11時30分に駐車を完了した。
(正面の尾根が登山道)
(鳥居沢山への道標)
早速準備をして、11時34分に出発した。荒れた林道を進むと、11時39分に登山口があった。
(登山口の道標)
(道標)
東海自然歩道の大きな案内看板と道標がある。ここから山道へ入るが、東海自然歩道としてよく整備されている。わが県も東海自然歩道が走っているが、メンテナンスがなされていないので荒れ放題である。とかく行政は作るだけ作ってあとは知らん顔ということが多いのであるが、こうしてメンテナンスがなされているのは実にありがたい。最近道路陥没のニュースが相次いだが、下水管の老朽化によるものがあるという。これらも定期的なメンテナンスがなされていないからであろう。そういえば、道路や橋梁の経年劣化も騒がれて久しくなった。
(道標)
それはともあれ、登山道を登っていくと、要所、要所には道標があり、安心して歩ける。
(春埜山奥之院)
(奥之院前にある看板)
(奥之院の先にある道標)
11時45分に春埜山奥之院に着いた。奥之院の前には、東海自然歩道の案内があった。さらに進行方向には、道標がある。ここからいったん下って登り返すことになるが、下った鞍部にも「東海自然歩道」の看板があった。
(鞍部にある看板)
11時48分にこの看板を通過し、急坂を登るとピークに出るが、ここにも道標がある。
(道標、左へ曲がる)
(主稜線の道標、右へ曲がる)
11時56分にこのピークで左へ曲がって尾根を進むと、11時59分に主稜線へ出る。ここでは、右へ曲がる。ここからも少し下って、登り返すことになる。
(鳥居沢山山頂)
(鳥居沢山山頂)
(鳥居沢山山頂)
(4等三角点「点名:鳥居沢」)
(4等三角点「鳥居沢))
12時02分に鳥居沢山山頂に出た。ここも樹林に囲まれて展望はない。ここには、東海自然歩道の道標があり、「鳥居沢山 932m」となっている。4等三角点があり、これは「点名:鳥居沢」である。ベンチもあるが、展望がないのでいまいちだ。さて、12時08分に下山した。下山は往路を戻る。12時13分に尾根を左へ曲がり、12時14分には右へ曲がって下る。12時18分に鞍部を通過し、12時20分に春埜山奥之院まで戻った。そして、急坂を下って、12時24分に林道へ下り立った。あとは、林道を歩き、12時26分に駐車地点へ戻った。
12時を過ぎたので、今日の山はこれで終了として、12時40分に車をスタートさせ帰路に就いた。帰路は往路をたどらず、春埜山を過ぎてから、分岐を右へ下って、春野町胡桃平地区へ向かった。そこから県道389号線を戻ったのであるが、周智トンネルの上部で、またまた分岐を間違えて、「小奈良安」方面へ下ってしまい、そのまま中山川に沿って下り、「島」地区を通過して、「和田之谷」地区で、国道362号へ出た。あとは、国道362号を南下して、道の駅「いっぷく処横川」を過ぎ、国道152号に出て、13時48分に浜松浜北ICから新東名高速に上がった。14時27分に豊田東JCTを通過し、14時51分に土岐JCTを通過した。ここで燃料残量警告灯が点灯したがそのまま走行し、15時15分に関広見ICから流出した。自宅近くで給油したが、33リットル入った。燃料タンクは40リットルなので、ということはまだ7リットル残っていることになる。そして、15時38分に帰宅したのであった。
高速代 4,810円
走行距離 373.3km
燃料代 3,834円
使用燃料 33.05g
平均燃費 11.3km/g
使用車 エブリー