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高天神山(132m)1等三角点「高天神山」(220.9m)
高根山(150.9m)1等三角点「坂部村」(150.5m)
矢倉山(311.0m)4等三角点「矢倉山」
平成28年11月06日(日)晴
静岡県掛川市上土方
静岡県牧之原市坂部
静岡県島田市伊太
今日は、遠州灘付近の低山へ登りに行った。日帰りなので、早朝出発し早期に帰着することを心がけた。
3時11分に自宅を出発し、3時24分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。3時46分に土岐JCTを通過し、4時12分に豊田東JCTから新東名高速道に乗った。4時15分に岡崎SAでトイレ休憩し、4時23分に出発した。4時50分に長篠設楽原PAで小休止して、5時08分に引佐JCTから新東名高速道と別れて、5時20分に三ヶ日JCTで東名高速道に移った。5時42分に三方原PAに着いたので、少し仮眠した。6時03分に出発し、6時20分に掛川ICから流出した。カーナビには上土方工業団地をセットしていた。上土方工業団地に着くと、高天神城跡の案内標識が現れた。
(高天神城跡の案内標識)
(案内標識)
この案内標識により迷うことなく高天神城跡(高天神社)の駐車場に着いた。6時38分に一番手前の駐車場に乗り入れたが、驚いたことに神社の鳥居までの間に、駐車場がたくさんある。全部合わせると100台以上は駐車できるだろう。トイレ棟もある。神社であるから祭礼とかのためであろうか。
(駐車場)
(トイレ棟)
6時54分に出発した。両側に駐車場がある車道を上がって行く。7時04分に鳥居のある場所に着いた。
(正面に鳥居が見える)
(案内図)
(案内図)
(搦手門跡)
(搦手門の説明)
ここは高天神城跡の搦手門にあたる。高天神城跡の案内図があるので、城跡全体を確認した。広い緩やかな階段を登っていく。
(山頂近くの尾根にある案内図)
そして、7時09分に城跡のある尾根にたどり着いた。まずは、左手の本丸址へ向かった。
(本丸址)
(本丸址の説明板)
7時12分に的場曲輪跡を通り、大河内政局石牢道入口も通過し、7時16分に本丸址の広場に出た。
(二の丸跡)
そして、7時18分に三の丸跡に出た。三の丸は御前曲輪跡ともいわれるらしい。また、元天神社もあった。ここから南の方面の展望が開けていた。ふと見るとなんと富士山が見えるではないか。しかし、カスミがかっており、はっきりしなくてデジカメでは確認できない。もう少し寒くなるとはっきりと見えるようになるだろう。
7時23分にここを出発し、7時25分に先ほど登ってきた尾根の鞍部に戻り、今度は反対側の高天神社の方へ向かった。石段を上がって、7時29分に高天神社に着いた。
(高天神社)
さらに神社の裏側へ回ると、7時31分に馬場平に出た。ここは展望台になっており、東屋がある。
(馬場平)
(甚五郎の抜け道)
(東屋)
ここからは、富士山が見えなかった。方角が悪いのか、あるいは、カスミがかかって見えなくなったのかはわからない。さて、7時33分にはここから引き返した。7時34分に高天神社を通過し、7時36分に尾根からの下り口に戻ってきた。往路を下って、7時39分に鳥居の場所に下り立った。地元の人たちが鳥居のそばの駐車場に集まっていた。そんな中、車道を下って、7時42分に駐車場に戻った。
しかし、国土地理院の地形図には、この高天神城跡には、「高天神山」、「高天神城跡」の表示はあるが、三角点はない。1等三角点「点名:高天神山」は、ここから西方1.2kmにあるのだ。高天神城跡へ来たなら、セットで1等三角点も登らねばなるまい。7時54分に車をスタートさせた。高天神城跡の北側の道を左へ曲がって西方へ走らせる。上土方工業団地の南の道だ。
(大型車進入禁止の看板)
(写真の奥へと直進する)
すぐに「この先150m大型車進入禁止」の看板がある。そのまままっすぐ大型車進入禁止の道路へ進入する。狭い道を上がって行くと、旧大東町と旧大須賀町の境にトンネルがある。トンネルを抜けて、少し(200mくらい)下っていくと、左側に林道が分岐している。
(林道の入り口に駐車)
(この林道を登っていく)
これが1等三角点へ行く林道である。8時03分に到着したので、この林道の入り口に駐車して、8時07分に林道を歩き始めた。この林道は一部未舗装の部分があるが、コンクリートやアスファルトで舗装されている。右へのヘアピンカーブを曲がり、今度は左へのペアピンカーブを曲がる。さらに右へのペアピンカーブを曲がって登っていくと、8時11分に尾根に出て、林道は終点となっている。
(林道の終点)
(戻るように尾根を進む)
ここでは左にUターンするように尾根に上がって、尾根を戻るように登っていく。尾根上には明瞭な踏み跡があり、赤いテープもある。8時20分にピークを越して、痩せ尾根を通る。さらに8時23分にもピークを越して、さらに先へ進むと、8時26分に高天神山の三角点(220.9m)に着いた。
(1等三角点「高天神山」)
(1等三角点「高天神山」)
(基線測点)
(基線測点)
樹林に囲まれて展望はない。「ほう厳寺山 220.6m」という山名板があった。また、「NO.43 基本 菱形基線測点 建設省国道地理院」がある。これもまことに珍しいものだ。私も三角点の散策を長年やっているが、初めてお目にかかった。8時35分には下山にかかった。8時38分と8時39分にピークを通過して、8時41分に林道の終点に下り立った。あとは、林道を歩いて、8時42分に左へのペアピンカーブを、8時44分に右へのペアピンカーブを、8時45分に左へのペアピンカーブをそれぞれ曲がって、8時48分に駐車地点に戻ってきた。
8時50分に車をスタートさせ、次の高根山へと走らせた。今度はカーナビに「牧之原市坂部」と入力して、登山口を探した。県道79号線で菊川市街を抜けて、東名高速道の北にある地蔵峠を通るつもりが、間違えて東名高速をくぐってしまい、南側の薬師トンネルを抜けた。
(正面の高架橋を左へ進む)
(案内板)
(案内板)
しかし、これが幸いし、そのまま進むと、左側に「高根山登山口」の看板が見つかった。それにしたがって、細い道に入り、東名高速道を渡り、茶畑の中の道を進んだ。曲がる場所には必ず「高根山登山口」の看板があり、迷わず登山口に着ける。
(ここでは左折する)
(この道へ左折する)
さすがに牧之原市とあって、広大な茶畑が広がり、その中の作業道である。駐車場はないので、急な作業道を尾根に上がった路肩に駐車した。9時50分に到着である。
(尾根に上がったところに駐車)
早速準備をして、9時56分に出発した。作業道をそのまま上がって行くと、尾根に出た。そこに「高根山登山口 1等三角点これより500m」という看板があった。
(尾根に上がる)
(この看板が見つかれば安心)
(登山道)
(登山道)
ここから尾根を忠実にたどる。尾根上には明瞭な踏み跡がある。多少のアップダウンはあるが、ほぼ平坦に近い尾根を西へ進んでいく。10時06分にすぐ左下に茶畑が見える場所に出た。さらに尾根を西へと進むと、10時09分に1等三角点のある白山神社に出た。
(三角点)
(1等三角点「坂部村」)
(点の記)
(1等三角点「坂部村」)
(立札)
(天測点)
(天測点)
「高根山 標高 150.9m 1等三角点」という看板がある。三角点の名前は、「坂部村」である。三角点は緯度・経度の基準になるものだが、ここにはさらに天測点でもある。
この天測点は、「静岡県に1か所しかない天測点とは、日本の三角点の経緯度は元東京天文台の原点を基準に、三角測量によって相対的に求めていたが、測量誤差が生じる。そこで、天文測量といい、恒星による要所要所で子午儀を使って天体観測から絶対位置を求めました。この位置を天測点といいます。1954年から1958年までに35道府県に48点が設置されました。」という説明板が点の記という立札に書いてある。
さて、そんな訳で私も初めてお目にかかった「天測点」なるものに満足して、10時14分には下山にかかった。10時18分に茶畑の美エル場所を通過し、10時23分に「高根山登山口 1等三角点これより500m」という看板の場所に出た。あとは、作業道を下って、10時25分に駐車地点に戻ってきた。
ここは、尾根上で展望もよいので、1人で昼食パーティをした。カップラーメンとコーヒーにパンである。そうして、体も休め、お腹も満足して、11時25分に車をスタートさせ、今度は、島田市の伊太にある矢倉山へ向かった。
矢倉山は新東名道の矢倉山トンネルの上にある山である。県道34号線と県道64号線を経由して、登山口を探したのであった。大井川の左岸沿いの県道64号線を北上し、新東名高速道の下で、右折して東へ進む。新東名高速道を数度くぐって、新東名高速道の北側を進むと、「環境プラザ」の白い建物が見えてくる。
(環境プラザの建物)
(矢倉山登山道入口看板、写真の右端に駐車場がある)
(駐車場所、正面が登山口です)
その環境プラザの手前に「矢倉山登山道入口」の看板がある。その看板の前に、未舗装の広い駐車場がある。きちんと止めれば10台以上は駐車できるだろう。環境プラザのフェンスに沿って舗装路を進入すると、すぐに行き止まりになりUターン広場がある。1台駐車するとUターンが難しくなるほど狭いが、12時10分にここに駐車した。そして、12時13分に出発した。駐車地点からさらにフェンスに沿って環境プラザを左に見て回り込むように進む。
(直登コース、一般ルートとの分岐)
すると、12時15分に「直登コース」と「一般ルート」との分岐に出た。直登コースは文字通りそのまま直進して尾根に向かって登るコースである。一般ルートは、「矢倉山へ 一般ルート」という看板があり、左へ曲がって、環境プラザのフェンス沿いにさらに進んでいくルートである。時間短縮のため、直登コースを選択した。12時18分に尾根に上がった。尾根で右へ曲がって登っていく。12時28分には登山道の脇に「石田山林 第18号」という立札がある場所に出た。
(所有者の看板か?)
ここから右山でトラバースしたり直登したりしながら、急坂を登っていく。12時45分に矢倉山山頂(311m)に飛び出した。
(矢倉山山頂)
(4等三角点「点名:矢倉山」)
ここには、4等三角点「点名:矢倉山」もあるが、樹林に囲まれて展望はない。「矢倉山 岩場展望台」という看板があるので、12時49分にそちらへ下ってみた。
(展望台への案内板)
(岩場展望台)
(展望台からの展望)
12時50分に岩場展望台に出た。眼下に新東名高速道が見え、遠州灘も広がっていた。しかし、富士山は確認できなかった。カスミの製なのか、そもそも見えないのかわからなかった。12時52分に岩場展望台から引き返し、12時53分に再び矢倉山の山頂へ戻った。下山は、一般ルートを選んだ。12時55分に岩場展望台からの道と合流したが、そこに「富士山展望台 50m」という案内板があり、そちらへ行って見たが、カスミのため富士山は見えなかった。12時56分にここから下山した。12時58分には分岐に出た。
(分岐の道標)
案内板によると、右は「住宅団地 東川根へ至る」、左は「
(四つ辻の道標)
(丁寧な道標)
(地図まである)
ここは四つ辻になっており、明快な案内板がある。左へ曲がって下ると、やがて、環境プラザのフェンスに出た。今度は右手に環境プラザを見ながら、フェンス沿いに左山で回り込む。すると、駐車した車が見えてきて、13時12分に往路の直登コースとの分岐に合流した。そして、13時12分に駐車地点に戻った。
帰りの渋滞が心配だったので、今日はこれまでとして、13時23分に出発し帰路についた。13時39分に島田金谷ICから新東名高速道に上がった。14時02分に浜松SAに着いたのでトイレ休憩をして、14時19分に出発した。15時00分に豊田東JCTを通過して間もなく、燃料残量警告灯が点灯した。このままでも、帰れると思ったが、予備の燃料もあることなので、せと赤津PAで15時18分から15時22分まで休憩して、給油をした。後は、15時33分に土岐JCTを通過し、15時56分に関広見ICから流出した。そして、途中で給油を済ませて16時30分に帰宅したのであった。
走行距離 442km
高速代 5、270円
燃料代 4,206円
使用燃料 35.64g
平均燃費 12.4km/g
使用車 エブリー