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高島トレイル(三国岳〜カベヨシ)

 


平成28年11月3日(木)晴
 
滋賀県高島市
 

高島トレイル

桑原(くわばら)(ばし)P30 H=400m)〜三国(さんごく)(だけ)P29 H=959.1m)〜岩谷(いわたに)(とうげ)P28 H=780m)〜カベヨシ(H=818m))

          平成28年11月03日(木)晴時々雨

滋賀県高島市

今日は、高島トレイルへ出かけた。天気が悪く、山へ行けないため、高島トレイルに出かけたのである。今日で高島トレイルも完歩となる予定で、最終コースを歩いた。

奇しくも前回と同じ、3時14分に自宅を出発した。しかし、今日は国道303号の八草トンネル経由なので、そのまま西へと向かった。4時28分に木之本町で国道8号に合流した。そして、4時36分から4時47分まで道の駅「あぢかまの里」にてトイレ休憩をとった。あとは、いつものとおり、国道303号、国道161号、国道303号、国道367号と乗り継いで、「能家」方面への案内標識に従って、県道783号線へ右折して入り、「能家」集落を通り抜け、百里ヶ岳への登山口も通過し、生杉集落の入り口を直進して、そのまま道なりに進む。すると、「中牧」、「古屋」集落を通過して、「桑原」集落に入ると、「桑原橋」バス停がある。

(桑原橋バス停)

(バスは1日に5本しかない)

バス停の前に桑原橋があるので、この橋を渡ると、「高島トレイル便所」があり、その前に高島トレイルの案内図がある。トイレのすぐ先に三国岳登山口への林道入り口がある。車は林道へ右折して入って、林道の路肩に駐車する。6時10分に駐車完了した。ちょうど明るくなってきたときなので、早速、朝食用のおにぎりを食べた。トイレは想像以上にきれいであった。

(登山口)

(高島トレイル終点の標柱)

(銘板)

(桑原橋は高島トレイルの終点ポイント「30」である)

さて、出発は、6時34分である。林道の右側に谷があるが、この谷を渡って、谷の左岸側へ出る。谷の左岸側に高島トレイルの標柱がある。

(谷の左岸に標柱がある)

シイタケ栽培の小屋とホダ木がある中を登っていく。高島トレイルの目印テープはそんなにないが、尾根を登っていくのだから間違えることはなかろう。途中で日の出があったが、樹林の中なのでうまくは見えなかった。

(日ノ出)

かれこれ1時間かかって、7時32分にお茶屋跡の鞍部に出た。三国岳と経ヶ岳との稜線の鞍部なのだが、お茶屋跡というのはどこなのか、どこにお茶屋があったのか、わからなかった。

(お茶屋跡の鞍部)

(お茶屋跡の道標)

(三国岳方面)

(桑原橋方面)

(経ヶ岳方面)

「三国岳 1.9km」「経ヶ岳 1.2km」「桑原橋 2.5km」という道標がある。三国岳方面は、踏み跡がしっかりあるが、経ヶ岳方面は踏み跡が薄いと感じた。7時36分に三国岳へ向かって出発した。結構アップダウンがあるが、道標の類は全くなく、高島トレイルのテープもなかった。尾根歩きだから間違えようがないということか。痩せ尾根はよいが、885m峰あたりの広い尾根となると目印のテープがほしいところだ。さて、8時10分に三国岳への分岐となるピークに出た。

(三国岳への分岐)

(道標)

(道標)

三国岳山頂は高島トレイルから少しだけ(100mくらいか?)離れているので、ここから左方向へ下って登り返すことになる。8時16分に三国岳山頂(959.1m)に着いた。

(三国岳山頂)

(高島トレイル「P29」銘板)

(2等三角点「久多村一」)

高島トレイルの「ポイント29」という標柱と、2等三角点「点名:久多村一」もある。周囲の樹林が生育してきたが、そこそこの展望はある。

今日は歩行距離が長いので、ゆっくりもしていられず、8時23分には下山した。ひとまず、高島トレイルまで戻る。8時25分に高島トレイルに戻り、ここから岩谷峠に向けて出発した。

(桑原への分岐)

(分岐の道標)

少し下った8時28分に「桑原」「三国岳」「岩谷峠」という道標がある場所に出た。こんなところに桑原への分岐があるが、地形図には何も表示がない。無視して岩谷峠を目指す。8時37分に「三国岳」「岩谷峠」という道標のある場所に着いた。

(高島トレイルの道標)

941m峰の東あたりであろうか。ここから細い尾根の危険な岩場の下りとなる。慎重に下っていくと、8時55分に岩谷峠に下り立った。

(岩谷峠)

(「P28」銘板)

ここには高島トレイルの「ポイント28」という標柱がある。帰りはここから古屋集落へ下山することになる。下山路はあるのかと探ってみると、作業道があり、地面には「至 古屋」という看板が落ちていた。「研究林」の朽ちた標柱もあった。下山路を確認して、次なるカベヨシを目指して、急坂を登って行った。9時20分にピークへ出ると、「地蔵峠 3.3km」「岩谷峠 0.6km」という道標があった。

(道標)

(上の道標の拡大)

手前に大きな倒木があり、気付かずに通過してしまうかも知れない。高島トレイルは、ここで右方向へ曲がる。そのための道標であろうか。9時35分には大きな木が2つある場所を通過した。

(大きな木1)

(大きな木2)

9時44分には「岩谷峠」「地蔵峠」という道標がある場所に出て、ここでも右へ曲がる。西にハート形の尾根がある780m峰の付近であろうか。

(道標)

(上の道標の拡大)

そして、9時48分にカベヨシに出た。ここには高島トレイルのポイント標柱はないが、818m峰である。樹林の間から、北側に800m峰が確認できれば間違いない。

(カベヨシ)

(カベヨシ)

(カベヨシにある道標)

ここには、「岩谷峠」「地蔵峠」という道標があり、高島トレイルは、ここで90度左へ曲がって下っていくことになる。前回(10月22日)に地蔵峠から登って、ここまで来たと思ったが、前回に引き返した場所とは全く違う。つまり、前回は地蔵峠からカベヨシへ向かって歩いたのであるが、このカベヨシよりもすっと手前で引き返しているのだ。そのため、今日は前回に引き返した場所までさらに歩かねばならない。高島トレイルを完歩するには、歩いていない部分(ルート)を残してはいけないからだ。そんな訳で、さらに先(地蔵峠方面)へと進んだ。

(岩谷峠1.9kmの道標)

(上の道標の拡大)

9時55分に「岩谷峠 1.9km」「地蔵峠 2.0km」という道標のあるピークへ出た。この付近が地蔵峠と岩谷峠の中間点であろうか。ここで右へ曲がって進むと、9時58分に、すぐまた、「地蔵峠」「岩谷峠」という道標があり、ここで今度は左へ曲がる。

(左へ曲がる道標)

(上の道標の拡大)

アップダウンの尾根を進むと、10時10分には「岩谷峠」という道標があり、ここでは右方向へ曲がる。

(右へ曲がる場所の道標)

もうそろそろ前回に引き返した場所に出てもよさそうだがと、思いながら下って登ると、10時18分に前回引き消したピークに出た。見覚えのあるピークだ。地形図と合わせてみると、820m峰と思われる。地蔵峠からは700mか800mほどの場所だ。ここで、高島トレイルが全線(84.4km)つながったことになる。満足して、昼食用のおにぎりをほおばった。

(820m峰付近)

(820m峰付近)

ここから地蔵峠へ下ってもよいが、高島市のコミュニティバスも時刻も調べていないし、その先の交通手段が困るので、予定通り、岩谷峠まで引き返して、そこから古屋へ下山することにした。10時30分に引き返した。10時」34分に「岩谷峠」の道標を通過し、10時45分には「地蔵峠」「岩谷峠」の道標で、右へ曲がって、10時47分に「岩谷峠 1.9km」「地蔵峠 2.0km」の道標を通過し、10時55分にカベヨシまで戻ってきた。ここで、90度右へ曲がり、10時58分に「岩谷峠」「地蔵峠」の道標のある場所で左へ曲がって下る。さらに11時18分に「地蔵峠 3.3km」「岩谷峠 0.6km」の道標の場所に戻った。ここでは左へ曲がって下る。そして、11時32分ようやく岩谷峠に下り立った。

(岩谷峠にある古屋への)案内板)

ここから高島トレイルを外れて、作業道を古屋へ下ることにした。作業道といっても高島トレイルより明瞭の踏み跡があり、安心した。尾根を忠実に下れば間違いはないが、11時48分に「Ωの木」と言われる木がある場所に着いて下山路が正しいことを確信した。

(Ωの木)

ジグザグの作業道を下り、11時56分に谷身に下り立った。ここに古ぼけた道標があった。

(谷身へ下り立った)

(道標)

「至 三国岳」「至 古屋」「三国岳登山道」と書いてある。ここから谷身を下るが、踏み跡は不明瞭である。右岸へ渡ったり、左岸へ戻ったりしながら、谷筋を下ると、12時05分に谷が合流している場所に出た。

(谷の合流点)

(谷の合流点の標識)

ここまでは林道が来ているようだ。また、三国岳登山道の標柱があった。あとは、林道を下っていくと、12時b12分に林道の合流点に出た。

(林道の合流点)

(合流点付近の水道施設)

(林道合流点の道標)

そこには水道施設がある。また、「岩谷峠・三国岳」「古屋登山口」という道標がある。ここまでくれば、安心だ。この付近で雨が降り出してきたので、傘をさして林道を歩いた。12時38分に林道のゲートに出た。

(林道ゲート)

(高島トレイルの標柱)

(銘板)

(三国岳登山道の標柱)

「三国岳登山道」という標柱や高島トレイルの「三国岳登山口」という標柱もある。ここは、「古屋」集落であり、ここからは、一般車道を歩く。1日に5本しかない高島市のコミュニティバスの時刻があったが、小銭を車に忘れてきたので、雨も上がってきたし、時間も予定より早かったので、ひたすら歩いた。13時11分に「桑原」集落の駐車地点に戻ってきた。

13時25分に車をスタートさせ、14時00分に国道367号へ出て、14時07分に国道303号へ出て、14時53分には木之本町を通過した。途中で、給油を済ませ、16時30分に帰宅したのであった。

 

 

走行距離    286.1km

燃料代      2,420円

使用燃料     20.51g

平均燃費   13.9km/g

使用車        エブリー