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天空の遊歩道と小島城跡

 


平成28年10月1日(土)曇り
 
岐阜県揖斐郡揖斐川町
 

天空の遊歩道と小島城跡

              平成28年10月1日(土)曇り

岐阜県揖斐川町春日六合

今日は、ワンゲル例会の「天空の遊歩道」と「小島城跡」を散策した。

ワンゲルの10月例会の実行委員を務めることになったのである。そのために下見も行った。最近は、インターネットで話題のスポットが紹介されて、爆発的に広がることがある。県内では、関市板取の「モネの池」とか揖斐川町の「天空の遊歩道」である。その一つである天空の遊歩道を例会場所に選んだ。揖斐川町の春日六合の上ヶ(かみがれ)流集落である。天空の地で生活している同じような場所は、日本のチロルとして有名になった長野県飯田市の「下栗の里」がある。ここ上ヶ流では、茶を栽培しているため、「天空の茶畑」とも言われている。また、マチュピチュをもじってカスピュチュとも言われている。

揖斐総合庁舎での集合時刻は、7時59分であった。6時45分に自宅を出発して、7時38分に揖斐総合庁舎に着いた。実行委員が遅れるわけにはいかない。参加者は7名の予定であったが、そのうち2名はそれぞれの都合で欠席となり、5名の参加者であった。集合時刻より早くに全員がそろったので、8時より前に出発することができた。県道32号線(春日揖斐川線)を西進し、内藤商店から右折して、上ヶ流への道に入って坂道を登り、8時14分に天空の遊歩道の駐車場に到着した。駐車場までは案内板がしっかりあり、遊歩道の入り口にもにぎやかな看板がある。簡易トイレとお茶の販売所がある。時刻が早いためか、駐車場には1台の車も止まっていなかった。

 

(駐車場)

(遊歩道の入り口)

 

(いざ!出発)

(土岐頼康公居宅跡)

(石碑)

(写真の中央右寄りに湯歩道の看板がある)

 

(入り口はこんな感じ)

 

(烏帽子岩への分岐)

心配していた雨は、降っていなかったが、ガスが立ち込めていた。このガスがお茶の栽培に適しているのだという。8時17分に出発した。茶畑の中のコンクリート舗装の道を上がって行くと、小島城主、土岐頼康居宅跡という石碑がある。後から小島城跡も見学する予定であるが、城主はここに居宅を構えていたということだ。さて、その石碑の少し先に天空の遊歩道の入り口がある。ほぼ水平につけられた遊歩道を進んでいくと、8時27分に丸太のベンチが設置された休憩適地に出た。遊歩道はここまでは広い道であるが、ここからは、登山道のような山道に変わる。木製の階段が作ってあるので、登りやすい。5分も登ると、「絶景ポイントB地点」という看板があり、さらに2分も登ると、「絶景ポイントA地点」という看板がある。どちらにも丸太のベンチが設けられ、切り開いてあるので、天空の茶畑がよく見える。8時35分にA地点に着いたが、今日はガスがかかり、天空の茶畑は見えなかった。時間も早いので、ガスが切れるまで待つことにした。もりもり村の営業時間は10時00分からであったので、早くに下山しても入浴できないためだ。幸い、ガスは晴れたり、また、ガスったりの繰り返しで、約40分の間にそうした切れ間から天空の茶畑を何度か眺めることができた。

(まだまだ、ガスの中)

(なかなか晴れない)

(徐々に晴れて・・・)

 

(まだまだ)

(これが精いっぱい)

(写真の右上が駐車場です)

(天空の茶畑)

 

B地点)

(天空の茶畑)

(望遠で駐車場と撮ってみました)

(こちらはA地点です)

 

(天空の茶畑)

(ガスです)

(茶畑)

ガスが完全に晴れるには、もっと時間がかかるだろうと、9時18分には下山することにした。9時20分にはB地点を通り、9時24分には休憩適地に下り立った。そして、茶畑へ戻り、ここで、記念写真を撮った。9時35分に駐車場へ戻ったら、地元の人が売店から「よく来てくださった。お茶が入ったので飲んでいって!無農薬のお茶だから按針です。」と声をかけてきた。お茶をごちそうになったが、それに応えるためにお茶を購入した。しかし、お茶の袋がテーブル上に置いてあるだけで、1袋1,000円とも何も書いてない。販売しているのかさえわからない。商売気がないなあ。と参加者の声が・・・

(小島城跡)

(観世音大菩薩)

9時45分にはここを出発して、小島城跡へ向かった。9時51分に東山公園(小島城跡)の大駐車場に着いた。大駐車場には車は1台もなく、自由に駐車できる。まだ、長くつははいたままであったので、駐車してすぐに出発した。こちらの遊歩道は、はじめはコンクリート舗装されている。こちらは、緩やかな傾斜があるが、歩くのにそんなに辛いわけでもない。9時54分に休憩舎を通過し、9時56分に小島城跡の石柱がある場所に着いた。小島城跡の沿革が書かれた説明板もある。トイレと観世音大菩薩、六地蔵、霊水の汲み場、不動明王などがある。

さて、もうもりもり村も開店しただろうと、10時05分には引き返しにかかった。10時09分には駐車場に戻った。ここで、長くつを脱いで、もりもり村へと向かった。

10時20分にもりもり村へ着いたので、早速入浴した。料金は410円であった。まだ昼には早かったので、11時26分にもりもり村を出発し、11時43分に揖斐総合庁舎に到着した。天気予報では午前中は雨の予報であったが、雨に降られることなく、無事に帰着できたことに感謝して解散とした。