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西天狗岳(2,646.0m)200名山
2等三角点「点名:東岳」
東天狗岳(2,646m)
平成28年9月25日(日)晴
長野県茅野市
今回は、日曜日しか空いていなかったので、長野県の200名山である北八ヶ岳の天狗岳へ登りました。とにかく日帰りなので、体調を万全にするため、前日は午前中は仕事であったので、午後から自宅でゆっくりと休養した。
家内が、おにぎりを作ってくれるはずであったが、起きたら??で、どこにもおにぎりはない。止むを得ず、コンビニで買うことにして、0時34分に出発した。どうせ買うなら県内でと通り道にあるコンビニでおにぎりを買った。そして、1時00分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。1時22分に土岐JCTを通過し、1時40分に恵那峡SAも通過した。2時30分に駒ヶ岳SAに着いたので、トイレ休憩をとり、2時39分に出発した。このままでは早く着きすぎると考え、最後のSAとなる諏訪湖SAで仮眠することにした。3時09分から5時21分まで仮眠した。こうした時にまったく1BOX車は重宝する。寝袋を出し、平らな荷室で熟睡できる。さて、そんなわけで、5時21分に諏訪湖SAを出発し、5時28分には諏訪ICから流出した。ところがこの先で道迷いに陥った。カーナビには「唐沢鉱泉」と入力したのであるが、とうでもない場所を案内し、「目的地付近です。」とのたまう。いつもはカーナビを信用しない私がこの日に限って全面使用していたのはどうしたわけか?自分でもわからない。現在地が判断できず、迷った時の鉄則で現在地が確認できる場所まで戻った。そして、カーナビの案内もOFFにして、地図を頼りに唐沢鉱泉を目指したのであった。何のことはない。国道152号(299号と重複)から右折する場所さえ間違えなければあとは1本道である。入り口には「尖石石器時代遺跡」の案内標識があるので参考にするとよい。そして、尖石石器時代遺跡を過ぎたら、今度は三井の森を目指し、さらにフォレストCC三井の森を目指す。さらに奥へと進むと、舗装はなくなり、2分岐のY字路に出る。右は夏沢鉱泉(八ヶ岳登山口)、左は唐沢鉱泉(天狗岳登山口)である。あとは、砂利道の1本道で終点が唐沢鉱泉である。唐沢鉱泉の手前に「天狗岳登山者用駐車場」がある。バイオトイレもある。唐沢鉱泉は日帰り入浴も可能である。(¥700)駐車場には、6時30分に到着した。ほぼ満杯であったが、2〜3台分のスペースが空いており、駐車することができた。後から来たランクルは路上駐車をしていた。実際路上駐車も多く、それなりに路肩も広くなっている。さすがに八ヶ岳といえば、人気の山域なのである。特に関東方面からの入山者が多いのであろう。この駐車場に来るまでも別荘地がたくさんあり、多くの別荘の前に車が駐車していた。別荘に遊びにきているということだ。
(駐車場とトイレ)
(上部の駐車場)
(登山口の案内板)
(登山道の略図)
さて、準備をして、6時42分にスタートした。まずは、唐沢鉱泉の前の道標を見ると、直進は「黒百合平、天狗岳」、右手は「西天狗」の案内があるので、右手へ進み、すぐ先にあるしゃくなげ橋を渡る。ここには、「西尾根登山口 しゃくなげ橋」という案内がある。
(唐沢鉱泉)
(唐沢鉱泉前の分岐)
(すぐ上の写真の拡大)
(しゃくなげ橋を渡る)
(すぐ上の写真の拡大)
橋を渡ると、沢状のところを登り、やがて、ジグザグの登山道となる。数人の登山者を追い越し、またこのころは体力があり、軽快に登っていく。そして、7時26分に西尾根に上がった。
(西尾根に上がったところ)
1人の登山者が休憩していた。ここには、左は天狗岳、右は枯尾の峰、手前は唐沢鉱泉という道標がある。当然に左へ尾根を登って行く。いままでより、ここからの方が急登のような気がする。我慢して黙々と登っていくしかない。尾根で展望が利くかと思いきや、樹林のためまったく展望はないのだ。8時05分にその樹林が開けた場所に出たので、ここが第1展望台かと思ったが、標識もなく、どうも違うようだった。さらに登って進むと、8時08分に第1展望台(標高2,416mか?)に着いた。
(第1展望台)
数人の登山者が休憩していた。ガスは少しだけ晴れて、下界が覗いていた。また、トレランスタイルで下山してきた登山者がいたので、どこから来たのか?と聞くと、黒百合ヒュッテから来たのだという。相当早い!!びっくりである。また、天狗岳の山頂ではガスっており真っ白だった、ここの方がまだましだともいっていた。8時11分には私も出発した。ほんの少しだけ下って、また登りが続くが、傾斜はすこしは緩やかになる。8時34分には第2展望台(標高2510mか?)に出た。
(第2展望台)
第2展望台はピークから少しだけ下ったところにある。また、「西天狗岳←第2展望台→唐沢鉱泉」という道標もあった。ここでは完全にガスに覆われ真っ白であった。まあ、先を急ぐしかなかろうと、8時35分には出発した。ここからはいったん下ってから登り返すのであるが、その登り返しは岩場の急登であり、このコースで一番の頑張りところであった。なんとか、急登の岩場をクリアすると、待望の西天狗岳山頂(2,646m)である。
(西天狗岳山頂)
(西天狗岳の2等三角点「東岳」)
ここには、2等三角点「点名:東岳」もある。多くの登山者が休憩していたが、ガスが晴れるのを待っているようだった。それが丁度よい具合にガスが晴れてきたので、みんなが歓声を上げ、記念写真を撮りまくっていた。私もその仲間になったが、そんなにゆっくりともしてはいられないので、9時28分には東天狗岳に向かって出発した。ガスが晴れたので目の前の東天狗岳が見えるが、ここからはガレ場を下って、登り返すことになる。東天狗岳でくつろぐ登山者が見える。9時45分に東天狗岳山頂(2,646m)に出た。
(東天狗岳山頂)
(東天狗岳山頂)
(東天狗岳から天狗の奥庭を見る)
こちらは、三角点もないので、標高はわからないが等高線からすると、西天狗岳と同じであろうと考えられる。こちらの山頂は岩場であり、西天狗岳ほど広くない。縦走路のピークといった感じである。多くの登山者でごった返していたので、9時50分には下山にかかった。それにしても八ヶ岳の人気にはびっくりさせられる。山ガールが圧倒的に多い。衣装もカラフルだ。天狗の奥庭が見えるが、登ってくる者、下山していく者、カラフルな登山者が多くいる。私のそんな中に入る。さて、尾根を下って、東天狗岳分岐の道標がある場所に着いた。
(天狗の鼻にて)
たぶん天狗の鼻とも呼ばれている場所であろう。左は「すりばち池、黒百合平」、直進は「中山峠、黒百合平」、手前は「東天狗岳山頂」という道標のとおり、中山峠方面と天狗の奥庭方面との分岐点になっている。とにかく、予定より時間が遅れていたので、計画では中山峠を経由するコースであったが、近道の意味もあり、天狗の奥庭方面へ下ることにした。ガレ場や岩場の歩きにくいコースであるが、慎重に歩を運び、10時22分には「天狗の奥庭上」という看板の場所に下り立った。「東天狗岳←→すりばち池、黒百合平」という道標がある。10時23分にここを出発した。そして、10時34分に「天狗の奥庭」の看板がある場所に着いた。
(天狗の奥庭にて)
ここにも「すりばち池、黒百合平←→東天狗岳」という道標がある。この付近は平坦地のようであるが、岩場であり、歩きにくくて仕方がない。すりばち池の左側(西側)をぐるりと回り込んで、10時46分にすりばち池の北側の高みに出た。
(すりばち池)
すりばち池を見下ろすことができる。ここからは、岩場の急斜面を黒百合ヒュッテに向かって一気に下っていく。10時54分に黒百合ヒュッテに下り立った。
(黒百合ヒュッテ)
ここで、おにぎりを食べて、昼食休憩とした。多くの登山者が休憩している。さて、計画より遅れていた時間は、ここにきてようやく30分ほど早くなっていた。多少は安心し、11時05分には最後の下山にかかった。黒百合ヒュッテから沢筋を下山し、途中で、渋の湯方面と唐沢鉱泉方面とに分岐するのだ。この下山道は滑りやすい岩場の道である。ところどころは、金網の橋や、木製の橋が架かっているが、全般的には沢沿いに下る道である。岩が滑るので歩きにくい。多くの登山者が登ってきていたが、滑って転んだりしていた。そんな中、11時38分に渋の湯と唐沢鉱泉との分岐点に下り立った。
(唐沢鉱泉分岐)
(唐沢鉱泉分岐)
直進は「渋の湯入り口」、左は「唐沢鉱泉」、手前は「黒百合平」という道標がある。唐沢鉱泉方面より、渋の湯方面へ下る登山者が多いような気がする。登山道も渋の湯方面の方が立派に見える。先行者も渋の湯方面へ下って行った。それをしり目に私は、唐沢鉱泉方面へ下ったのであるが、しかし、ここからが思ったより長かった。行けども行けども唐沢鉱泉に着かない。ようやく、12時21分に橋を渡って「唐沢」に着いた。
(唐沢にて)
(すぐ上の写真から振り返ったところ)
広場に道標があり、ここは唐沢、左は「唐沢鉱泉」、右は「ナメ滝」、手前は「黒百合平、天狗岳、中山峠」という道標がある。ここからは、車道のような広い道を下っていく。
(唐沢鉱泉の温泉溜まり)
途中に唐沢鉱泉の池(温泉溜まり?)があった。池のそばは暖かい気がしたが、池に手を入れてみると冷たかった。しかし、色合いは神秘的であった。その後、唐沢鉱泉の前を通り、12時30分に駐車場に戻ってきた。予定より1時間早かった。
12時42分に車をスタートさせ、帰路に就いた。帰りは早く、13時20分には諏訪ICから中央道に上がることができた。また、帰路はノンストップで、14時35分に恵那ICを通過し、14時51分に土岐JCTを通過し、15時16分に関広見ICから流出した。そして、給油を済ませ、15時45分に帰宅することができた。早速にビールを飲んで無事の帰宅を祝福した。
(データ)
高速代 5,820円
ガソリン代 3,550円
走行距離 415.6km
使用燃料 41.32g
燃費 32.1km/g
車両 エブリー