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横手山(1,307m)
300名山

 


平成28年9月4日(日)
 
長野県山ノ内町
 

横手山(1,307m)300名山

 2等三角点「点名:横手山」(1,305.0m)

   

    笠ヶ岳(2,075.9m)300名山

     2等三角点「点名:笠ヶ岳」(2,075.9m)

    

    斑尾山(1,381.5m)300名山

     1等三角点「点名:斑尾山」(1,381.5m)

 

平成28年9月4日(日)霧雨のち快晴

長野県山ノ内町志賀高原

長野県信濃町斑尾高原

 

今回は、300名山の横手山、笠ヶ岳、斑尾山へ登りに行った。1泊で行きたかったのであるが、土曜日は所要ができたので、日曜日だけの日帰りとなった。横手山、笠ヶ岳は、300名山とは言いながら比較的簡単に登れる山である。そのため、どこかの山とくっつけて1泊2日で登りたかった。当初の計画では、岩菅山とセットにして1泊のつもりであったのだが、土曜日に用事ができたことと、台風12号のおかげで、天気がよろしくない。それで、岩菅山の代わりにより簡単に登れる斑尾山を選んだのである。

1時48分に自宅を出発した。2時03分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。2時27分に土岐JCTで中央自動車道に移った。2時35分に屏風山PAを通過し、3時35分に駒ヶ岳SAに着いた。ここで少々仮眠して、3時50分に出発した。4時23分にはみどり湖PAに着き、ここでも4時43分まで仮眠した。1人での運転は交代できないので、どうしても疲れ、仮眠しないと運転できない。日帰りは辛いものがある。さて、そうこうして、5時40分になんとか信州中野ICから流出することができた。カーナビには、「渋峠」と入力していた。国道292号で渋峠を目指す。以前に渋峠の手前の熊の湯温泉へ家族で訪れたことがあり、その時の記憶がよみがえってきた。あの時は、冬の季節であり、熊の湯温泉から東へは通行止めであった。今日は、夕方5時から翌朝まで渋峠は閉鎖しているとの案内があった。深夜は渋峠を越えて、草津温泉方面へ行けないということだ。暴走族が走るからであろうか。路面にスリップ痕が残っている場所があった。また、オートバイの通行量が多い。さて、渋峠に近づくにつれて、霧が発生してきて、霧雨が降り出してきた。天気予報で予想していたことではある。6時24分に51号カーブの内側の駐車帯に着いた。国道292号はカーブが多く、そのカーブに番号がつけてあるのだ。信州側から登っていくと、渋峠に向かって番号が増えていく。その51号カーブは、大きく右へカーブしているのであるが、カーブの内側(右側)に駐車できる広場がある。除雪した雪の置き場所であろうか。

さて、早速登山準備をしたが、霧雨であったので、雨具は着けなかった。6時25分に出発した。国道292号を横断し、51号カーブの看板のところから、ゲレンデ内へ入る。ゲレンデ内の林間コースのような整備された広い道(?)を登っていく。リフトの下をくぐり、6時33分に「横手山、渋峠」という看板のある場所に出た。

 

(ゲレンデ内の看板)

 

(ゲレンデ内の看板)

 

(振り返って移した看板)

 

ここで、林間コースを右へ曲がって登っていく。ゲレンデ内を登っていくのであるが、するとゲレンデから登山道への入り口に出るのであるが、現在は通行止めであり、ゲレンデ内を通行するようにという看板があった。

(正面が登山道の入り口であるが、現在は通行止め)

 

霧雨が降っていたので、広いゲレンデ内のコースの方が濡れなくてよかった。ゲレンデ内を登って行き、6時56分に「雲上の宿 横手山頂ヒュッテ」の後ろに出た。

 

(山頂ヒュッテ)

 

(山頂ヒュッテの前)

 

さて、山頂はどこだ?と見回したが、ガスが立ち込め、目の前の電波塔でさえ、ぼんやりとしていた。看板はあるが、その内容が理解できない。「横手山→」の示す方向が横手山山頂とは全く逆の方向なのだ。

 

(案内図)

 

(横手山の案内板であるが・・・方向が反対である)

 

(この建物の背後に幸せの鐘がある)

 

(幸せの鐘)

 

付近をうろうろして、「クランペットカフェ」の裏手にある「幸せの鐘」を見つけて、まずはここで記念写真を撮った。ちょうど7時00分である。その後、山頂を探しに電波塔の方へ歩いて行った。素直に舗装路を歩けばよいものを少しでも近回りをしようと草の中を歩いたのがいけなかった。後から、気付いたのであるが、横手山頂ヒュッテの前の舗装路に、「三角点→」とか「横手山頂→」の路面表示があったのである。

 

(路面表示)

(路面表示)

 

(路面表示)

 

往路ではそれに気づかず、電波塔を右手に見て、小高い方へ歩いて行った。すると、リフトの乗り場付近に「横手山神社・渋峠」という看板と、「リフト乗り場←→神社・三角点」という看板を見つけた。

 

(リフト乗り場横の看板)

(正しい案内板)

 

(これも正しい案内板です。)

 

(歩数はとにかく方角は正しい。)

 

(方角が誤っている。)

(正しい道標)

 

(正しい道標)

 

後は、看板類がしっかりしていた。正しく、横手山山頂や三角点の方向を表示していたのである。しかし、1つだけ理解できない道標もあった。「横手山山頂←→横手神社 渋峠」「横手山山頂←→渋峠」という道標である。々考えても横手山山頂の⇒が示す方向は真逆なのである。さて、そんな思いをしながら、7時06分にようやく横手山山頂にたどり着いた。

 

(横手山山頂)

(横手山2等三角点)

(山頂の標柱)

 

(電波塔の前にある看板です。)

 

2等三角点「横手山」もある。天気が良ければ富士山も見えるらしいが、今日はガスで真っ白で何も見えない。7時11分には下山した。7時17分に横手山頂ヒュッテを通り、ゲレンデ内を下って、7時27分には横手山の看板のところで、左へ曲がって、7時32分に駐車地点へ戻ってきた。もっと簡単に登れると思っていたが、思っていたより余計に時間がかかった。

「笠ヶ岳」

 

さて、計画よりも遅れていたので、7時43分には車をスタートさせ、次に登る笠ヶ岳の登山口である、笠岳峠へと向かった。いったん国道292号を熊の湯温泉の方へ下って、熊の湯を過ぎたあたりで、県道66号線へと左折して、高山村方面、山田牧場方面へ進む。カーナビには山田温泉と入力したら、正しく笠岳峠まで案内してくれた。しかし、この県道66号線は狭隘のクネクネ道なので慎重に運転した。対向車は1台のみすれ違った。

 

(登山口)

 

(笠岳峠の茶屋)

 

8時02分に登山口に着いた。笠岳峠は高山村と山ノ内町の境になっている。笠岳峠茶屋がある。8時02分に「笠岳登山口」の看板のところから登山を開始した。木製階段の多い急登の登山道だ。上部は岩場になっている。山頂直下では反対側へ回り込んで、山頂へ飛び出す。山頂も大きな岩場の上だ。

 

(笠ヶ岳山頂)

(笠ヶ岳2等三角点)

 

(山頂にある小祠)

 

(もう1つの小祠)

 

8時24分に笠ヶ岳山頂(2,075.7m)に出た。2等三角点「点名:笠ヶ岳」がある。また、小さな祠が2つあった。ガスのため展望はないので、8時33分には下山した。下山途中でわずかにガスが晴れて、下界が見えたが、すぐにガスってしまった。8時47分に駐車地点へ下山した。

 

「斑尾山」

 

8時58分に出発し、次に登る斑尾山のある斑尾高原へ向かった。今度は、カーナビに「斑尾高原観光協会」を入力した。この時点でも計画より遅れていた。そして、国道292号、国道117号、県道97号線と経由して、斑尾高原に到着し、根源内の看板で登山口となる「チロル前」の駐車場を確認して、斑尾高原街を走り、10時12分に「チロル前」の駐車場に着いた。このころには、雨は止んで、きれいな青空をのぞかせる快晴となっていた。雨が止んだのはありがたかったが、その分暑くなってきた。

 

(チロル前の登山口)

 

(案内図)

 

(チロル)

 

10時18分にチロル前を出発した。スキー場のゲレンデを登っていくのであるが、日差しを遮るものがなく、汗が吹き出し、滴り落ちる。

 

(1.9kmの道標)

 

(道標)

 

10時20分に「かえでの木トレイル 斑尾山 1.9km」「斑尾街 0.8km」「ハイジ経由 斑尾街(ペット可)1.9km」という道標のところを通過した。ゲレンデの端を登り、10時29分には「斑尾街(ペット可)1.2km」「斑尾山(ペット不可)1.6km」「ふるさとの森(ペット可)0.6km」「ハイジ経由 斑尾街(ペット可)2.2km」という道標の場所に出た。

 

(山頂まで1.6km地点の道標)

(山頂まで1.6km地点の道標)

 

(登山道の看板)

 

ペット可となっているだけあってここまでは比較的よい登山道であるが、この上は、登山道にススキが茂り、登山道が見にくくなっている。さらにゲレンデ内を直登し、10時52分には「斑尾山頂 約40分」という看板の場所に出た。

 

(山頂まで約40分の看板)

 

ここからは、ジグザグに登山道がつけられ、登りやすくなるが、疲れも出てきてスピードは鈍ってくる。そして、11時12分に「斑尾山頂 0.7km」「斑尾街 2km」という標柱のある場所に着いた。

 

(山頂まで0.7km地点の道標)

 

ここからは、ゲレンデを抜けて、樹林帯に入り、日差しが避けられるのでありがたい。しばらく休憩して、11時19分に出発した。11時25分にはリフトの降り場を通過した。

 

(山頂まで0.5km地点の道標)

 

11時27分にピークに出た。仮山頂と言われているピークであろう。「斑尾山頂 0.5km」「斑尾街 2.3km」「万坂峠 2.4km」という道標には、「カ」の文字が書かれている。ここで、万坂峠からの登山道が合流している。ここからは、いったん下って、登り返すことになる。

 

(斑尾山頂)

(1等三角点「斑尾山」)

 

11時38分に斑尾山頂(1,382m)に飛び出した。1等三角点「斑尾山」もある。また、「大池 3.1km」「万坂峠 2.8km」「斑尾街 2.7km」「荒瀬原 4.0km」「野尻湖 3.6km」という道標がある。また、この先大明神岳まで0.3km進むと、野尻湖の大展望が広がっているらしいが、時間と体力と相談して、大明神岳はパスすることにした。11時44分に下山にかかった。11時52分に「斑尾山頂0.5km」のピークまで戻り、11時54分にはリフトの降り場を通過し、11時58分に「斑尾山頂0.7km」地点まで戻ってきた。ここから強い日差しの中を下り、12時07分に「斑尾山頂 約40分」地点を通過し、12時20分には「斑尾山頂1.6km」地点を通過して、ここからゲレンデ内をまっすぐに下り、12時27分に駐車地点に下り立った。大明神岳をカットしたおかげで、予定より1時間早くてよかった。

12時41分に車をスタートさせた。13時08分に豊田飯山ICから上信越自動車道に上がった。13時46分から13時50分まで築北PAで休憩し、14時08分から14時10分まで梓川SAで給油をして、14時29分に岡谷JCTで中央自動車道に移った。そして、14時56分から14時58分まで駒ヶ岳SAで休憩し、15時59分に土岐JCTで東海環状自動車道に移った。五斗蒔PAで16時01分から16時03分まで休憩し、16時26分に関広見ICから流出した。途中で給油して、16時56分に帰宅したのであった。

 

 

 (データ)

高速代     7,910円

ガソリン代   4,989円

走行距離   707.7km

使用燃料    43.74g

燃費    16.2km/g

車両       エブリー