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鉢盛山(2,447m)300名山

 


平成28年8月6日(土)
 
長野県朝日村
 

鉢盛山(2,447m)300名山

1等三角点「点名:鉢盛山」(2,447m)

   

   4等三角点「点名:東沢」(2,169.4m)

    確認できず

   

平成28年8月6日(土)晴れ

長野県朝日村

 

 今回は、300名山である鉢盛山へ登りに行った。この山は朝日村が管理する鉢盛山林道を通行すれば、登山口まで容易にたどり着ける。登山口にある駐車場は14台分しかないため、1日当たり、それ以上の車は入れない。そのため、事前に朝日村に問い合わせて通行許可をもらう必要がある。詳しくは「朝日村」で検索して、朝日村のホームページを見てほしい。通行許可書の取得方法、林道ゲートの鍵の受け渡し方法など、詳しく掲載されている。簡単に説明すると、@朝日村役場へ電話、Eメールで、登山日、住所、氏名、連絡先、人数、車台数を書いて申し込みする。A当日、朝日村役場でゲートの鍵を受け取る。B林道ゲートは、鍵を使って開閉し、下山した後はゲートの鍵を役場へ返却する。という手順である。

 さて、そんな準備が整ったので、早速出かけたのである。前夜は残業があり、睡眠時間は3時間であったが、深夜0時30分に自宅を出発した。0時51分には関広見ICから東海環状自動車道に上がった。そして、1時13分に土岐JCTで中央自動車道に移った。2時26分に駒ケ岳SAでトイレ休憩をして、2時44分に出発した。小黒川PAでは2時56分から2時59分まで休憩し、3時17分に岡谷JCTを通過した。案外早く進行し、3時22分にみどり湖PAに着いた。最後の休憩地点である。時刻が早かったので、ここで、1時間30分ほど仮眠した。ここで、朝食をとり、明るくなった5時01分に出発した。5時04分に塩尻ICから流出し、国道20号から国道19号へ入り、県道を通って、5時23分に朝日村役場に到着した。

朝日村役場は、もちろん執務時間外なので閉まっているが、正面玄関の自動ドアーは24時間オープンで、玄関を入ったすぐ左側に赤い郵便受けBOXがあり、その中に自分の名前と登山日、鍵の番号が書かれた封筒がある。それを受け取り、中を確認すると、ゲートの鍵と登山案内書、「鉢盛山登山道整備協力金のお願い」という文書が入っている。

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(朝日村役場)

 

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(役場正面)

 

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(役場の入り口)

 

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(赤い箱にゲートの鍵がある)

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(鍵の封筒)

 

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(封筒の中に鍵が入っている)

 

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(入山ゲート許可書)

 

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(協力金のお願い)

こうして鍵を受け取り、5時25分に役場を出発した。

 

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(右折して林道へ)

 

5時47分にゲートを通過する。

 

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(林道ゲート)

 

ゲートの先は未舗装の林道であり、運転に神経を使う。

 

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(右手に登山口)

 

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(駐車場)

6時15分に登山口の駐車場に着いた。多摩ナンバーの先客が1台止まっていた。声をかけると、昨日道の駅で車中泊したのだそうだ。私はさっさと準備をして、6時18分に出発した。

 

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(登山口)

 

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(登山道概略図)

 

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(ここから出発)

 

駐車場から50mほど戻ったところが登山口である。「鉢盛山岳沢登山口 頂上まで3.6km 3時間」という標柱がある。6時19分に登山口から登山道に入る。笹が刈り払ってあり、登山道が整備されていることを実感する。

 

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(看板)

 

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(看板)

 

初めは樹林帯の中を登っていくと、8時30分には「鉢盛山山頂 3.2km 170分」「登山口 0.5km 12分」という看板がある場所を通過する。真新しい看板が設置されている。村堺尾根へ上がるまでは直登の急登なのである。6時41分には右手の展望が開けている場所に出る。これ以後は順次展望が開けるようになる。6時56分に「鉢盛山山頂 2.7km 150分」「登山口 1.0km 25分」という看板のある場所に出た。展望が徐々に開けてくるのでありがたい。7時17分に「鉢盛山山頂 2.3km 115分」「登山口 1.4km 35分」という看板を通過した。

 

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(村堺尾根の看板)

 

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(下り口の看板)

 

そして、7時22分にようやく村堺尾根に飛び出した。「鉢盛山山頂 2.2km 110分」「登山口 1.5km 40分」という看板がある。ここは展望が開けている。そのため太陽が照り付け暑い。今日は高温注意報が出ているのだ。標高は2000mを超えているが暑いのは暑い。汗が流れ出てくる。ここには4等三角点「点名:東沢」があるはずなのであるが、探すのは下山時にして、7時25分には尾根の縦走に入った。地形図を見ればわかるが、朝日村側は急峻な斜面で、波田町側はなだらかな斜面となっている。尾根歩きは、小さなアップダウンを繰り返しながらすこしずつ高度を上げていく感じである。 

 

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(旧登山道口)

 

7時35分に「鉢盛山登山道入り口 2.0km 60分 ゆっくり下ってね」「アキエド平 ハト峰へ 7km 約4時間」「鉢盛山山頂 1.6km 約60分 ガンバッテ」という看板がある場所に出た。ここが旧登山道口と思われる。

 

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(鉢盛坂新道)

 

さらに先へ進むと、7時44分には「鉢盛坂新道」に出た。ここには、「鉢盛山山頂へ 1.3km 約50分」「岳沢登山口へ 2.3km 約70分」という看板がある。ここまではアップダウンはあるもののほぼ平坦な登山道であったが、ここから坂道になるということだ。疲れた体にムチ打ってジグザグに坂道を登っていく。

 

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(権現の庭)

 

そして、8時14分には「権現の庭」という看板のある平地に飛び出した。途中に槍見尾根があるようだが、樹林が茂り、「槍ヶ岳」が見えるような場所はなかった。8時16分に権現の庭を出発し、権現坂といわれる坂を少し登ると、8時18分に朝日村村営鉢盛山避難小屋に出た。

 

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(鉢盛山荘)

 

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(鉢盛山荘の看板)

 

「朝日村 鉢盛山避難小屋(鉢盛山荘)」「鉢盛山山頂へ 0.1km 5分」「岳沢登山口へ 3.5km 85分」という看板がある。8時20分に出発し、鉢盛山山頂へ最後の登りにかかる。

 

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(鉢盛山山頂)

 

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(三角点)

 

8時25分に鉢盛山山頂(2,447m)に飛び出した。方位盤と3つの小社がある。山頂は展望があまりよろしくない。この先に反射板があり、そこからは大展望が広がっているらしい。8時31分に出発した。

 

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(反射板)

 

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(北アルプス)

 

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(乗鞍)

 

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(御嶽)

 

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(穂高連峰)

 

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(乗鞍岳)

 

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(御嶽山)

 

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(北アルプス)

 

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(焼岳)

 

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(槍ヶ岳・穂高連峰)

 

8時31分に反射板に出た。思ったより近い。北アルプス、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳、乗鞍、御嶽などがきれいに見えた。反射板の金網の中へ入るとさらによく見えるらしいがそこまですることもなかろう。8時39分には引き返し、8時40分に鉢盛山山頂に戻った。山頂には登山口に先着していた単独者が登ってきていた。その単独者が反射板へ向かったので、私は、8時42分に下山にかかった。8時45分に避難小屋を通過し、8時47分に権現の庭に下り立った。さらに、9時00分に鉢盛坂新道を通過し、9時06分に旧登山道口を通過し、9時15分に村堺尾根からの下り口に着いた。ここに三角点があるはずなので、探したが見つからなかった。笹原の中をかき分ける気にはなれず、あきらめて、9時19分にはここから下山した。9時21分に登山口まで1.4km地点を通過し、9時30分には、登山口まで1.0km地点を通過した。そして、9時34分に展望が開けている場所を通り、9時42分に登山口まで0.5km地点を通過して、9時50分に登山口に下り立った。林道を少し歩いて、9時51分に駐車場へ戻った。

 ここで、非常食で食事をして、コーヒーを沸かして飲み、ゆっくり休んだ。その間にも登山者の車が上がって来た。全部で7台であった。少ないとみるか、多いとみるか、そんなことを考えながら、下山は1番乗りで、10時37分に車をスタートさせた。11時11分に林道ゲートを抜け、11時20分にゲートの鍵を役場へ返却した。返却箱がわからなかったので、協力金の箱へ協力金500円とともに投入した。あとで役場へメールでもしておこう。

 さて、帰路は高速代の節約のため、国道19号を走り、13時26分に中津川ICから中央自動車道へ上がった。13時49分に土岐JCTを通過して、14時17分に関広見ICから流出した。給油を済ませ、14時45分に帰宅したのであった。

 

 

 

 

 

 (データ)

高速代    4,290円

ガソリン代  3,303円

走行距離  421.5km

使用燃料   30.03g

燃費   14.0km/g

車両       エブリー