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荒船山(1,422.5m)200名山

 


平成28年7月16日(土)
 
長野県佐久市
 

妙義山(1,104.0m)200名山

2等三角点「点名:相馬ヶ岳」

 

   荒船山(1,422.5m)200名山

      2等三角点「点名:荒船山」

 

 

平成28年7月16日(土)曇り時々雨

群馬県妙義町

長野県佐久市

 

 今回は、200名山を2つ日帰りで登るという計画である。事前の計画では、日帰りで2山登ってその日は近くの宿に泊まって翌日は移動日としていた。しかし、天気予報も悪く、翌日は休日ということもあり、帰宅は深夜になっても日帰りという計画に変更したのであった。

 

 深夜0時02分に自宅を出発した。0時22分に同行者宅へ寄り、荷物を積み込み0時27分に出発した。0時38分には美濃加茂ICから東海環状自動車道に上がった。0時49分に土岐JCTを通過し、中央自動車道に移り、13時38分に座光寺PAに立ち寄りトイレ休憩を済ませて、運転者も交代した。今日は曇りの天気予報であったが、途中ではすごい雨も降っていた。この先どうなるかと心配しながら、2時31分にみどり湖PAで再び運転者を交代し、3時09分に姥捨SAで仮眠休憩をした。雨は降ったりやんだりであったが、とにかく登山口までは行こうと心に決めていた。同行者はどうするのかと心配そうであったが、いざとなったら山(たとえば)、榛名山のような簡単な山に)を変更するからと安心させた。30分ほど仮眠した後、3時46分に姥捨SAを出発した。3時54分に更埴JCTから関越自動車道に移り、4時45分に松井田妙義ICから流出した。そして、案外早く、4時55分に道の駅「みょうぎ」の駐車場に到着した。登山者用の駐車場は少し離れた場所にあったが、車は数台しか止まっていなかったので、ここに駐車した。

 

雨は霧雨が降っていたので、屋根のある道の駅の施設内で雨具を着るなど登山準備をした。そして、5時18分に出発した。県道を横断し、妙義神社の鳥居をくぐって、妙義神社の参道を上がっていく。

 

01 妙義神社の石段.jpg

(妙義神社の石段)

 

01−2 妙義神社.jpg

(妙義神社の本殿)

 

妙義神社の本殿から左手に進むと、中間道の登山口がある。看板が数枚あるので、すぐに目に付く。ここから、登山道に入る。

 

01−2 妙義神社の左手の登山口.jpg

(妙義神社の左手に登山口)

 

02 中間道の入り口.jpg

(道標)

 

03 中間道入り口の道標.jpg

(斜め右へ上がる)

 

04 中間道入り口の妙義山登山マップ.jpg

(地図を頭に入れて出発しよう)

 

5時44分に「大の字」分岐に着いた。「中之岳神社 4.2km、中村バス停 8.8km」、「妙義神社 0.6km」「妙義温泉 1.1km」という道標がある。

 

05 大の字との分岐の道標.jpg

(大の字への分岐)

 

右手へ登って行くと大の字に行くようだ。我々はそのまま直進して中間道を進んでいく。すると、すぐに「第一見晴らし」の分岐に出た。この天気では展望を期待できず、そのまま中間道を進む。

 

06 大黒の滝.jpg

(写真では暗くて見えない滝)

 

5時51分には右手に「大黒の滝」が現れた。これもそのまま通過して、6時03分に「第二見晴らし」の分岐に出た。

 

07 第二見晴らし.jpg

(第二見晴らし)

 

ここには、「中之岳神社 3.4km、中村バス停 8.0km」「妙義神社 1.4km、妙義温泉 1.9km」という道標があったが、そのまま通過した。

 

08 道標.jpg

(道標)

 

そして、6時08分に鎖場を通過し、6時12分に「中之岳神社 3.2km、中村バス停 7.0km」「妙義神社 1.6km、妙義温泉 2.1km」という道標を通過した。すると、すぐに「タルワキ沢」の分岐に着いたのであった。

 

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(タルワキ沢の分岐)

 

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(タルワキ沢の入り口)

 

ここから、中間道を右折して、タルワキ沢沿いに直登することになる。タルワキ沢の入り口には「上級コース」の看板がある。あれ?ここは初級コースではないの?と思いながらも、そのまま直登する。今日は、雨が降っているので岩が滑りやすく慎重に登っていく。6時51分に鎖場を通過し、6時59分に2つ目の鎖場を0通過した。そして、悪銭苦闘の末、7時16分にやっとタルワキ沢のコル登り着いた。

 

11 タルワキ沢のコル.jpg

(タルワキ沢のコル)

 

ここから左手に尾根を進み、7時35分に待望の妙義山の最高峰、相馬岳(1104.0m)に飛び出した。

 

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(相馬岳)

 

14 2等三角点「点名:相馬ヶ岳」.jpg

(2等三角点「点名:相馬ヶ岳」)

 

ガスっており、展望は全くないが、それでも登頂の喜びはひとしおであった。ここには2等三角点「点名:相馬ヶ岳」もある。

 次の山もあるので、少々の休憩だけで、7時49分には下山した。8時00分にはタルワキ沢のコルまで下山した。体力と天気の様子とも相談し、天狗岳はパスしてそのままタルワキ沢を下山した。8時10分に上部の鎖場を、8時14分に下部の鎖場を、それぞれ通過して、8時34分に中間道に下り立った。ここまで下ればまずは一安心で、関東ふれあいの道と名付けられた中間道を下っていく。8時38分に鎖場を通過し、8時42分に第二見晴らしを、8時52分に大黒の滝を、8時58分に第一見晴らしを、それぞれ通過して、9時05分に名井儀神社の横の登山口に出たのであった。妙義神社の境内をゆっくりと下って、9時b16分に道の駅「みょうぎ」の駐車場に戻ってきた。

 

 いったん雨具を脱いで登山装備を解いたが、中までびっしょりであった。しかし、次の荒船山が控えていたのでそのまま車をスタートさせた。

 

 

 9時40分にスタートして、荒船山の登山口となる、内山峠へ向かって車を走らせた。県道191号線から県道51号線へ出て、さらに国道254号経由で内山峠へたどり着くはずであったが、国道254号から右折する地点を1本早すぎてしまい、随分と細いくねくねの林道を走った挙句、何とか内山峠の登山口に着いた。しかし、・・・登山口の駐車場に1台の車が駐車しており、中に人も乗っていた。「おかしいな」と思いながら車を降りて登山口を見に行くと、駐車していた車から人が下りてきて、「内山峠から艫岩への登山コースは「通行止め」になっているという。たしかに登山口には立入禁止のテープとともに通行止めの張り紙があった。そこで、どうするか思案したが即決で「荒船不動尊」からの登山に切り替えて、荒船不動尊へ向かった。荒船不動尊への入り口がわかりにくかったが、なんとか、荒船不動尊の駐車場にたどり着いた。10時50分に荒船不動尊登山口の駐車場に着いたら、すでに5台ほど駐車していた。200名山なのだから当然だと思いながら、早速登山の準備をした

 

11時00分に出発した。計画書どおりの時刻であったが、内山峠よりもこちらの方が短時間で登れるはずだと心強かった。11時03分に荒船不動尊に着いた。

 

01 荒船不動尊.jpg

(道標)

 

01−2 荒船不動尊.jpg

(荒船不動尊)

 

ここから幅広の登山道が伸びている。11時09分に沢筋に出ると、ここで沢を渡る。渡った対岸に登山口の大きな看板があった。

 

02 登山口.jpg

(沢を渡った登山口)

 

沢の右岸沿いに緩やかに登っていく。そして、沢筋から離れて星尾峠への登りにかかったころ、11時33分に営林署の境界見出し票「NO.9」と「荒船山国有林 標高1220m」という看板のある場所に出た。

 

03 星尾峠にある案内板.jpg

(星尾峠の看板)

 

04 星尾峠の標柱.jpg

(標柱)

 

05 星尾峠.jpg

(星尾峠、写真の左手へ登る)

 

ここからひと登りで11時37分に星尾峠に出たのであった。ここは長野県と群馬県の県境でもある。「兜岩 1.9km」「田口峠 3.7km」「荒船山山頂(トモ岩)に至る 2.0km」「荒船神社 国道254号 1.3km」という道標がある。また、大きな登山道の案内看板と「星尾峠」という標柱もあった。ここから左へ折れて、山腹を左山でトラバースしていくが、ぬかるんで大変であった。そして、トラバースから尾根への登りに差し掛かったところで分岐があり、「荒船山」「星尾峠」「黒滝山不動寺 9.4km」という道標があった。

 

06 黒滝山不動寺への分岐.jpg

(黒滝山不動寺への分岐)

 

11時44分、ここから尾根への急登になる。そして、11時56分に尾根上に飛び出した。「トモ岩展望台 1.6km」「行塚山」「星尾峠」という道標がある。

 

07 山頂台地の分岐.jpg

(山頂台地に出る)

 

ここはすでに「荒船山」の山頂台地の一角なのである。荒船山はその異様な山容から大きな船(軍艦)にたとえられ、行塚山(経塚山)が船首に、艫岩展望台が船尾にたとえれている。その船首と船尾をつなぐ甲板にたとえられるのが、ほとんど平坦な山頂の台地なのだ。ここから、右手へ曲がってまずは山頂の経塚山を目指した。12時07分に行塚山(経塚山)山頂(1,422.5m)に飛び出した。樹木に遮られ展望はなさそうである。2等三角点「点名:荒船山」と小社がある。また、炬火台もあった。群馬国体の炬火を採火した場所のようだ。

 

08 荒船山(行塚山)山頂.jpg

(荒船山(行塚山、経塚山)山頂)

10 2等三角点「点名:荒船山」.jpg

(2等三角点「点名:荒船山」)

 

12時12分に下山した。12時17分に星尾峠への下山口に下り立ち、ここから艫岩まで往復することにした。

 

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(石碑の入り口)

 

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(石碑の説明板)

 

12時30分に石碑の案内がある分岐を通過し、12時37分に沢を渡る。この沢は「山頂に湧き出る不思議な水」ということらしい。なんの変哲もないが、山頂にあることが不思議なのか。これを通過し、12時40分に「経塚(行塚)山」「星尾峠、荒船不動尊に至る」「行塚山分岐まで 1.2km」「とも岩絶壁 0.2km」「相沢・三ツ瀬 相沢登山口まで 2.6km」という道標がある場所に出た。

 

15 相沢登山口分岐.jpg

(相沢登山口への分岐)

 

そして、12時43分に避難小屋を通過すると、12時44分に艫岩展望台に出たのであった。

 

16 艫岩の休憩舎.jpg

(休憩舎)

 

17 艫岩の休憩舎.jpg

(休憩舎)

 

18 内山峠への分岐.jpg

(内山峠への分岐)

 

19 艫岩.jpg

(艫岩展望台)

20 艫岩展望台の標柱.jpg

(艫岩展望台の標柱)

 

絶壁があるのであるが、ガスっており真っ白で何も見えない。展望もないし、絶壁の恐怖感もない。展望台の広場で休憩し、行動食を食べた。

 

12時59分に下山を開始した。13時02分に相沢登山口への分岐点を過ぎ、13時04分に沢を渡り、13時09分に石碑への入り口を通過して、13時24分に星尾峠への下り口に着いた。あとは、下るのみである。13時30分に黒滝山不動寺への分岐を通過し、13時34分に星尾峠まで下ってきた。13時38分に標高1220mの看板を過ぎて、13時53分に登山口に下り立った。そして、13時57分に荒船不動尊を通過し、

13時59分に駐車場に戻ってきた。

 

 14時13分に車をスタートさせ、14時48分に佐久ICから上信越自動車道に上がった。14時57分に東部湯の丸SAに入り、土産を購入し15時07分まで休憩した。ここで、運転も交代し、15時28分に更埴JCTを通過し、15時57分に梓川SAで再び運転を交代し、17時46分に土岐JCTを通過して、17時55分に美濃加茂ICから流出した。給油を済ませて、18時57分に帰宅したのであった。

 

 (データ)

高速代    9,860円

ガソリン代  7,323円

走行距離    700km

使用燃料    53.2g

燃費   13.2km/g