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3等三角点「点名:大門山」
赤摩木古山(1,501m)
奥医王山(939.1m)300名山
1等三角点「点名:医王山」
白禿山(896m)
平成28年6月18日(土)晴れ
富山県南砺市ブナオ峠
富山県福光町夕霧峠
今日は、300名山を登るため富山県に出かけた。せっかくなので、近くにある2つの山を登ることにした。大門山と医王山である。もう1つ、近くにある200名山の金剛堂山へも登りたかったが、さすがに1日に3山は無理である。1泊してのぼることも考えたが、翌日の日曜日は予定があったので、日帰りとしていたため、金剛堂山は後日に行くことにした。
午前3時19分に自宅を出発した。3時35分に関広見ICから東海環状自動車道に上がった。3時37分には美濃関JCTで東海北陸自動車道に移った。その後はひたすら北上を続ける。4時16分にひるがの高原SAを通過し、4時34分には飛騨清見JCTを通過して、飛騨トンネルを抜け、4時55分に飛騨白川PAに着いた。ここで、しばしの仮眠休憩をとる。朝食のおにぎりを食べ、5時15分に出発した。5時26分に五箇山ICから流出した。国道156号を少し岐阜方面へ戻り、庄川にかかる橋を渡ると、すぐにブナオ峠への案内標識があり、ここで、県道54号線(福光上平線、通称:塩硝街道)へと右折する。この県道54号線は、ブナオ峠までは通行できるが、その先は通行止めとなっている。ブナオ峠まででも開通してくれたのは、ありがたいことである。登山者への配慮ではなくても、実にありがたい。そして、5時51分にブナオ峠に到着した。
(ブナオ峠)
(ブナオ峠)
(登山道案内図)
(登山口)
登山口前の駐車場にはまだ1台の車もなかった。両側に駐車広場があり、車は合わせて10台以上駐車できるであろう。登山準備をしていると、1台車が上がってきたが、5時57分に登山口を出発した。登山口には「大門山 2.7km」という標識がある。ブナ林の中の登山道は気持ちがよい。6時31分には正面に大門山が見える場所に出た。樹林の間からちらっと見える程度である。この登山道は登り一辺倒なので、気分的にうれしい。アップダウンがあると、累積標高差が多くなるので気分的にも辛い。
(稜線うえの分岐)
(分岐の道標)
(分岐の道標)
(分岐にはベンチがある)
7時07分に大門山と赤摩木古山との分岐点に出た。ベンチも設置してあり、休憩場所にはうってつけである。分岐の道標は、「赤摩木古山 0.9km」「大門山 0.4km」「ブナオ峠 2.3km」となっている。この時点では赤摩木古山へも行こうと決めていなかったので、大門山を目指して、7時10分に出発した。ここからは、少しだけであるが、いったん下りがある。そして、登りに転じ、7時16分にピークを超える。そして、さらに急坂を登り、平坦地になると、山頂は近い。
(大門山山頂)
(大門山山頂)
(大門山三角点)
7時23分にようやく大門山山頂(1,571.7m)に飛び出した。ここには、3等三角点「点名:大門山」がある。周囲の雑木が伸びて、展望はあまりよくない。それでも白山、笈ヶ岳、大笠山はくっきりと見えた。
(白山、笈ヶ岳、大笠山)
(白山、笈ヶ岳、大笠山)
(山頂の銘盤)
7時32分には下山にかかった。7時39分に赤摩木古山との分岐まで下りてきた。ここで、赤摩木古山へ行こうか行くまいか、迷ったが、結局、赤摩木古山へも往復することにして、7時43分に出発した。後からブナオ峠に上がってきた登山者がまだ登ってこなかったのも、赤摩木古山へ行く気にさせた。こちらは、大門山より急坂がない。その分距離はあると思うが、下りがあるのが気に食わない。当然帰りには登りとなる。
(赤摩木古山山頂)
(山頂銘盤)
(白山、笈ヶ岳、大笠山)
(大笠山)
(白山、笈ヶ岳)
(赤摩木古山から見た大門山)
そんなことを考えながら、8時03分に赤摩木古山山頂(1,501.0m)に飛び出した。こちらの方が、大門山より展望がよい。しかし、三角点はない。
8時11分には下山した。そして、8時30分に大門山との分岐点に戻ってきた。ここからは下りオンリーだ。この下りの途中で、多くの登山者とすれ違うこととなる。さすがに、300名山だけのことはある。そして、ブナオ峠まで道路を開通させる意味がある。最初に出会ったのは、すぐ後にブナオ峠に着いた、2人パーティーであった。あまりにザックが大きいので、「泊ですか?」と聞くと、「そうだ。」というので、さらに「縦走ですか?」と聞くと、「そのつもりだ。」という。どうも大笠山まで縦走するらしい。うらやましい限りだ。それで、ペースが遅いのもうなずける。この後、多くの登山者とすれ違ったが、すべて、日帰りの装いであった。9時10分に登山口に下り立った。
9時24分に車をスタートさせ、クネクネの峠道を下って、9時44分に五箇山ICから東海北陸自動車道に上がった。そして、1区間だけ走り、9時57分に福光ICで流出した。イオックスアローザスキー場を目指して、国道304号、県道289号線、県道291号線を経て、糸谷川の上流のイオックスアローザスキー場の入り口に着いたのはよかったが・・・「ガァーン!!」夕霧峠への道は通行止めとなっているではないか。服道ICから最短コースをとってせっかくここまで上がってきたのに、あと少しのところで、通行止めとは・・・しかし、どうにもならず、Uターンして戻り、県道27号線(金沢井波線)へ出た。そして、医王トンネルを抜けて、すぐの「医王山登山口」の看板のある場所で左折した。これが、百万石道路だと思われる。入り口付近は幅員も狭く、この道で大丈夫かと不安になるが、そのうち案内標識が現れ安心する。あとは、1本道で、森林総合センター(国見ヒュッテ)を通り、10時50分に夕霧峠に着いた。夕霧峠には案内看板や休憩舎がある。休憩舎の両側に駐車広場があるので、先客に続いて駐車した。ここは、「白禿平ヒュッテ」というらしい。
(白禿平ヒュッテ)
さすがに医王山だけのことはある。医王山県立自然公園として整備されており、休憩舎や駐車場、トイレも完備している。家族連れなど、1日ゆっくりと散策するのに最適であろう。
さて、私はそんなにのんびりもしていられないので、10時58分に白禿平ヒュッテの駐車場を出発した。舗装された道路を下ると、夕霧峠の三叉路である。左手にはイオックスアローザスキー場のリフトがある。左方面は通行止めのゲートがある。通行止めでなければ、ここへ上がってくることになっただろう。この三叉路に奥医王山への登山口がある。
(奥医王山登山口)
11時00分にここから擬木の階段を登り始める。11時06分に「見返りの大杉」という場所に出た。
(見返りの大杉)
(見返りの大杉)
(浄土坂)
ここまで階段の連続で、階段が288段あるらしく、「浄土坂288段、がんばったね。」という看板がある。ここからは、階段もなく歩きやすい。
(龍神池)
(龍神池)
11時09分に「龍神池」という標柱のある場所に着いた。登山道の左下に池がある。池の見学は下山時にして、さらに登っていくと、11時12分にベンチのある休憩広場に出た。
(道標)
「奥医王山 10分」「夕霧峠 20分」という道標がある。そして、11時19分に奥医王山山頂(939.1m)に飛び出した。
(奥医王山山頂)
(展望台)
(三角点)
ここには、1等三角点「点名:医王山」もある。また、「夕霧峠 30分」「横谷峠登山口 100分」「菱池小原栃尾集落跡 100分」という道標がある。多くの登山者が休憩していた。周囲は樹林に囲まれて展望はないが、展望台が設置されているので、それに登れば大展望が広がっているはずであるが、今日は、カスミがかかり遠くは何も見えなかった。
11時26分には下山した。もう1山、白禿山にも登るつもりであったからだ。11時32分にベンチのある休憩広場を通過し、11時34分に龍神池に着いたので、龍神池を見に行ったが、なんの変哲もない池である。遊歩道なとは整備されていないので、池を覗いただけで、11時35分には出発した。11時37分に「見返りの大杉」を通過し、11時41分に登山口に下り立った。そして、車道を歩き、11時42分に白禿平ヒュッテの駐車場に戻ってきた。
すぐに車をスタートさせ、百万石道路から菱池広谷線へ入り、500〜600mほど下ると、白禿山登山口の標柱がある。
(白禿山登山口)
(駐車場所)
標柱だけで案内板は取れてしまっていたが、案内板は標柱の根元に置いてあった。登山口の近くには駐車場はないので、路肩の広くなったところに駐車した。11時48分に出発した。ここから尾根上の道までは急登である。
(尾根上の登山道)
12時01分に尾根上の登山道に出た。「白禿山 5分」「夕霧峠 30分」「林道 菱池広谷線 10分」という道標がある。ここで、左へ曲がって白禿山を目指すと、道標どおり5分で、12時06分に白禿山山頂に飛び出した。
(白禿山山頂)
(山頂の案内図)
(展望台)
3人の登山者が休憩していた。ここには三角点はないが、奥医王山と同じような展望台と小さな社、ベンチがあった。石川県の人はこの白禿山を医王山と呼んでいるらしいので、この白禿山へも登ってきたのである。
12時15分には下山した。12時18分に尾根からの下降点に着き、急坂を下って、12時24分に登山口に下り立った。これで、本日の計画はすべて終わった。あとは、帰るのみである。12時34分に車をスタートさせ、往路をたどり、13時09分に福光ICから東海北陸自動車道に上がった。13時30分から13時35分まで飛騨白川PAで休憩した。さらに松の木峠PAでも14時03分から14時09分まで休憩したが、睡魔が襲ってきたので、古城山PAでも15時00分から15時05分まで休憩し、15時12分に関広見ICから流出した。途中で給油して、帰宅は15時40分であった。
データ
高速代 4,460円
燃料代 3,314円
走行距離 396km
使用燃料 28.99g
平均燃費 13.7km/g