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経ヶ岳(2,296.4m)200名山
「2等三角点 点名:経ヶ岳(2,296.4m)」
4等三角点「点名:雪棚」(2,191.7m)
(8合目と9合目の間にあるはずだが発見できず)
4等三角点 「点名:蔵鹿山」(1,917.9m)
(7合目ピークにある。)
平成28年5月28日(土)曇り
長野県南箕輪村飛地
今日は、200名山の一つである、経ヶ岳へ登ることにしたのである。
予定より27分遅れの3時間27分に自宅を出発した。3時50分に関ICから東海北陸自動車道に上がり、3時55分に美濃関JCTで東海環状自動車道に移った。さらに、4時13分に土岐JCTで中央自動車道に移る。後は、ひたすら東進する。4時30分に恵那峡SAで休憩した。少しだけの休憩で、4時32分には出発した。そして、5時16分に駒ヶ岳SAに着き、トイレ休憩後、5時29分に出発した。ここまでくれば、伊那ICはもう近い。5時41分に伊那ICから流出した。そして、登山口には5時52分に着いた。
(駐車場とトイレ)
(トイレ)
南箕輪村の公式ウェブサイトによれば、「南箕輪村には全国でも珍しい飛地がある。飛地には経ヶ岳、権兵衛峠があり、すべて山林地帯。経ヶ岳の登山道には現在2つのコースがある。伊那市西箕輪仲仙寺を登山口とするコース、そして、南箕輪村大泉所ダムを登山口とするコース。2つのコースは4合目で合流し、尾根筋を山頂へたどる。8合目までの大半はカラマツ林の中で、単調な長いのぼりが続く。7合目から9合目まで眺望がいい場所がところどころにある。毎年5月には、南箕輪村立南蓑輪中学校の経ヶ岳強歩大会が開かれる。」と記述されている。さらに、「大泉所ダムからの道は、駐車場の標高が仲仙寺より100mほど高く、アカマツ林内のつづら折りの急坂が4合目の合流点まで続く。」という大泉所ダムコースの紹介文に惹かれて大泉所ダムコースを選択したのである。南箕輪村のウエブサイトの案内により、きわめてスムーズに登山口に着いた。無料の駐車場とトイレがある。車は10台くらいは駐車できそうだ。こうした無料駐車場があるのは実にありがたい。過疎の村であってもそうした配慮には感謝し、村を応援したくなる。
(登山道の看板)
(登山口の看板)
(登山道ガイド)
(看板)
さて、1番乗りであったが、出発するときには、もう1台の車が上がってきたところであった。5時58分に出発し、まずは林道を上がっていく。登山口には「1合目まで20分」という看板があった。この林道は車で上がれなくもないが、入り口には鎖のゲートがある。
(1合目)
6時10分に「1合目」に着いた。林道がペアピンカーブで大きく左へ曲がっている場所である。「2合目まで15分」という看板がある。結局、1合目ごとにこうした看板があり、実にありがたい。
(林道は左へカーブしているが、登山道は直進する。
さて、6時19分には「←経ヶ岳登山道」という看板がある場所に着いた。ここでも林道が大きく左へヘアピンカーブしているが、登山道は直進するように看板があるのだ。それに従い、ここでは左へ曲がらず直進する。急坂の林道はすぐに終点となる。そこから右手の沢を渡っていよいよ登山道が始まる。
(2合目)
この林道の終点が「2合目」である。「3合目まで20分」という看板がある。ここから山道になる。ここで、後続者が追い抜いていった。登山道は、尾根に取付いてジグザグに登っていくが、急登であり、息が切れる。6時36分にジグザグ急登の途中にある「3合目」に着いた。
(3合目)
「4合目まで20分」という看板がある。さらにジグザグの急登は続いたが、息を切らしながらなんとか急登を終えると、左山のトラバース道となる。
(トラバースの始まり)
このトラバース道の始まるところに「←経ヶ岳登山道」の看板がある。6時59分にここを通過して、ほぼ平坦な道を進むと、7時00分に仲仙寺コースとの合流点に出た。
(4合目)
ここは4合目であり、「5合目まで30分」という看板がある。また、「←大泉ダム、仲仙寺↑、経ヶ岳↓」という案内板もある。それにしても今日は体が重い。足が重い。息が切れる。27日から咳が出ていたが、風邪でも引いたのだろうか。こんなに体が重いのは初めてだ。南箕輪村のウエブサイトには、登山口から4合目まで50分と書いてあるのに、1時間02分かかっている。今日は明らかにいつもと体調が違っていた。このままで山頂までたどり着けるのか、一抹の不安を抱えながら、7時04分に出発した。
(5合目)
7時34分に「5合目」に着いた。標準タイムにぴったりの30分かかった。「6合目まで25分」と「3ピット」という看板があった。また、離れた場所にブルーシートに覆われた、仮設トイレがあった。ここで、後続者が追い付いてきた。少々話をしたが、名古屋から来た夫婦で、仲仙寺ルートを上がってきたらしい。先に出発してもすぐに追いつかれるようなので、彼らが出発するのを待ち、7時44分に出発した。
(6合目)
8時11分に「6合目」に着いた。7合目まで「20分」という看板がある。標準タイムを10分オーバーしている。
(7合目)
(4等三角点 蔵鹿山)
8時34分に「7合目」に着いた。標準タイムより3分遅れだ。「8合目まで40分」という看板がある。また、ここには4等三角点「点名:蔵鹿山」(1,917.9m)がある。とにかく今日は休憩回数や休憩時間が多めになる。8時42分に出発した。9時36分に「8合目」に飛び出した。
(8合目)
(展望)
(展望)
(展望)
(展望)
(展望)
(望郷の石碑)
「9合目まで20分」という看板がある。標準タイムより、14分遅れだ。いよいよ時間がかかりだした。それだけ疲れてきたということだ。「望郷」という石碑がある。先行者が望郷の石碑に持たれて展望を楽しんでいた。この人の話によると、ここが一番展望のよい場所だという。経ヶ岳山頂は展望がなく、まだ、2つのピークを越えなければならない。そのペースではまだ2時間くらいかかるのではないか。と言われてしまった。
それでも、気を取り直して、9時38分に出発した。あまりの辛さに耐えかねて、8時48分から9時51分まで休憩した。実は、この付近に4等三角点「点名:雪棚」(2,191.7m)があるはずだったが、気付かなかった。下山時にも気を付けて探してみたが、結局発見はできなかった。地形図では登山道の真ん中にあるように書かれているが、登山道が違う方につけられたのか、三角点は笹藪の中なのかもしれない。
(分岐あり)
さて、9時55分に「9合目←→8合目」という看板のある鞍部に出た。ここで、黒沢山への登山道が分岐している。ここから、急坂を登りきると、そこが「9合目」であり、10時02分に着いた。
(9合目)
標準タイムより6分遅れである。「9合目から山頂まで20分」のはずだ。10時04分に出発した。ここからは、いったん下りになる。鞍部から登り返して、10時16分に平らなピークに出た。
(山頂手前の平らなピーク)
山頂かと思ったが、どうも違うらしい。「頂上←→9合目」という看板があった。気を取り直して、さらに先へ進む。10時25分にも小さなピークを越えた。さらに10時29分にも小さなピークを越えた。いったいどこが経ヶ岳の山頂なのか。
(経ヶ岳山頂)
(山名板)
(2等三角点「点名:経ヶ岳」)
(点名:経ヶ岳)
10時36分にようやく経ヶ岳山頂(2,296.3m)に着いた。9合目から20分のところを34分かかっている。地形図では経ヶ岳山頂は、2,296.4mとなっており、0.1m違っているが、細かいことはなしにしよう。評判どおり山頂からの展望はない。写真を撮っていると、8合目で休憩していた登山者が登ってきた。
私は、その登山者とほぼ入れ違いで、10時44分には下山にかかった。標準タイムより遅れているので、このままでは、帰りの時間が大幅に遅れそうであった。10時48分と10時50分に小さなピークを越えて、10時59分には看板のある平らなピークを通過した。多くの登山者が登ってくる。さすがに200名山のゆえんか。11時07分に9合目まで戻ってきた。11時09分に9合目を出発し、急坂を下った。11時12分に黒沢山への分岐を過ぎたので、登りに見つけられなかった4等三角点を探しながら下ったが、とうとう「点名:雪棚」(2,191.7m)という三角点は発見できなかった。それにしても登山者が多い。11時25分に8合目まで下ってきた。標準タイムが35分のところを41分かかった。ここの広場でおにぎりをほおばった。食欲はなかったが、なにかおなかに入れないと余計にばててしまうと思ったからだ。昼食のおにぎりを食後、11時35分には8合目から下山にかかった。11時54分に7合目に着いた。8合目から19分かかった。標準タイムの35分をようやく下回るようになった。6合目は12時04分に通過し、5合目は12時17分に通過した。そして、12時32分に4合目に着いた。7合目から1時間のところを38分で下りきった。ここまでくれば一安心であろう。大泉所ダム方面へ左折する。登りであった名古屋の夫婦もちょうどここで、仲仙寺ルートを下って行った。12時34分に4合目を出発し、トラバース道を通り、12時35分に「経ヶ岳登山道」の看板を通過して、12時44分に「3合目」を通過し、12時51分に2合目に下り立った。ここからは林道歩きだ。12時51分に「経ヶ岳登山道」の看板を通過し、12時59分に「1合目」を通過して、13時08分に登山口駐車場に下り立った。結局、予定より52分早く下山したことになる。
13時23分に車をスタートさせ、13時34分に伊那ICから中央道に上がった。13時37分に小黒川PAに立ち寄り、13時40分に出発した。15時03分に土岐JCTを通り、15時30分に関ICから流出した。そして、給油を済ませ、16時00分に帰宅したのであった。
(データ)
高速代 5,080円
燃料代 2,519円
使用燃料 24.69g
走行距離 347.1km
平均燃費 14.1km/g