カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅

茅ヶ岳(1,704.0m)200名山

 


平成28年5月4日(水)
 
山梨県韮崎市
 

茅ヶ岳(1,704.0m)200名山

2等三角点 点名:茅ヶ岳

 

平成28年5月4日(水)雨のち晴

山梨県韮崎市

 

今日は、200名山の一つである、茅ヶ岳へ登った。本命は、国師ヶ岳であったのであるが、そのついでに茅ヶ岳へも登ろうという計画であった。しかし、蓋を開けてみると、先に茅ヶ岳へ登り、その後、国師ヶ岳の登山口となる大弛峠へ向かったのであるが、川上牧丘林道は、峠の14km手前で通行止めとなっていた。それで、あきらめて帰路についたというわけである。

前日の3日(火)の夜から雨が降り出し、日付が変わったころから土砂降りのあめとなった。しかし、この雨は長くは続かず、明け方には雨はあがって晴れるという天気予報なので、1時32分には自宅を出発した。1時49分には関ICから東海北陸自動車道に上がり、美濃関JCTから東海環状自動車道に移る。2時17分に土岐JCTで中央自動車道に移る。雨は相変わらず土砂降りであったが、そのおかげなのか通行量は少なく、渋滞もまったくなかった。2時29分に屏風山PAを通過したが、睡魔に襲われて3時35分には駒ケ岳SAに入り、仮眠することにした。登山口に早く着きすぎるとまだ雨が上がっていない可能性があったため、安心して(?)仮眠することができた。ほんのすこしだけ明るくなったような気がする、4時19分に駒ケ岳SAを出発した。4時52分に諏訪湖SAにも立ち寄り、5時41分に韮崎ICから流出した。カーナビには山梨市牧丘町柳平という住所を入力しておいた。大弛峠まで行くつもりであったからだ。さて、韮崎ICを出てからは県道27号線(韮崎昇仙峡線、通称:昇仙峡ライン)を北上していく。ホッチ峠方面である。そのホッチ峠の手前に深田公園駐車場があった。

 

(深田公園入口)

(登山道の案内図)

 

(トイレ

 

(登山口)

 

道路の左側に深田公園がある。公園にはきれいなトイレがある。茅ヶ岳の登山道の案内図もある。6時00分に到着した。ちょうど雨は、上がったところであった。すでに先客が2台あった。早速準備をして6時10分に出発した。駐車場の上段の林道を奥へと進む。

 

(分岐を右へ進む)

(分岐にある道標、写真の奥が深田記念公園です。)

 

6時13分に林道分岐があり、右へ曲がる。林道をそのまま直進すると、すぐ先に深田記念公園があるのだ。深田記念公園は下山後に見に行くことにして、先を急いだ。登山道といっても荒れた林道のような広い道である。ジムニーなんかなら十分通行可能であろう。6時17分には右手に朽ちた小屋があった。6時25分には大きく右へ曲がる。木の幹に「茅ヶ岳山頂」という看板がつけてあった。

 

(この分岐では、直進する)

 

(直進すると、こんな看板がある)

6時30分には登山道(林道)の分岐があり、ここは直進する。すると、6時34分に舗装された林道に出た。ということは、ここまでは車で入れるということだ。実際、付近には2〜3台駐車できそうな駐車スペースがあった。しかし、この林道の入り口は未確認である。

 

(林道を横断する)

 

(看板がある)

 

(林道を横断すると、こんな樺名がある)

 

さて、この林道を横断するが、なおも幅広の緩やかな登山道は続く。そして、6時51分に水場に出た。

(水場)

 

(水は豊富ではない)

 

看板によると、この先の女岩は落石の危険があるため、立入禁止であり、茅ヶ岳登山道では唯一の水場だという。しかし、水分は十分あったので水は補給しなかった。

 

(ここから山道らしくなる)

 

(登山道の看板)

 

さて、このすぐ先に保安林の立て看板があり、この付近から登山道らしくなる。7時12分に女岩に着いた。

 

(女岩)

 

(女岩)

 

(道標)

 

(看板)

 

立入禁止の看板があり、ビニールテープも張ってある。登山道はここまでは沢筋をたどる感じであったが、ここから右手の尾根へ向かってジグザグに直登している。したがって急な登りとなる。茅ヶ岳山頂まで60分と書いてあるが、1時間でたどり着けるのかどうか不安であった。

 

(看板)

 

急な坂の途中で、7時24分には「女岩←→山頂」という看板があり、7時32分には「山頂→」の看板もあり、さらに7時36分には「女岩←→山頂」という看板があって、ハーハーゼーゼー言いながら、7時50分にようやく尾根に出た。

 

(女岩のコルにある道標)

 

(女岩のコル)

 

「女岩のコル」である。「韮崎←→茅ヶ岳」という立て看板がある。ここからは尾根を登っていく。

(深田久弥終焉の地)

 

7時54分に「深田久弥先生終焉の地」という石碑がある場所に出た。日本百名山を編集した深田久弥はここで急逝したのか。お賽銭があった。この付近からは岩場が続く。危険な箇所にはう回路もできている。

 

(山頂)

 

(山頂)

 

(標柱)

 

(三角点と標柱)

 

(三角点)

 

(標柱)

 

(金ヶ岳)

(富士山)

 

(富士山)

 

8時10分に茅ヶ岳山頂(1,704.0m)に飛び出した。さすがに展望は素晴らしい。なんといっても富士山がばっちり見えるのはうれしい。

さて、展望は素晴らしいが、今日中に国師ヶ岳にも登りたかったので、8時23分には下山にかかった。下りは尾根道を選択した。女岩への急坂は滑ると思い、尾根道のほうが安全だろうと思ったからだ。

 

(千本桜への分岐)

 

8時27分には千本桜への分岐があった。地形図で見ても尾根が分かれる場所である。もちろん千本桜方面へは行かなかった。随分と遠回りになるからである。正面に富士山を眺めながらの下山はなかなか良いものだ。

(富士山)

 

(富士山)

 

(防火帯)

 

8時50分には防火帯に出た。山火事のときに延焼を防ぐために帯状に樹木を伐採してあるのだ。9時08分には尾根から駐車場へ下りる場所に着いた。

 

(尾根からの下り口)

 

「駐車場→」という道標がある。ここで、左へ曲がって尾根から下るとすぐに林道が見えてくる。9時10分に林道へ下り立った。

(林道へ出る)

 

(駐車場)

 

(駐車場)

 

舗装された林道である。登りの時に横断した林道だ。右手には駐車広場があり、1台のワゴン車が駐車していた。ここに駐車して尾根道を登るのが一番早いのだろう。実際、尾根道を下るときに1組の親子連れにであったが、その人たちかもしれない。

 

(林道を横断した場所)

(林道から登山道へ)

 

さて、林道を左へと下ってくると、9時11分に登りに横断した場所に出た。ここで林道から分かれて、往路をたどった。幅広の林道のような登山道である9時14分には左からの林道と合流し、9時17分には「茅ヶ岳山頂」という看板が木についている場所で大きく左へ曲がって下る。9時22分に朽ちた小屋を通過し、9時24分に林道へ出た。ここで、深田記念公園へ立ち寄るべく右へと上がった。

 

(深田記念公園)

 

(深田記念公園)

(深田久弥と茅ヶ岳)

 

(深田記念公園と東屋)

 

9時25分に深田記念公園に着いた。公園といっても記念碑と「深田久弥と茅ヶ岳」という看板があるのみだ。それから、東屋(休憩舎)とベンチがあった。9時27分に公園を出発し、9時29分に茅ヶ岳への登山道の分岐を通過して、9時30分に登山口の駐車場へ戻った。朝よりも車が随分と増えていた。登山者とすれ違ったのだから当然であろう。

9時36には、車をスタートさせて、国師ヶ岳の登山口である大弛峠へ向かった。近道と思い、ホッチ峠を通り、黒平地区を経て、林道とクリスタルラインを経由するルートを選定したが、これが大誤算で想像以上に時間がかかった。おまけに大弛峠へ通じる林道へ出て、やれやれと思ったら、登り口には冬期通行止めの看板が・・・12月1日から5月31日までは冬期閉鎖らしい。しまった。!!これは事前調査不足であった。何たることか。大失敗である。しかし、14kmを歩く気にもなれず、今日の登山はあきらめて帰路についた。

 

(クリスタルラインから富士山)

(クリスタルラインから富士山)

 

クリスタルラインを下って、牧丘町へ出て、国道140号を南下し、国道20号に出て、12時28分に甲府昭和ICから中央高速自動車道に上がった。ところが一般レーンと共用のETCレーンを通ろうとしたら、バーが開かないので、インターホンで聞いたところ、通行券を取り、出口では一般レーンで通行券とETCカードを出せというので、通行券をとるとバーが上がったので、そのまま通過した。13時34分に駒ケ岳SAに立ち寄った。駒ケ岳SAは混雑していたが、駐車に困るほどではなかった。それでも渋滞が心配であったので、早く帰ろうと、13時50分に駒ケ岳SAを出発し、14時55分に土岐JCTを通過した。渋滞はなく助かった。15時20分に美濃関JCTを通過して、15時25分に関ICから流出した。通行券とETCカードを出して、休日割引を適用してもらった。15時45分に帰宅したのであった。

 

 

(データ)

 

高速代 3,400円+3,510円=6,910円

燃料代       4,898円

使用燃料      48.76g

走行距離       606km

平均燃費    12.4km/g