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釈迦ヶ岳(1799.9m)200名山

 


平成28年4月30日(土)
 
奈良県十津川村
 

釈迦ヶ岳(1,799.9m)200名山

1等三角点 点名:釈迦ヶ岳

 

平成28年4月30日(土)快晴

奈良県十津川村

 

今日は、200名山の一つである、釈迦が岳へ登った。遠方なので日帰りは無理かと思ったが、それでも1日予備日を設けていくことにしたのである。

午前2時10分に自宅を出発して、長良川右岸道路を南下して、2時55分に木曽三川公園を通り、3時05分に桑名東ICから東名阪道に上がった。とにかくこの道路は渋滞するので深夜に走るに限る。特にGW中はなおさらである。順調に走り、3時28分に亀山ICで東名阪道を下り、名阪国道25号に乗り移った。4時16分に針ICの道の駅「針TRC」に立ち寄り、給油と休憩をとった。4時51分にここを出発した。あとは、一般道であるが、5時17分に郡山南ICから京奈和道に上がった。京奈和自動車道はまだ全線開通していないためか無料である。利用しない手はない。5時25分には、橿原北ICで一旦一般道へ下りる。そして、5時29分に橿原・高田ICから再び京奈和道に上がる。今度は、5時33分に終点となる御所南ICから流出する。しかしこの後が大変であった。国道24号と国道168号を南下したのであるが、この日に限って、国道168号が全面通行止めであったのだ。う回路はあったが、午前7時からう回路が通行できるというのである。午前7時まではまだ1時間近くあったので、指定のう回路ではなく、さらに遠回りの県道49号線(勢井宗川野線)で国道309号へ出て、さらに県道53号(高野天川線)で国道168号へ戻るというルートをとった。そして、国道168号(十津川街道)を南下し、田長瀬トンネルを出ると、すぐに右折して旭川に沿って、林道をさかのぼる。

 

(国道168号から右折)

(橋を渡って、すぐに右折)

 

この道はくねくねの狭隘な道であるが、舗装されているだけでも助かる。とにかくどんどん峠まで上り詰めることになる。7時49分に峠の登山口駐車場(犬尾登山口)に着いた。すでに10台以上の車が駐車しており、駐車場は満杯なので少しだけ下がった路肩の広場に駐車した。駐車場にはきれいなトイレもある。さすがに大峯奥駆道として宣伝しているだけのことはある。さらに世界遺産に登録されたことも大きかろう。

 

(峠の登山口)

 

(峠の登山口)

 

(ここから登る)

 

8時00分にスタートした。わずかの急登で8時09分には「釈迦ヶ岳」「峠の登山口」という道標のある場所に着いた。

 

(道標)

 

(道標)

さらに8時16分にも同じような「釈迦ヶ岳」「峠の登山口」という道標を通過すると、2つのアルミのはしごが出現した。そんな危険なところでもなく難なく通過して、8時20分には標高1,434m地点に飛び出した。

(尾根に出たところ)

 

(尾根道の先に釈迦ヶ岳)

 

(気持ちの良い尾根道)

 

ここは釈迦ヶ岳から南西へ延びる尾根上であり、ここからは快適な尾根歩きとなる。8時33分に林道登山口からの登山道と合流する。

 

(林道登山道と合流)

(合流点の道標)

 

(合流点の道標)

 

この林道登山口は先ほど車で通り過ぎた登山口である。そのときは、2台の車が駐車してあり、登山準備をしているパーティがあった。あそこから登るのもよいが、駐車場がないことと、急登があるので、多くの登山者は峠の登山口までくるまで上がって、そこから登山を始めるようだ。さて、ここには、「旭・不動木屋谷林道」「峠の登山口・旭」「釈迦ヶ岳」「1,465m」という標識がある。前方には釈迦ヶ岳と天狗岳も見えている。今日は天気もよく、青空に映えている。先を急ぎ、9時02分に「古田の森」(1,618m)に着いた。

 

(古田の森と釈迦ヶ岳)

(こちらは、大日岳)

 

(さらに大日岳から続く尾根)

 

(古田の森)

 

(古田の森から)

(古田の森から)

 

時間的にはここが中間点になろうか。今日一番期待していた場所である。なんといってもその名前に惹かれた。どんな場所なのか、なぜ、「古田の森」という名前なのか。しかし、尾根上のピークであり、なんの変哲もない。特に特徴があるわけでもない。写真だけを撮って、9時06分には出発した。一旦下ってから登り返し、9時26分に「千丈平」(1,660m)に出た。

 

(千丈平)

 

(池がある)

 

(千丈平)

 

(千丈平と釈迦ヶ岳)

 

(道標)

 

そんなに広くはないが、平らな場所で、小さな池もあった。9時29分に「釈迦ヶ岳」「十津川村・旭」という標識のある場所を通過して、9時33分に「水場」に着いた。

 

(水場)

(鹿)

 

(鹿)

 

この付近にシカが数頭いた。また、テント泊しているグループもあった。水場があるから適地なのであろう。さて、ここからいよいよ釈迦ヶ岳へ向けての最後の急登となる。9時42分に奥駆道と合流する。

 

(大峯奥駆道に合流)

 

(道標)

 

(道標)

 

ここには、「弥山←」「釈迦ヶ岳←」「深仙宿→」「玉置神社→」という道標があった。当然、奥駆道用のものである。さらに急登を登ると、9時51分に釈迦ヶ岳山頂(1,799.9m)に飛び出した。素晴らしい展望が待っていた。そして、登山者の多いことに驚いた。さすがに200名山なのか、GWなのか、奥駆道の山なのか、わからないが、とにかく予想以上の登山者数である。

 

(1等三角点「点名:釈迦ヶ岳」)

 

(山名標柱)

(山頂には、お釈迦様が)

 

しかし、遠くへ帰らなければならないので、10時00分には下山にかかった。10時04分に奥駆道から離れ、10時09分には水場を、10時10分には釈迦ヶ岳の看板を通過し、10時12分に千丈平まで下ってきた。ここでもシカを数頭発見し、多くの登山者とともに写真に収めた。近くであるのに驚く様子もなく草を食んでいる。さて、先を急ぎ、10時31分に古田の森を通過し、10時49分に林道登山口への分岐を通過して、11時00分に尾根の分岐に出た。ここから右の尾根を下るのである。ちゃんと標識があるので間違えることもなかろう。11時02分と、11時07分にそれぞれ標識を通過して、11時14分に駐車場に下り立った。

車は駐車場にあふれ、路肩にも多数駐車していた。11時26分に車をスタートさせ、急な林道を下ってきた。12時00分にようやく国道168号へ出た。12時58分に五條ICから京奈和道に上がり、13時02分に五條北ICから流出した。いまはここまでしかできていない。国道24号へ出て北上し、13時16分に御所南ICから再び京奈和道に上がった。13時21分に橿原・高田ICから一旦国道24号下り、13時33分に再び京奈和道に上がった。13時42分には郡山南ICで下り、今度は天理ICから名阪国道(国道25号)に上がった。亀山までは無料である。14時47分に亀山ICから東名阪道に上がったが、渋滞はなく順調に走り、15時04分に御在所SAで休憩し、15時26分に出発した。15時35分に桑名東ICから流出し、15時50分に木曽三川公園を通過して、長良川右岸堤防道路を北上して、16時46分に帰宅したのであった。