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伯母子岳(1,344m)<200名山>
口千丈山【点名:口千丈】(1,331.3m)
【点名:弓手原】(1,308.5m)
平成28年2月21日(日)曇り
和歌山県田辺市
今日は、日本200名山に名を連ねる伯母子岳へ行くことにした。ただ、せっかく伯母子岳まで行くので、近くの三角点も探そうと思った。
予定より若干早く、1時08分に自宅を出発した。まずは、長良川右岸堤防道路を南下し、木曽三川公園の治水タワーを目指す。まあ、奈良、和歌山方面を目指すならこのルートが一番よかろう。高速料金も少なくて済む。2時00分に木曽三川公園を通過し、2時08分に桑名東ICから東名阪道に上がることができた。自宅からちょうど1時間であった。いつも渋滞する四日市市付近もこの時刻なら順調に走ることができる。しかし、帰りは大渋滞に巻き込まれることとなった。2時33分に亀山ICから流出し、一般国道である名阪国道に入る。自動車専用道路ではあるが、一般国道のため、最高速度は60kmである。しかし、60kmで走っている車など1台もなく、すべての車が、高速道路並みの80km、90kmで走行している。60kmで走っていては、かえって危険なのである。公安委員会や警察はこうした実情をどのように考えているのか。速度自動取締装置もあるにはあるが、80kmで走っていても作動しないと思う。制限速度が実態に即していないのである。まあ、そんなことは別にして、名阪国道も順調に走り、3時32分に針ICでいったん流出し、道の駅「針T・R・C」に立ち寄った。予備タンクは持参していたが、ここで、満タン給油をして、3時38分に出発し、再び名阪国道に上がり、3時45分に天理ICから西名阪道に入った。すぐの3時46分には三ツ道JCTで京奈和自動車道に移った。この京奈和自動車道は、現在は無料で通行できるのではあるが、一部で一般道路へ下りないといけない場所がある。その一般道路の部分が、深夜の時間帯はスイスイ走れるが、昼間の時間帯は大渋滞する。何とかしてほしいものだ。さて、そんな訳で、橿原北ICで強制的に一般道へ下ろされた。そして、そのまま国道24号を南下して、橿原ICで再び京奈和自動車道に上がればよかったのに、カーナビはその手前の交差点で右折を指示した。いつもなら無視するのであるが、この付近の道路状況がいまいち頭に入っていなくて、カーナビを信じて右折してしまった。間違いではないのであるが、せっかく無料の橿原高田ICから御所南ICの間の京奈和自動車道を通ることができなかった。深夜の時間帯なので、通過時間はそんなに変わらないだろうが、国道24号へ右折して、さらに国道24号へ左折して南下し、4時22分に五條北ICから京奈和自動車道に上がった。この部分も無料区間である。4時36分に橋本ICから流出し、高野山へと向かった。「高野山」の看板があり、迷うこともない。ところが「高野竜神スカイライン」は、冬期通行規制で、「17時から7時までは通行止め」という電光表示と「凍結積雪のため冬装備が必要」という電光表示があった。夜間は通行止めであり、昼間でもチェーン規制だということだ。夜間は通行止めというのは承知していたが、チェーン規制というのは考えていなかった。しかし、スタッドレスタイヤは履いているし、今日は4WD車できているので、問題はない。国道370号を上がっていくと、道路にうっすらと積雪が現れるようになってきて、霧も深くなってきた。さらに時折雨も降る始末で、行先を変更して六甲山に登ろうかと考えつつも、慎重に運転し、5時40分に高野竜神スカイラインの入口に着いたが、予想通り通行止めのゲートが閉まっていた。それで、手前の駐車場で仮眠して開通を待つことにした。このためにシュラフも毛布も用意していたので、快適に仮眠することができた。さて、6時55分に目覚めると、道路管理者の車が通り過ぎて行ったので、ゲートを開けに来たのであろうと、こちらも朝食を済ませて、7時15分に車をスタートさせ、高野竜神スカイラインへ向かった。高野竜神スカイラインは、チェーン規制をするだけあって、ところどころでは白くなっている。慎重に運転したが、高野竜神スカイラインは思ったより長く、まだかまだかと時間がかかってしまった。棒峠、蓑峠を過ぎて、護摩壇山タワーの100mほど手前に「伯母子岳登山口」という道路標識があった。
(高野竜神スカイラインから左折して、南千丈林道へ)
この付近は1cmほどの積雪があり、南千丈林道はさらに多くの積雪がある。冬期通行止めの看板とゲートがあったが、ゲートは開いていたので構わず進入した。積雪林道は運転に気を遣い、距離は約7kmであるが、実際より長く感じる。8時13分に遊歩道の入口に着いた。付近に駐車場はないが、1、2台は駐車できる路肩広場が2か所ある。駐車には困ることはなかろう。雨や雪こそ降ってはいなかったが、気温が低くて風が強く、とても寒かった。
(遊歩道の入口)
(入口にある道標)
早速準備をして、8時20分に出発した。遊歩道入口には、「護摩壇山 7.0km」「伯母子岳山頂 5.6km」という道標があった。遊歩道というだけあって、軽自動車が通れそうな広い道が続いている。積雪は5cm位であろうか、吹き溜まりは10cm以上の積雪となっている。幅広の遊歩道で、用意したアイゼンを付けるまでもなかった。
(4kmの看板)
8時42分に「伯母子岳 4km」という看板を通過した。そして、8時49分に口千丈山山頂(1,330.8m)に着いた。
(口千丈山山頂と三角点)
山頂というより尾根の通過点という感じであるが、ちゃんと3等三角点「点名:口千丈」があるのだ。まだまだ、半分どころか3分の1も来ていない。しかし、相変わらずの強風でとても寒い。じっとしていられないので、8時55分に出発した。ここから下りとなり、すぐの8時56分には「伯母子岳 3.5km」の看板があった。
(3.5kmの看板)
(樹氷)
(牛首山山頂)
(三角点かと思ったが、ここには三角点はない。)
そして、緩やかに登り返すと、牛首山にたどり着いた。遊歩道の木々には樹氷がついていたが、ここの道標にも樹氷がついていたので、それを払って写真を撮った。ここの道標は、「牛首山」「伯母子岳山頂 2.6km」「護摩壇山 10.0km」となっている。付近に三角点かと間違えるようなコンクリート杭がある。どうも国有林の境界杭のようだ。9時17分にここから出発した。
(伯母子岳ではなく、牛首の峰)
ここからも下りになる。前方にピークが見え、伯母子岳かと思ったが、2.6kmの距離にしては近くに見えすぎだ。伯母子岳の手前のピークとなる「牛首の峰」なのである。その牛首の峰は、ピークを通らず、右山で左側をトラバースして越していく。
(牛首の峰のトラバースの途中にある道標)
途中には、「伯母子岳山頂 1.7km」「護摩壇山 10.9km」という道標がある。トラバースを終えて、尾根筋に戻り、尾根を下って行くと、「伯母子岳 1km」の看板があった。
(伯母子岳)
(1kmの看板)
(深タワの分岐)
(分岐の道標)
そして、伯母子岳への最後の登りにかかるところに、「伯母子岳山頂 0.6km」「大股 5.6km」「護摩壇山 12.0km」という道標があり、ここが「深タワ」という場所らしい。9時46分にここからいよいよ登りにかかった。そして、10時07分にようやく伯母子岳の山頂(1,344m)に飛び出した。
(伯母子岳山頂)
(山頂の標柱)
山頂には「伯母子岳山頂」「伯母子峠 0.6km」「護摩壇山 15.0km」という標柱がある。また、「伯母子岳 1344m」という標柱と「大股」という道標も建っている。360度の展望であるが、何もない分風当たりが強くて、寒くて寒くてかなわない。10時12分には下山にかかった。急斜面を下って、10時21分に「深タワ」分岐に着き、10時28分には「伯母子岳 1km」の看板を通過し、牛首の峰を左山でトラバースして、10時41分には「護摩壇山 10.9km」「伯母子岳山頂 1.7km」の道標を通過した。さらに、10時54分に「伯母子岳 2.5km」の看板を通過して、10時57分に牛首山まで戻ってきた。どんどん先を急いだ。こんな日は、誰にも会わないだろうと思っていたが、なんと、夫婦連れと出会った。午後には晴れるかもしれないと伯母子岳まで行くとのことであった。こちらは、下りを急ぎ、11時15分に「伯母子岳 3.5km」の看板を通過し、11時17分に口千丈山まで戻ってきた。ここまでくればあと30分くらいであろうと思ったが、相変わらず強風は納まることを知らず吹き荒れていた。11時24分に「伯母子岳 4km」の看板を通過して、11時43分にようやく遊歩道の入口に戻った。
すぐに車に乗り込み、11時44分にスタートした。朝とは違って、ずいぶんと雪が解けていた。日差しも差すようになってきた。それで、南千丈林道の途中にも三角点があるのを思い出し、探してみようという気になった。林道を高野竜神スカイラインまで戻る途中にある三角点である。この辺だろうと見当をつけて、適当に路肩に駐車し、12時02分に尾根へ登りかかる。
(「点名:弓手原」の入口)
(2等三角点「点名:弓手原」)
(2等三角点「点名:弓手原」)
12時08分にピークに出ると、そこに2等三角点の「点名:弓手原」(1,308.5m)があった。すぐに発見できてよかった。12時12分に下山し、12時15分に車に戻った。
さらにもう一つ、林道の入口付近に3等三角点「点名:中峰」があるはずであったが、こちらは発見することができなかった。次の機会にしようと諦めた。
林道から高野竜神スカイラインに出たところに東屋のある休憩所があったので、昼食休憩をした。とにかく風が喩よかったので、車中で湯を沸かし、ラーメンを食べた。そして、13時20分にスタートして帰路に就いたが、いまから思えばこの時間が帰りの渋滞につながることになったのかも知れない。帰りのルート選定は順調で、14時42分に橋本ICから京奈和自動車道に上がり、14時54分には五條北ICから流出した。そして、15時09分には五條北ICから京奈和自動車道に上がって、橿原高田ICで流出し、国道24号へ出た。ここから渋滞が始まった。なんとか渋滞を抜けて、15時28分に橿原北ICから再び京奈和自動車道に上がった。あとは、15時35分に三ツ道JCTから西名阪自動車道に入り、15時37分に天理の料金所を通って、15時39分に名阪国道に移った。16時22分から16時27分まで伊賀PAで休憩し、16時43分に亀山ICから東名阪自動車道に入ったが、途端に大渋滞となった。亀山JCTで新名神が合流するので、その影響であろう。四日市JCTまで50分の電光表示が出ていた。いつもの渋滞地帯ではあるが、こんなに混雑するとは思わなかった。夕方になると渋滞するので、15時までには通過してしまわないといけなかったと後悔したが、いまさらどうにもならず、諦めてトロトロ走るしかない。そして、17時57分に桑名東ICから流出し、18時09分に木曽三川公園を通過した。長良川堤防の右岸堤防道路を北上し、途中で満タン給油して、19時09分に帰宅したのであった。
(データ)
高速代 1,870円
ガソリン代 4,031円
使用燃料 40.62g
総走行距離 617.0km
平均燃費 15.2km/g
車両 エブリー 660cc