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乾徳山(2,031m)

 


平成28年1月17日(日)晴れ
 
山梨県山梨市
 
山梨県の山

乾徳山(2,031m)200名山

  

平成28年1月17日(日)

山梨県山梨市三富徳和

 

今日は、200名山のひとつである、乾徳山に登った。

1月17日(日)の深夜、1時05分に自宅を出発した。1時20分に関ICから東海北陸自動車道に上がった。1時26分に関美濃JCTから東海環状自動車道に入り、さらに 1時46分に5斗蒔PAで小休止して、1時48分に土岐JCTから中央自動車道に移った。2時06分に恵那峡SAを通過し、2時51分に駒ヶ岳SAに着いた。ここでは休憩して、2時59分に出発した。その後、諏訪湖SAで3時28分から3時35分まで、中央道原PAで3時45分から4時15分まで、それぞれ仮眠休憩し、4時35分に八ヶ岳PAに着いたので、ここで軽食の朝食を摂った。そして、4時45分に八ヶ岳PAを出発し、5時06分に甲府昭和ICから流出した。国道20号を東へ走り、甲府市内で給油してから、国道140号へと左折する。バイパスができ、さらに西関東自動車道もできて時間短縮となった。2つの連続するトンネルを抜けて、旧三富村に入るとすぐに、「徳和入口」という信号交差点がある。ここで左折して、徳和川に沿った県道209号線を奥へと上がっていく。すると、徳和集落に入ってくるが、その集落内に「乾徳山登山口」というバス停がある。

 

(登山口バス停)

(鳥瞰図)

 

(案内板)

 

この前に駐車場がある。トイレもあると案内看板があるが、トイレの場所はわからなかった。ここから、さらに集落内を上へと上がっていくと、乾徳山登山口の案内があり、左手に乾徳神社がある。

 

(案内板)

 

(乾徳神社)

 

(神社前の案内板)

 

神社を過ぎてさらに上がると、左手に駐車場広場がある。

 

(駐車場の前)

 

(警告板)

 

(駐車場)

 

車は10台は駐車できそうな広さである。この前に、この先の林道の通行は危険である旨の看板がある。要は、車での通行は危険だから、ここに駐車して歩いてほしいということなのだろうと解釈した。先客が1台駐車していた。6時07分に到着し、その隣に駐車した。しかし、まだ暗くて登山を始める気にならなかった。それで、少々仮眠しようとしたが、眠れなかった。それで、ゆっくりと登山の準備を始めた。今日はとても寒かった。そういえば途中の気温表示はマイナス8度であったのを思い出した。天気予報では冷え込んで今夜から明日の朝にかけて、関東甲信地方は大雪の恐れがあると報じていた。そのため、今日は早く登って早く帰るに限る。

ようやく明るくなってきたので、6時49分に駐車場を出発した。まずは、林道を奥へと歩いていく。

 

(案内板)

 

(案内図の拡大)

 

6時54分に三叉路の分岐があり、「乾徳山登山口 0.5km」という道標と大きな登山道の案内看板があった。この案内図によると、この林道は「銀晶水」の近くまで車で上がれるようだ。また、他のルートで大平高原までは車で上がれるようだが、いづれも未確認である。ここから左へ大きく曲がって、さらに林道を進と、7時03分に林道から上がる登山口があった。

 

(林道から登山道へ)

 

(登山口の看板)

 

ここにも大きな登山道の案内看板があり、「乾徳山登山口」という多きな看板もあった。林道はさらに徳和渓谷の散策路になっているようだ。ここから本格的な登山道となって、「オソバ沢」という沢沿いに登っていく。7時19分には「乾徳山←→徳和」という看板のある場所を通過した。こうした看板といい、道標といい、登山道がよく整備されていることに感心する。わが県が遅れている分、よけいに他県の状況がうらやましい。

 

(林道を横断する)

 

さて、7時24分には、なんと!林道を横断した。ということは、ここまでは車でも上がってくることができるということだ。事実、轍がある。さてまた、登山道へ入り、7時34分に「銀晶水」に着いた。

 

(銀晶水)

 

しかし、水は出ていなかった。この先で尾根に乗る。今までは沢筋を登ってきたが、これからは尾根筋の登りとなる。

 

(林道を横断)

 

(林道終点?)

(林道の横断場所)

 

7時40分にまた、林道に出た。右手下は林道の終点のようになっている。さらに左手には林道が延びているが、一応クサリのゲートがあった。また、ここには「乾徳山←→徳和」という看板もあった。また、林道に入り登っていくと、7時55分に「駒止」という看板のある場所に出た。

 

(駒止)

 

そして、8時09分にも「乾徳山←→徳和」という看板のある場所に出た。ここは石積みがあり、林道の廃道のようになっている。

 

(廃道?)

 

(廃道?)

 

かつては林道であったのではないかと思われる。さらに登山道を登っていくと、8時29分に「綿晶水」に着いた。

 

(綿晶水)

 

ここは水が出ており、パイプがあって汲みやすくなっている。ここから、登山道は左の方へ緩やかに登っていく。この付近には流水が凍っている場所があった。そしてまもなく、8時38分に国師ヶ原の四辻に出た。

 

(国師ヶ原の四辻)

 

(道標)

 

(道標)

 

(高原ヒュッテ)

 

なんと車道のような広い道が交差している。「乾徳山 1時間45分 (国師ヶ原) 徳和 1時間40分」「大平」という道標がある。また、「←扇平、クサリ場、頂上」「→ 綿晶水、駒止、徳和」「国師ヶ原(極楽平)」「←高原ヒュッテ(避難小屋)、水ノタル」「→大平高原、道満尾根」「←高原ヒュッテ(避難小屋、トイレ)」という道標もある。ここまで車で上がってこることができるのかも知れない。

さて、8時43分にここから扇平に向けて出発した。はじめは緩やかであるが、だんだんと傾斜が急になってくる。緩やかな登山道が急な登山道に変わる付近に「前宮跡」という場所がある。

 

(前宮跡)

 

他に説明がないのでわからないが、前宮というのだから、神社があったのであろうか。さて、急な登山道を登り切って尾根に出たところに「月見岩」があった。

 

(月見岩)

 

(道標)

 

(道標)

(富士山)

 

ここが、道満尾根、大平コースとの合流点である。9時09分に到着した。最初は道満尾根を登るはずであったが、少しでも時間を短縮したくて、短い方の徳和コースを選んだのであった。ここには「月見岩」という看板とともに、「(扇平) 国師ヶ原、徳和 2時間10分」「道満尾根、大平コース」という道標と、「高原ヒュッテ(避難小屋) 国師ヶ原、徳和」という道標があった。ここからは、富士山が正面に見えた。9時14分に出発し、いよいよ難関のクサリ場へと向かった。

 

(道標)

 

(看板)

 

(手洗石)

 

9時17分には「扇平 1,765m」という看板がある場所に出た。先ほどの月見岩のところではなくて、ここが「扇平」なのか?いや平らというのであるから、特定の1点ではなくて、この付近の草原を「扇平」というのであろう。ここには、「乾徳山 1時間 (扇平) 大平・徳和」という道標がある。また、そばには「手洗岩」と名付けられた岩もあった。岩に手桶のようなくぼみができているので、そう名付けたのであろうが、このときはくぼみに水は溜まっていなかった。さて、ここを過ぎると、登山道はごつごつした岩場の道になる。こんな岩場の登山道を30分ばかり登ると、9時45分にいきなり二つに割れたような大きな岩にぶつかり、「髭剃岩」という看板があった。

 

(髭剃岩)

 

(カミナリ岩)

(雨乞岩)

 

(胎内)

 

最初のクサリ場と思ったが、この岩にはクサリはなかった。そして、この「髭剃岩」を乗り越えると、今度は、9時50分に「カミナリ岩」に出た。ここには、クサリが取り付けられていた。足場があり、手をかける場所もあるので、クサリに頼らなくても登れるであろう。これをクリアすると、9時54分に雨乞岩を、9時56分に胎内を、それぞれ通過すると、10時05分に「鳳岩」の前に出た。

 

(鳳岩)

(鳳岩)

 

そこには「迂回路」の標識もあるので、クサリ場を登らなくても頂上に立つことができる。しかし、今日は少しの積雪が凍っており、迂回路の方が危険と判断し、あえてクサリ場に挑んだ。わずかな足場があるし、途中で休憩する場所もあるので、なんとか登り切ることができた。この鳳岩を登ったところが山頂であり、10時09分に待望の乾徳山山頂(2,031m)に飛び出したのであった。

 

(山頂)

 

(標柱)

(山名板)

 

(山頂の祠)

 

富士山を始め、素晴らしい360度の展望が広がっていた。山頂には、小さな祠と「笠盛山 1時間30分 (乾徳山山頂) 扇平 40分」という道標がある。岩場の山頂であるがゆえに、さほど広くはない。続いて登ってきた登山者とお互いに写真を撮り合った。その単独行の登山者は、先へ向かったので、私はここから引き返した。10時28分に下山を開始した。10時36分に胎内を、10時37分に雨乞岩を、10時39分にカミナリ岩を、10時42分に髭剃岩を、それぞれ通過して、10時55分に手洗石のある扇平に出た。10時57分にここを離れ、10時59分に月見岩まで下りた。さらに11時08分に前宮跡を過ぎて、11時11分に今度は、高原ヒュッテ(避難小屋)に立ち寄った。トイレは冬期閉鎖となっていたが、中には蒔ストーブがあり、きれいな板張りであった。10人ほどは泊まれるであろう。11時15分にここを出発し、11時16分に国師ヶ原の四辻に出た。ここからは往路を下る。11時21分に綿晶水を、11時29分に廃道の林道を、11時35分に駒止を、それぞれ通過した。そして、11時41分に林道終点近くの場所を通り、11時44分に銀晶水を通過して、11時48分に林道を横断し、11時50分に「乾徳山←→徳和」の看板を通過して、11時57分に林道へ下り立った。あとは、林道を歩いて、12時04分に「乾徳山登山口 0.5km」の道標がある三叉路を通り、12時07分に駐車場へ戻ってきた。

12時17分に車をスタートさせ、途中の甲府市内では少々の渋滞があり、13時10分に甲府昭和ICから高速に上がった。13時50分に諏訪湖SAに入ったが、昼食を摂る適当な場所がないため、13時53分には車を出し、14時11分に小黒川PAに立ち寄った。ここのベンチで昼食を摂り、14時39分に出発した。あとは、ひたすら走り続け、15時50分に土岐JCTから東海環状道に移り、16時13分に美濃関JCTを通過して、16時18分に関ICから流出した。最後に給油を済ませ、16時44分に帰宅した。エブリーであったので、軽とはいえ4WDのため、燃料代がかさんだ。

 

 

 

 

(データ)

 

高速代        7,020円

ガソリン代      5,012円

使用燃料        47.4g

総走行距離     583.7km

平均燃費     12.3km/g

車両      エブリー 660cc