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〜高島トレイル〜
二の谷山(608.1m)
【2等三角点「点名:杉山村」】
平成27年11月13日(金)曇り
滋賀県高島市
今回は、高島トレイルに出かけた。「中央分水嶺とは、太平洋側と日本海側に注ぎ込む水系を分ける境界のことであり、その長さは北海道から九州まで全長5,000kmにも及びます。その中央分水嶺の中央部にあって、日本海側と太平洋側の気候を併せ持ち、豊かな植生を持つマキノ愛発越から今津の山々、朽木の三国岳に至る標高586m〜974.1mの山々を巡る約80kmのトレイルを「高島トレイル」と命名し、全国に広く発信されました。高島トレイルを歩けば、随所から望むことができる琵琶湖と若狭湾。また、そのトレイルを超える古道を歩けば、先人たちの思いに触れることができます。今ではこの歴史と大自然を堪能するために多くのハイカーが訪れています。」(高島市の観光パンフより。)
全長80kmに及ぶトレイルなので、1日ではとても無理、ネット情報では、テントを担いで2泊3日で踏破している書き込みがある。また、高島トレイル運営協議会は、トレイルを9つに分割し、日帰り9日間で踏破するモデルコースも公開している。ただ、縦走なので、車を使う場合、下山口に1台をデポできればよいのであるが、そうでないと公共交通機関の便は非常に悪い。そんな訳で、躊躇していたが、この際、下山口からピストンで登山口まで引き返す、つまり縦走路を往復し2度歩くというバカげた計画で取り組むことにした。
今回は、大失態があった。それは、13日の金曜日を14日の土曜日と勘違いしていたことだ。前日の木曜日は、明日は金曜日だから仕事に行かねばと思っていたのであるが、金曜日に目覚めたときは、今日は土曜日で家事をするものと思い込んでしまった。家事をすることを家族に話すと、家族は他に用事があるので家事はできないと言われ、それならと山行を決めたのである。ルンルンで山へ向かっていると、携帯が鳴り、職場からの電話であった。そのときもてっきり土曜日と思い込んでいたので、休みの日になんで電話がかかってくるのかと首をかしげていた。電話に出て、初めて今日が金曜日であることを知らされた。ただただ平謝りするのみである。結局、いまから引き返せないので今日は1日年休を取ることにした。
タイヤがパンクしていたので、修理をしてからの出発であり、出発したのは9時00分であり、いつものように国道303号で木之本町へ出た。10時25分に国道8号に乗った。しばらく、国道8号を走り、道の駅「あじかまの里」のすぐ先で、国道303号へと左折し、さらにその先では、国道161号へと左折する。そして、11時01分に今津町で再び国道303号(若狭街道)へと右折する。国道303号を北上し、11時11分には国道367号へと左折する。国道367号はいわゆる鯖街道(若狭路)と呼ばれている街道である。
(国道367号から右折する地点)
(右折する)
国道367号へ入り、すぐの11時13分に右折する。この右折する道路は水坂峠へと通じる旧の国道303号である。国道303号は、今は水坂トンネルが開通し、水坂峠を通らなくなっている。そして、11時15分に水坂峠に着いた。
(水坂峠)
峠の頂上の少し手前に、高島トレイルの入口がある。峠に向かって右側には武奈ヶ嶽や三重嶽方面、左側には二の谷山への登山口(高島トレイル、水坂峠、ポイント12)がある。ちょうど登山口付近の道路が広くなっているので、そこに路上駐車した。旧道のため交通量は極端に少ない。
(二の谷山登山口)
(登山口の標柱)
(武奈ヶ嶽への登山口)
(高島トレイルの標柱)
(水坂峠 ポイント12)
さて、準備をして、登山を始めようとすると、なんと後輪のタイヤの空気が抜けていた。今朝修理したばかりなので、修理の仕方がよくなかったものと思われる。今日はついてないなと思いながらも、パンクの修理は後回しにして、11時27分に登山を開始した。11時32分に鉄塔に出た。
(展望のよい鉄塔)
中央分水嶺を実感しながら尾根を登っていくと、11時43分に一本松がある尾根の先端に出た。武奈ヶ嶽や三重嶽の背後の展望が開けていた。
(尾根からの展望)
(486m峰)
さらに急登が続き、11時57分に「486m峰」に出た。地形図のとおり、右から尾根が合流している。ここで、左に曲がる。忠実に尾根をたどるが、中央分水嶺を実感できる。
(550m峰)
(営林署の境界杭「NO.153」)
12時08分に「550mピーク」に出た。広い平坦なピークで、営林署のコンクリートの境界杭(NO.153)がある。ここで、右の方向へ進む。さらにアップダウンがあり、12時15分に「540mピーク」を超える。
(540m峰)
(玉島トレイルの標柱)
この先に鞍部があり、登りに転じる。12時31分に急坂を登り切ると、高島トレイルの道標があり、そこから緩やかになった斜面を登り、12時33分に手前、「水坂峠2.5km」、左、「桜峠2.9km」、右は、「二の谷山0.1km」という分岐標識がある平坦地に出た。
(分岐の道標)
(道標)
(道標)
桜峠へ下って登り返そうかと思ったが、この道標を見て、「なんだ桜峠の方が遠いのか。」と簡単に諦めた。そして、二の谷山の山頂へ向かう。
(二の谷山山頂)
(2等三角点「点名:杉山村」)
(玉島トレイルの標柱)
(ポイント13)
12時36分に二の谷山山頂(608.1m)に着いた。「高島トレイルのポイント13」となっている。山頂は樹林があり、展望はあまりよろしくないが、枝葉の間から武奈ヶ嶽や三重嶽の山並みが見える。
12時41分に下山を開始した。12時43分に桜峠への分岐を通過し、12時45分に「高島トレイル」の道標を通過した。ここから急な下りとなり、12時55分に「540mピーク」を乗り越し、13時01分に営林署の境界杭(NO.153)のある「550mピーク」で左へ曲がった。13時07分には「P486m」峰で、右へ曲がって下る。13時12分に「一本松」の尾根を通過し、13時19分に鉄塔も通過して、13時22分に登山口へ下り立った。
まだ、少々空気が残っていたので、すぐに車をスタートさせ、13時26分に国道367号へ出て、13時28分には国道303号へ出た。途中で、スペアタイヤに交換したが、悪いことにスペアタイヤの空気も少なかった。日頃のメンテナンスができていないということだ。それで、ゆっくりと走行し、13時47分には今津町で国道161号に乗った。国道303号へ右折する交差点のガソリンスタンドで、スペアタイヤに空気を充填し、14時09分に出発した。その後、木之本町で14時33分に国道8号から国道303号に移って、16時10分に帰宅した。
早速、タイヤを再度修理して、空気を充填するため、ガソリンスタンドへ行った。とにかく今日はいろいろなことがあった。