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「点名:檜ヶ洞」(1,030.5m)
「点名:浅谷」(1,102.5m)


平成27年6月7日(日)曇り
 
岐阜県下呂市馬瀬町
 
岐阜県の山

「点名:檜ヶ洞」(1,030.5m)

「点名:浅谷」(1,102.5m)

 

平成27年6月7日(日)曇り

岐阜県下呂市馬瀬町、郡上市明宝町

 

郡上市明宝町小川地区と下呂市馬瀬町中切地区を結ぶ馬瀬トンネルが開通した。文字どおり下呂市と郡上市の境界であると同時に馬瀬川流域と弓掛川流域を分ける尾根である。付近には馬瀬峠、浅谷峠がある。この馬瀬峠の下に馬瀬トンネルが開通したのである。この馬瀬トンネルの北と南に三角点があるというので見に行った。地形図で見ると、下呂市側より郡上市側の方斜面緩やかで登り易そうである。馬瀬トンネルの郡上市側(西側)入口付近から取付くことにした。

5時51分に自宅を出発した。国道156号を北上し、郡上市八幡町で国道472号へ移る。いわゆるせせらぎ街道である。郡上市畑佐地区で右折して、郡上市小川地区を目指す。小川峠を越えるのであるが、相変わらずジグザグの狭隘な道である。今は小川トンネルを開通させる工事が進んでいるようである。いまでも小川地区は陸の孤島、秘境と呼ぶにふさわしい。小川峠を越えるにしても、弓掛川沿いにさかのぼるにしても、どちらのルートを取るにしても相当困難な道のりとなる。馬瀬トンネルができたおかげで、馬瀬町方面から入れることになったが、馬瀬町そのものも交通の便がよいわけでもない。小川峠を越えて、小川地区に来ると、秘境とは思えないような「明るさ」がある。小川地区から馬瀬トンネルへの大規模林道へ左折する。センターラインはあるが、ジグザグな林道である。馬瀬トンネルの西口に着いた。7時41分に到着した。車は1台も通らない。準備をしている間に1台が小川方面へ下っていき、また引き返して来たのみである。従業員でも迎えに行ったのであろうか。それにしても交通量が少ないので、このトンネルの開通させた意味が分からないが、まあ、林道だと思えばそれも納得できる。

 

(馬瀬トンネルの西口)

 

(駐車場所)

 

(重機の横の林道を進む)

 

さて、7時50分に出発した。馬瀬トンネルの西口手前から左へ下る林道がある。その林道を進んでいくと、右から谷が林道を横断している場所に出る。

 

(沢の手前から右の作業道へ)

 

(作業道入口)

 

その沢の手前(左岸)に作業道があった。地形図で確認して7時55分にここから入山した。作業道は、谷の左岸沿いについていた。その作業道もなくなったので、谷の中を登って行った。

 

(2分する谷は左へ)

 

8時06分には谷が2分していたので、左の谷へと入る。谷の水がなくなるころの、8時14分にも谷が2分する場所に着いた。

 

(左の谷へ)

 

上を見上げると鞍部までもう少しであった。左の谷を選んで谷を登っていくと、8時19分に左岸側に道が現れた。

 

(馬瀬峠)

(馬瀬峠)

 

(馬瀬峠から振り返る。この沢を上がってきた)

 

この道をたどり、8時22分に鞍部に出た。これが、馬瀬峠なのである。地形図のとおり馬瀬側は急峻な斜面となっている。まず、初めに「点名:檜ヶ洞」へ行くつもりであったので、峠で左折して、急な斜面をよじ登った。左は雑木林、右は植林の境界尾根である。

 

(黄色い杭がある、平らな場所)

 

8時36分に斜面が緩やかになり、平らな場所に出た。黄色のプラスティック杭があった。この付近から左は植林、右は雑木林に変わる。そして、緩やかに登っていくと、8時42分に右手前方に4等三角点の標柱が見えてきた。

 

(三角点の標柱)

 

(標柱)

 

(点名:檜ヶ洞)

 

4等三角点「点名:檜ヶ洞」(1,030.5m)である。周囲は樹林のため展望はない。8時53分には下山にかかった。8時56分に平らな場所を通過して、9時01分に馬瀬峠に下り立った。ここから下呂市と郡上市の境界尾根を南へ向かう。地籍調査の杭があり、踏み跡がある。9時03分にピーク@を超える。9時06分にピークAを、9時07分にピークBを、それぞれ超えて、9時10分にピークCに出た。ここでは右の方へ進む。

(右回りに進む)

 

9時14分にもピークDに出る。この付近は右も左も植林になる。9時21分にもピークEに出るが、ここでやや左方向へ進む。この付近は左が植林、右が雑木林である。そして、9時26分に大岩のピークを越えた。

 

(大岩のピーク)

 

そして、9時29分にピークFに出た。右へ曲がって進む。この付近は左が植林、右が雑木林となる。9時42分にピークGに出たが、この付近はほとんど平らである。9時43分に左は植林、右は雑木林のピークHに出た。

 

(市境尾根から離れる)

 

ここで市の境界尾根を離れて、ここでは右へ曲がって下る。さらに9時53分にピークIへ出た。左は植林、右は雑木林である。9時57分にはピークJに出た。左は植林、右は雑木林である。この付近もほとんど平らである。そんな中、10時01分にはピークKに出た。目の前には目指す「点名:浅谷」が樹林の中に見える。

(左へ下って、右へ曲がってさらに下る)

 

鞍部を左から迂回することになる。ピークKから左へ少し下って、右へ曲がってさらに下ると鞍部に下り立つ。そこから雑木林の中の登りとなる。最後の急登を登りきると、切り開かれた山頂広場に出た。

 

(山頂広場)

 

(三角点)

 

(3等三角点「点名:浅谷」)

 

 

10時13分に到着した。3等三角点「点名:浅谷」(1,102.5m)である。こうして切り開かれていると、三角点も発見しやすい。しかし、周囲の樹木が育ってきて、展望はない。

できれば、そう1つ山へ登りたいと思い、10時20分には下山した。10時25分にピークKを、10時27分にピークJを、10時29分にピークIを、10時36分にピークHを、10時37分にピークGを、それぞれ通過して、10時44分にピークFに戻ってきた。ここからは、市の境界尾根となる。10時48分に大岩のピークを、10時51分にピークEを、10時54分にピークDを、10時56分にピークCを、10時58分にピークBを、10時59分にピークAを、11時01分にピーク@を、それぞれ通過して、11時02分に馬瀬峠まで戻ってきた。

 

(馬瀬峠から谷の右岸側を下る)

 

ここから、左へ曲がって、谷筋を下る。まずは、旧道がある。11時06分に谷が2分する場所で谷身へ下り立った。さらに谷身を下って、11時11分に谷が2分する場所に出た。ここからは、踏み跡が現れ、11時14分には明瞭な作業道になり、11時16分に林道へ下り立った。あとは、林道を歩いて、11時19分に駐車地点に戻ってきた。

さて、次に登る山を思案したが、復路にも2時間近くかかるので、結局、諦めて帰路に就くことにした。帰路は、弓掛川沿いに下って、馬瀬大橋を渡り、岩屋ダムを通って、国道256号へ出て、しばらく国道256号を走り、県道85号線へと右折して、県道63号線、県道58号線と乗り継いで、県道286号線で美濃市へ出て、美濃市経由で帰宅した。13時35分に帰宅した。すぐに三田洞神仏温泉へ入浴に行った。