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黒富士「点名:寺山」(418.2m)


平成27年5月10日(日)晴れ
 
福井県美浜町
 
福井県の山

黒富士(点名:寺山)(418.2m)

 

               平成27年5月10日(日)晴れ

               福井県美浜町

 

「○○富士」という山へ登ることの一環として、福井県美浜町の黒富士へ登った。3時00分に起床して一般道をいこうとしたが、寝坊してしまった。それで、5時31分に自宅を出発した。これでは、高速道を行くしかないと判断し、大垣西ICを目指した。幸いまだ時間が早かったので、国道21号も空いていた。大垣西ICから東海環状自動車道に上がり、名神高速道路、北陸自動車道、さらに舞鶴若狭自動車道を乗り継いで、若狭美浜ICで流出した。そして、国道27号へ出て右折し北上して、佐田地区で県道33号線へ左折する。県道33号線を進むと、最初の集落が菅浜である。

 

(県道33号線から右折)

 

ここで、右折して東へ進入する。黒富士は登山道がない。地形図を見て、一番登り易そうなルートを勝手に予定した。黒富士の東から入山し、北西に尾根を登って、黒富士から東へ延びる尾根に上がる。尾根で左へ曲がって、尾根を西へ登れば黒富士山頂に到達できるはずだ。そんな訳で、田園の中を終点まで乗り入れる。

 

(直進する)

 

地形図だけが頼りである。7時34分になんとか終点までたどり着いた。そこはごみの焼却場のような施設であった。入口には獣除けのゲートがあり、出入りしたら扉を閉めておくようになっている。

 

(駐車地点)

 

(正面の道を進む)

 

(ゲート)

 

(注意書き)

 

ゲート手前20mほどの分岐あたりに2〜3台分の駐車スペースがあったので、そこに駐車した。目の前にコンテナ再利用の作業小屋があり、作業者がいたので、黒富士に登りに来たことを告げると、獣除けのゲートを入ると、山へと続く道があること、ゲートは必ず閉めておくこと、車はここに駐車しておけばよいこと、自分は登ったことはないが、黒富士の山頂は広い平らがあり、今日は天気がよいので気持ちがよいだろう、というようなことを話してくれた。非常にありがたい。

 7時42分に登山を開始した。すぐにゲートを通過して中に入る。小屋が2棟あり、その小屋と小屋の間に山へ続く作業道の入口があった。

 

(作業道の入口)

 

入口は夏草に覆われていたが、中へ入ると明瞭な道になった。かつては車も通れたであろうと思われるような広い道である。今は道の真ん中まで草で覆われている。その道をたどって登っていくと、7時58分には終点にたどり着いた。ここから目の前の尾根に上がった。その尾根を左へと登っていく。道はないが、藪もそんなに激しいわけでもなく、なんとか尾根をたどることができた。

 

(主尾根に上がった所)

 

そして、8時17分に尾根に飛び出した。黒富士から東へと延びる尾根である。ここはその尾根が平らになっている場所であった。ここから主尾根の急登が始まる。黒富士と呼ばれているだけあって、容姿秀麗でその分どの方向から登っても、最後は急登が待っていることになる。喘登に次ぐ喘登で時間がかかる。そして、8時48分に黒富士山頂の平坦部に出た。話に聞いたとおり広い平坦部になっているが、樹林があるので展望は得られない。そして、広い分だけ三角点を探すのに手間取った。

 

(ヌタ場)

 

(三角点のある土盛り)

 

(三角点)

 

(3等三角点「点名:寺山」)

 

山頂台地の真ん中あたりにヌタ場があった。そのヌタ場を右に見て、その縁を時計回りに右へ曲がると、ヌタ場から10mほど離れた、正面に小高い土盛りがあり、そこに三角点があった。8時52分に発見した。3等三角点「点名:寺山」(418.2m)である。

 9時02分に下山にかかった。9時12分に主尾根から下降する地点に下り立ち、9時21分に作業道の終点に下り立った。そして、9時27分にゲートを通り抜け、9時28分に駐車地点に戻った。

 そのまま車をスタートさせ、県道33号線に出たが、今日はマラソン大会のため、9時30分から12時30分まで通行止めであった。わずかな時間経過であったので、なんとか通してもらった。国道27号へ出て、敦賀市の「日本海さかな街」に立ち寄った。その後、10時18分に出発し、一般道を通って10時53分に木之本を過ぎて、帰宅したのは、12時20分であった。食事後に今日も三田洞神仏温泉へ入浴に行った。