カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅

松葉洞(815.3)「点名:門出」


平成27年4月25日(土)晴れ
 
岐阜県関市板取
 
岐阜県の山

松葉洞「点名:門出」(815.3m)

 

               平成27年4月25日(土)晴れ

               岐阜県関市板取

 

今日は、午前中しか空いていない。昼までには帰宅しないといけない。しかし、天気はよさそうだ。4時00分に起床しようとしていたが、寝坊して、予定通りには起床できず、5時30分の出発となってしまった。関市洞戸の「タカネ」と関市板取の「松葉洞」を予定していたが、あるいは、1山だけになるかも知れないと思いつつ、車を走らせた。国道256号の山県市役所付近で日の出があったので、車を止めて写真を撮った。国道256号を北上し、タラガトンネルを西から東へ抜ける。「タカネ」は、以前に高賀山経由で尾根伝いにチャレンジしたが、時間切れで引き返したことがある。それで、今回は板取側からタラガ谷林道を使って、高賀山とタカネとの鞍部まで車で入り、手軽に登ろうとしていた。タラガ峠への旧道は、関市側で路肩崩落のため通行止めとなっているので、郡上市側から入らなければならない。そんな訳でタラガトンネルを関市側から郡上市側へ抜けて、トンネルを抜けたらすぐに右折して、旧道をタラガ峠に向けて上がる。タラガ峠を越えて、関市側へ少し下ると、「松葉洞」への林道分岐がある。しかし、今日は先に「タカネ」へ登るため、さらに下って行く。この分岐からさらに約400m下ると、タラガ谷林道の分岐がある。しかし、工事中で通行止めの表示があり、バリケードがあった。そのバリケードをどかして入り、またバリケードを戻しておいた。タラガ谷林道を登っていくと、すぐに工事現場があった。しかし、通れるようになっているので、そのまま通過した。さらにこの先で林道が分岐しており、タラガ谷林道側にバリケードがあった。ここでもバリケードを開けて入り、また閉めておいた。そして、車を走らせたが、またもやバリケードが現れた。このバリケードはいいままでのものとは違い、反対側からの進入を阻むためのものであった。ということは?以前に高賀山経由でタカネを目指したとき、瓢ヶ岳から高賀山への林道を偵察したが、そのときは、林道は高賀山の東側付近で終点になっていた。これがつながったのであろうか。あるいは、郡上市の粥川谷からの林道がつながっているのか。調査を要するが、今日はそんな余裕がない。このバリケードは、大きくて重いので1人ではどけられなかった。それで、諦めてUターンした。ここからなら登山口まで歩いてもそんなに遠くはないと思ったが、今日はそれだけの余裕がなかった。「タカネ」は、諦めて、「松葉洞」へ登ることにした。この松葉洞は、「こんな楽しい岐阜の山旅」に記載されている山で、以前に西側山麓の門出集落から登ったことがあるが、林道を使えば簡単に登れることが分かったので、再び東側の尾根伝いに登ろうとしたのである。山名は松葉洞であるが、3等三角点があり、点名は、門出である。林道から旧道へ戻り、先刻確認した、タラガ峠すぐ下の林道分岐へ戻った。

 

(松葉洞への林道入り口)

 

こちらにもバリケードが設置してあったが、簡単にどかして、中へ入る。最初の分岐を左へ入るのであるが、往路では気づかず通り過ぎてしまった。林道はピークを越えて下って行く。すると、本格的な鉄製のゲートがあった。ゲートは開いていたが、さすがにここまで来てようやく行き過ぎたことに気付いた。ゲートの前でUターンして引き返した。復路では間違えず、分岐入口がわかった。地形図をよく見れば簡単なことであるが、甘く見すぎて地形図の確認を怠ったための間違いである。

 

(左の林道へ入る)

 

さて、こちらの林道は草が生い茂り、とても普通車では通行できないだろう。車を4WDに切り替えて進入したが、道路脇からはみ出した木の枝で、車の側面を擦る。これが気になる人は車を置いて歩いたほうがよかろう。分岐した林道はそんなに長くはなく、左側の展望が開けると、まもなく右へのヘアピンカーブがあり、そこから直進する林道が分岐している。

 

(駐車地点)

 

直進する林道が地形図に載っている林道であり、右へのヘアピンカーブの林道は地形図に記載がない。この三叉路付近に駐車した。大展望が広がっていた。

 

(高賀山とタカネ)

 

7時06分に出発した。直進の林道を進むと、7時06分に林道の終点に達した。

 

(林道の終点)

 

(林道終点から尾根への入口)

 

ここから左の尾根へ下るのである。尾根上には作業道がある。

 

(尾根を進む)

 

7時13分には鞍部を通過し、7時17分に小さなピークを越えた。

 

(作業道を離れ、尾根を進む)

 

そして、登りになるが、やがて作業道は右山でトラバースしていくので、作業道を離れ、忠実に尾根を登っていく。7時29分に小さなピークを越えて、少し下ってから登り返す。

 

(松葉洞)

 

(3等三角点「点名:門出」)

 

7時33分に三角点を発見した。ピークより少し下がった手前にある。山名は「松葉洞」で、3等三角点の点名は「門出」である。

樹林に囲まれ展望はない。7時41分に下山を開始した。7時43分にピークを越え、7時46分に作業度に出た。後は作業道をたどり、7時49分にピークを越え、7時51分に鞍部を通過した。坂を登って、7時56分に林道終点に出た。そして、7時57分に駐車地点に戻った。駐車地点には1台のライトバンが止まっていた。山の作業者かと思ったが、中には人が数人乗っていた。作業の時間待ちであろうか。私は軽自動車であるが、より幅の広い普通車でよくここまで来たものだ。

さて、帰路には今朝ほどの高賀山の林道を確認しようと、高賀の森水のところを通り、高賀神社の手前から高賀山への林道へ進入しようとした。しかし、残念ながらこちらも通行止めの表示とバリケードがあったので諦めた。

帰路は山菜を採取して、11時00分に帰宅した。早速、三田洞神仏温泉へ入浴に行った。