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点名:北野神社(157.2m)


平成27年3月28日(土)曇り
 
岐阜県岐阜市
 
岐阜県の山

  点名:北野神社(157.2m)

 

               平成27年3月22日(日)曇り

               岐阜県岐阜市

 

今日は、岐阜市の三角点めぐりをした。先日くじいた左足首がまだ完治していなので、長時間の歩行は無理だろうと判断したのである。

岐阜市長良の4等三角点、「点名:北野神社」(157.2m)へ登った。こんな場所に三角点があるとは知らなかった。鵜飼大橋を南側(長良川左岸側)から北進すると、右手前方の山の中腹に仏像の塔が見える。この仏像塔の背後の山である。点名が北野神社というのは、どういうことなのか。南西の麓に北野神社があるが、かつては多くの神社が山頂近くにあり、その後、麓へ下ろされたと聞くが、この北野神社もかつては、山頂付近にあり、そのため点名が北野神社なのであろうか?麓にある神社の名前を山頂の三角点の名前にしたとも考えられる。真偽のほどは不明だ。位置的には松尾池の南にあたる。

さて、そんな訳で、鵜飼大橋のたもとから、長良川右岸道路を北東へ進む。新しくできた小島山トンネルの手前で左折して山への道を登る。

 

(小島山トンネルの手前)

 

(この撮影位置付近に駐車した。)

 

それを登ると分かるが、多くの車が路駐している。その中をそのまま進むと、なんと長良川ホテルの新館の横に出た。路駐の車は長良川ホテルの従業員等関係者と思われる。それで、車は県道94号線(岐阜美濃線)沿いまで戻し、この県道94号線の道路沿いの広場に駐車した。

 

(ホテルの横です。)

 

(入山地点)

 

(この道を入って行く。)

 

9時07分に歩き出した。地形図によると、ここから長良川ホテルの横を通り、山腹の仏像塔まで道がついている。しかし、その入口がわからなかった。地形図とよく見比べると、たしかにホテルの横から道が続いている。あまりに荒れ果てて雑木が生い茂り入口がわからなかったのである。道の入口には「この場所は駐車禁止です。」という立て看板がある。それで余計にわからなかったが、逆にこの看板が入口の目印になるだろう。荒れた道(林道?)をジグザグに登っていく。とにかく荒れて雑木が茂り歩きにくい。9時17分に廃屋の前を通過した。たつては、建物があり、結構にぎわっていたと推測される。道脇には赤い擬宝珠の欄干状のものもある。

 

(廃屋です。)

 

T字路に出る。)

 

(ここを右へ登る。)

 

さて、廃屋を通過すると、9時19分にT字路に出る。ここを右へ上がっていく。すると、廃小屋が2棟ほどあり、それらを通り過ぎて上がっていくと、広場があり、そこには廃車のバスがあった。

 

(廃車のバス)

 

9時22分にこの廃車バスに着いた。あとから気づいたことであるが、県道94号線沿いの駐車地点から、沢の左岸を沢沿いにまっすぐ上がってくると、この廃車バスのある広場へたどり着けるようだ。さて、この広場から左手を見上げると、樹林の間から仏像塔が見えた。錆びついた鉄製の手すりの階段を上がって、9時24分仏像塔の前に出た。

 

(仏像の塔)

 

ここまでもひどい道であったが、この先は全く道はない。尾根を外さないように登って行けばよい。緩やかに尾根を登っていく。9時32分に岩場を抜ける。緩やかな登りがやがて平らになると、三角点は近い。ただ、三角点は、山頂台地の西端にあるので、平らになってから相当距離があり時間がかかった。まだかまだかと思いつつ9時48分にようやく三角点にたどり着いた。手前には2つ寄り添った(重なった?)大岩があった。

 

(2つの大岩)

 

(4等三角点)

 

(点名:北野神社

 

三角点から先は急な斜面の下りとなるので、否応にもわかるであろう。4等三角点「点名:北野神社」(157.2m)である。周囲は樹林に囲まれ展望はよくない。しかし、岩場に出てみると、樹林の間から鵜飼大橋や金華山、百々ヶ峰はなんとか望むことができた。

9時57分には下山にかかった。10時06分に岩場を通過し、10時09分に仏像塔まで戻ってきた。ここからも往路をたどり、10時11分に廃車バスの広場を通過し、10時13分にT字路を左へ曲がった。10時14分に廃屋の前を通って、10時20分に長良川ホテルの横に出た。あとは、舗装路を歩いて、10時23分に駐車地点に戻ってきた。

その後、帰路に就き、買い物をして12時00分に帰宅した。