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焼津アルプス(東海自然歩道バイパスコース)
丸子富士「点名:」(450m)
満観峰(470m)
点名:一ノ谷(433.8m)
花沢山(449.2m)
平成27年2月28日(土)晴れ
静岡県静岡市
今回は、岐阜新聞に隔週火曜日に掲載され始めた、「ふるさとの山々 高きが故に貴からず」の「満観峰」(470m)へ行くことにした。急な思い付きで決めた行き先であったが、N氏を誘ったところ快諾を得たので、同行することにした。
早出早着の原則に則り4時55分に出発した。5時05分にN氏を迎えに行き、そのまま東海北陸自動車道の一宮木曽川ICへ向かった。5時27分に一宮木曽川ICから東海北陸自動車道に上がり、5時34分に一宮JCTで名神高速道に合流した。その後、6時06分に豊田JCTを通過し、6時37分に三ヶ日JCTから三遠南信自動車道へ入り、6時44分にいなさJCTから新東名高速に乗った。そして、浜松SAで、6時54分から7時05分までトイレ休憩し、7時38分に藤枝岡部ICから流出した。料金は2,530円であった。軽自動車なので、普通車の3140円より2割ほど安い。多人数でなければ軽自動車の方が財布にやさしい。
さて、インターを下りたら、焼津ICの方へ行き、国道150号に乗るはずであったが、間違えて国道1号に乗ってしまった。実はカーナビをいただいたので、カーナビをつけていたのであるが、カーナビのソフトが古くて新東名高速自動車道が入っていなかった。それで、カーナビの案内がなく、「右は、焼津市方面、左は、静岡、沼津方面」という道路標識の分岐で間違えて左へ曲がってしまったためである。高架道路であったので、Uターンして引き返すこともままならず、そのまま国道1号で宇津の谷峠を越えて、北西側から「小坂登山口」へ向かうことにした。それでもカーナビはちゃんと案内するので重宝する。そんな訳で多少時刻は遅れたが、8時00分には小坂登山口の駐車場に着いた。
(駐車場とトイレ)
(すぐ先の案内板)
駐車場は4〜5台くらいしか駐車できないが、広い路肩があり、駐車に困ることはなさそうだ。また、駐車場にはきれいなトイレもある。いつも思うことであるが、他県はこうした登山者への配慮が行き届いているのがうらやましい。先客が1台あり、その女性とことばを交わしたが、その女性は12時までに下山しなければならないからと、早々に出発していった。我々が準備をしていると、もう1台地元の車が到着し、その男性と話しながら、自然と途中まで一緒に登ることになった。その話の中で、満観峰の東側に3等三角点がある、「丸子富士(450m)」があるというので、そこへも登ることにした。事前の調査では、丸子富士は「花沢山(449.2m)」のことだと思い込んでいたのだ。
(分岐を右へ)
8時12分に出発し、駐車場から、先へ歩くとすぐに分岐があり、「左は日本坂峠、右は萬福寺、満観峰」という案内板がある。反時計まわりで周回する計画であったので、右手へ進み、庚申塔を通りすぎる。急坂の車道を上がっていくと、8時18分に小坂不動明王に着いた。ここが萬福寺であろう。
(萬福寺:小坂不動明王)
ここから、車道はさらに急な坂道となり、茶畑の中を上がっていく。この付近で同行していた地元の男性は、他の方へ分かれていった。我々は、舗装された車道を上り、8時31分に分岐を鋭角に右折して、さらに上がる。
(鋭角に右折)
(右折場所の道標)
すると、8時38分に車道から別れて登る、登山道の入口に着いた。「満観峰 東登り口」という看板がある。ここまでは、車でも上がれる。周回コースではなく、満観峰や丸子富士を往復するだけなら、ここまで車で上がったほうがよかろう。
(登山道入り口)
(東登り口の看板)
ここからいよいよ山道へ入る。8時49分には水槽がある休憩適地に出た。防火水槽ではなく、茶畑へ給水する灌漑用水槽であろう。ここからは5分ほどの登りで、8時54分に稜線上の鞍部に着いた。
(暗部に出る)
(暗部の道標)
右へ行くと丸子富士、左へ行くと満観峰である。背後には花沢山がそびえている。ここにザックをデポして、8時57分に出発し、まずは、丸子富士をピストンすることにした。予定にはなかったが、せっかくここまできたので、急きょ丸子富士へも行くことにしたのだ。最初のピークは左山でトラバースし、9時01分に次のピークを超える。そして、9時03分には丸子富士へ登る分岐に出た。
(丸子富士への登り口)
(看板の拡大)
ハイキングマップによると、この道は「朝鮮岩」を通り、丸子地区へ続いているらしい。9時05分に、ここから左への道をとり、急な坂を上がると、9時09分に丸子富士の山頂に飛び出した。3等三角点「点名:舟川」があるが、樹林のため展望はない。
(丸子富士「点名:舟川」)
(4等三角点「点名:舟川」)
9時12分には下山し、ピストンで引き返した。9時14分に「朝鮮岩」へのハイキング道に合流し、9時17分にピークを通過して、9時20分にザックをデポした暗部に戻った。ザックを背負い、9時24分に満観峰へ向けて出発した。満観峰への登りは10分ほどであった。
(満観峰の山頂)
9時33分に満観峰の山頂に飛び出した。山頂付近はドーム状の広い草原になっている。富士山や静岡市、焼津市の眺めは圧巻である。東屋があり、テーブル付きのベンチも数基設置されている。予想に反して暖かく多くの登山者がくつろいでいた。昼寝としゃれ込んでいる人もいる。さすがに都会の山だな。
(富士山)
あまりの陽気にさそわれて、ここで、食事休憩とした。出発が早かったので当然朝食も早く、もう5時間も経過しているからお腹も空いていた。N氏はパンで私は雑炊であった。
ゆっくり食事休憩の後、10時02分に腰を上げた。日本坂峠へ向けて尾根を下った。10時06分に「小坂」への下り口の看板がある分岐を通過した。そして、アップダウンを繰り返しながら、高度を下げ、10時21分に三角点のピークに出た。
(4等三角点「点名:一ノ谷」)
地図上には山名の記載がないが、地形図には4等三角点「点名:一ノ谷」(433.8m)の記載がある。樹林のため展望はない。「三角点を巡る会」としては、これを認識しないわけにはいかないのだ。10時23分にここを出発し、さらに尾根を下る。
(鞍掛峠への分岐)
10時28分に「鞍掛峠」への分岐標識のある場所に下り立った。そして、10時34分に「富士見平」を通過し、10時40分に「日本坂峠」に下り立った。
(富士山)
(日本坂峠)
ここは、静岡市の小坂と焼津市の花沢の里へ下る分岐点となっている。花沢山へはここから登りに転じる。10時42分に登り始める。途中に富士山と焼津市の好展望地があり、さらに登ると、11時02分に花沢山への分岐に出た。
(4等三角点「点名:日本坂」)
(4等三角点「点名:日本坂」)
(花沢山山頂にて)
こ山頂脇に道標には、右は「花沢山」、左は「JR用宗駅 3.6km、80分」、手前は「宇津ノ谷 6.6km、180分」「満観峰 2.9km、90分」となっている。こからすぐに花沢山の山頂「3等三角点、点名:日本坂」(449.2km)に着く。あいにく展望はよろしくない。小休止の後、11時17分には下山することにした。日本坂峠までは往路を引き返す。11時23分に展望地を通過し、11時32分に日本坂峠に下り立った。11時33分に出発し、小坂方面の右へ下る。すると、11時40分に車道の終点に出た。
(車道終点からの登り口)
(車道終点からの登り口)
花沢山へ登るだけならここまで車で上がってくれば手っ取り早い。実際、車が2台駐車してあった。11時43分にこの舗装された車道を下り始めた。11時55分に駐車場に戻ってきた。合計4時間の周回コースである。丸子富士への登りながら、予定より2時間早く下山してきた。これなら明るいうちに帰宅できるであろう。
12時00分に車をスタートさせ、帰路は国道150号へ出て、焼津市内から焼津ICを通りすぎて、12時40分に藤枝岡部ICから新東名高速道に上がった。13時02分から13時09分まで遠州森町PAでトイレ休憩し、さらに13時19分から13時35分まで浜松SAで休憩し、小腹が空いたので軽食を摂った。あとは、13時44分にいなさJCTを、13時52分に三ヶ日JCTを、それぞれ通過した。そこで、燃料計が「E」に近づいたので、携帯タンクから補給することにし、14時04分から14時11分まで赤塚PAに立ち寄り燃料を20リットル補給した。その後は、順調に走り、15時08分に一宮JCTから東海北陸道に入り、15時14分に一宮木曽川ICから流出した。帰宅したのは15時55分であった。その後は、恒例の反省会を開催したのであった。
今度の九州の各県最高峰の山行きの相談をした。