カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅

点名:滝場(604.3m)
点名:細野(697.5m)


平成27年2月21日(土)曇り
 
岐阜県白川町
 
岐阜県の山

  白川町の山々

点名:滝場(604.3m)

点名:細野(697.5m)

 

               平成27年2月21日(土)曇り

               岐阜県白川町

 

明日の日曜日は仕事の都合で、山へ行けないので日帰りで行くしかない。そのため、近くの白川町の三角点を巡ることにした。今日の夕方には祝賀会があるので、早めに帰宅せねばならない。そうでなくても、「早出早着」が山登りの鉄則である。

5時40分に自宅を出発した。岐阜市から関市、美濃加茂市、川辺町と走り、川辺町から国道41号を北上する。先週も走った道である。今日は白川口を過ぎてさらに北上し、白川町の下油井あたりで、国道41号から国道256号へと右折する。国道256号は、佐見川沿いに東進する。すると、徳田地内で国道256号をショートカットする峠道への分岐がある。ここから左折して、上がっていく。国道256号が佐見川沿いに英文字の「U」の字形に迂回しているところをUの字の左右の上端を結ぶ形でショートカットしているのだ。地形図で見る限り、このショートカットする道路の峠付近から取付くのが一番短時間で短距離であると思われる。

 

(駐車地点から峠方向を見る)

 

さて、その峠の手前には7時00分に着いた。峠より少し下がったところに作業小屋と旧道部分の広い路肩があった。道路の旧道部分の路肩の広いところに駐車した。4〜5台は駐車できる。7時13分に出発した。坂の道路を少し登ると、左手に作業小屋がある。その反対側から取付くことにした。

 

(電柱番号「23テ532」の横から入山)

 

入山地点の電柱は、「23テ532」となっている。中電関連の仕事をしていると、こうした電柱番号が気になる。電柱番号を確認すれば間違えることもない。取付き点は平坦であるが、尾根に取付くと急斜面になる。登山道はない。しゃにむに高いところを目指してよじ登るのみだ。急斜面や緩斜面を繰り返しながら、登るにつれて尾根が痩せてくる。7時41分に右からの尾根と合流した。ここで、左へ曲がってさらに植林の中の尾根を登っていくと、7時49分にピークに出る。

 

(手前(北)のピーク)

 

「点名:滝場」の北にピークがあるのだ。つまり、「点名:滝場」へはこのピークから南へいったん下って登り返すことになる。ピークからやや左気味に下って、今度はやや右へと登り返す。

 

(三角点の標柱)

 

(標柱と三角点)

 

(三等三角点「点名:滝場」)

 

7時56分に山頂に着いた。三等三角点「点名:滝場」(604.3m)である。周囲は樹林のため展望はない。

8時03分には下山にかかった。8時06分にピークを越え、8時10分には尾根から右へ急降下して、8時21分に駐車地点に下り立った。

 

車に乗り込んで、地形図を見ながら、次は、「点名:細野」を目指すことにした。

いったん、国道256号まで戻り、今度はショートカットではなく、国道256号を佐見川沿いに進むと、すぐに徳田口のバス停がある。

 

(「徳田口」バス停と橋)

 

(「細野」の看板)

 

そのすぐ先に橋があるので、国道256号から右折して、佐見川にかかる橋を渡る。橋を渡ると、T字路に突き当たるので左折する。この林道は、最初は舗装されているが、そのうち未舗装となり、路面に積雪も出てきた。今日は4WD車ではなかったので、恐る恐る登っていく。周囲には別荘のような建物が点在していた。そして、峠を越えたと思うと下りになる。積雪路は登りより下りの方が格段に怖い。少しだけ下るとY字路の分岐がある。

 

(駐車地点、この先のY字路を左へ)

 

その手前に駐車スペースがあるのでバックで駐車した。駐車場所は積雪があり轍もないので、FF車が前進で駐車すると脱出困難になるかも知れないと考えたためだ。

8時41分に出発し、Y字路の分岐から左へ入る。荒れた林道である。林道を登ってくると、8時45分に分岐に出た。

 

(T字路分岐)

 

この二俣分岐の真ん中の尾根に取付くのであるが、とりあえずは分岐を直進(右)した。すると、8時47分に林道終点に着いた。

 

(林道終点から、そのまま山道へ)

 

さらに林道終点からそのまま山道が続いていた。しばらく山道を登り、左手の小沢を渡って、左の尾根に取付いた。最初は緩斜面であるが、だんだんと急斜面になってくる。また、最初は植林の中であるが、急斜面になるころから植林は左側だけで、右側は雑木林となる。尾根は痩せてくるが、溶けた雪が凍り付いてツルツル滑る。積雪がなければ落ち葉でフワフワなのであろうが、雪が溶けた水が落ち葉の下で凍っており、足場がツルツルなのである。危険極まりない。慎重に歩を進める。

(主尾根に出る)

 

(主尾根で左折するとこんな感じ)

 

そして、9時22分にやっと主尾根に出た。主尾根を左へ曲がって登っていくが、坂が緩やかになり、凍結もなくなったので、歩きやすい。

 

(岩場のピーク)

 

9時29分に岩場に出る。三角点のピークかと思ったが、三角点はない。

 

(三等三角点「点名:細野」)

(点名:細野)

 

さらに緩やかな尾根を進むと、9時32分に三等三角点「点名:細野」(697.5m)に出た。白い標柱はなかった。周囲は樹林で展望はない。

9時38分に下山にかかった。9時40分に岩場のピークを超える。9時22分には主尾根から急降下する地点に出て、9時56分には林道終点に出た。9時57分に林道分岐をとおり、9時58分に駐車地点に戻った。

ここで、これだけ積雪があるということは、他の白川町内の三角点も取付きの林道が積雪で登れないことも予想された。それで、今日はこれまでとして、帰路に就いた。昼前には帰宅できるだろう。

往路を引き返し、正午には帰宅することができた。昼からは所要を済ませ、17時00分からの祝賀会に向かうことができた。