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板築山(226m)


平成26年12月21日(日)快晴
 
静岡県浜松市
 
静岡県の山

  粟ヶ岳(532m)・(ほう)築山(ずきやま)(226m)

          

平成26年12月21日(日)快晴

静岡県浜松市

 

土日にかけて沼津アルプスを縦走しようと考えていたが、急な都合により日帰りしかできなくなった。そのため、沼津アルプスより近くて簡単に登れそうな山へと変更した。先日の大雪により、北陸や鈴鹿方面は積雪があると思われるので、温暖な静岡県方面に絞っていた。それで、地図を見ていて、新東名高速道路の粟ヶ岳トンネルの上にある粟ヶ岳が目についた。早速、ネットで調べると、麓から歩いても、1時間で登れるハイキングコースであり、山頂まで車道が通じていることが分かった。また、近頃、奥浜名湖方面の山々へ通っていたが、あと1つ板築山(ほうずきやま)だけが残っていたので、この板築山と2つを登ることに決めた。

近くなので、出発はゆっくりでもよいかなと思ったが、低山とはいえ、山は何が起こるか分からないので、早出早着という山行の鉄則どおり、早朝5時12分に出発した。5時35分に関市で同行者と合流して、5時50分に美濃加茂ICから東海環状自動車道に上がった。今日は比較的暖かいので、路面が凍っているとは思わなかったが、土岐JCT当たりでは霧が発生しており、ゆっくり走行を余儀なくされた。それでも愛知県へ入るころには霧も晴れてきた。順調に豊田JCTを通過し、三ヶ日JCTから三遠南進自動車道へ移って新東名高速へと向かい、いなさJCTから新東名高速に入る。そして、7時17分に浜松SAでトイレ休憩をした。浜松SAを7時32分に出発し、7時42分に森掛川ICから高速道を流出した。県道40号線を左折して天竜浜名湖鉄道に沿って南下し、県道81号線へと左折し、今度は県道39号線へと右折する。カーナビを使っていたが、このカーナビが国道1号を管内するので、それにしたがって国道1号に上がった。あとはカーナビどおりに、県道381号線を経て、逆川沿いに東山を目指した。

 

(案内板)

 

要所には粟ヶ岳の案内もあり迷うことなく登山口となく「東山いっぷく処」に着いた。途中、正面には粟ヶ岳がよく見え、「茶文字の里 日本一の東山茶」という大きな看板のあたりからは山頂直下に「杉の木」で描いた「茶」の文字が見える。

 

(東山いっぷく処)

 

「東山いっぷく処」は、茶店を兼ねた東山茶のPRと販売をするお店のようです。この東山いっぷく処を左手に見て、小さな橋を渡ると、山頂へ通じる車道が左折分岐している。粟ヶ岳車道の看板もあるので、よくわかる。ただ、この「東山いっぷく処」の谷を隔てた裏手、粟ヶ岳山頂への車道へ入ったすぐのところに10台ほど駐車できる路肩があるので、ここに駐車して茶畑の中を歩いて粟ヶ岳山頂を目指す人が多いようである。我々は、時間がないので、途中まで車で上がることにした。

山頂への車道は、茶畑の中を上がっていく。その途中、茶畑の中を抜けたかなと思われるところに、右へのヘアピンカーブがあり、そこに畑かん施設がある。この前が広くなっているので、ここに駐車した。

 

(畑かん施設)

 

茶畑へ水を送るための水道施設であろうと思われる。8時26分に駐車した。そして、8時31分に歩き始めた。車道を歩いていけば、ハイキングコースが車道を横断している場所に出るであろう。なお、この先にも路肩が広い場所があるので、駐車は可能であろう。しかし、車道は幅員が狭く、すれ違いができないので、退避所として設けてあると思われるので、車道を上がったら一気に山頂付近の駐車場まで上がってしまうのがよいと思われる。

さて、車道を10分ほど歩いた、8時41分にハイキングコースが車道を横断している場所に出た。

 

(ハイキングコース)

 

(富士山)

 

右手下には、茶畑が広がっている。そして、正面には冠雪して真っ白な富士山が青空をバックにきれいに見えていた。8時43分にここから、左のハイキングコースへ入った。明瞭な登山道が右山で続いている。そして、8時52分に無間山観音堂のところへ出た。左へ行くと、南平広場がある。ここで、右へUターンして鳥居のある方へ進む。

 

(道標)

 

ここからも明瞭な道がある。ハイキングコースの道標と案内図がある。磐座(いわくら)と呼ばれる大岩群や地獄穴を通り、9時02分に阿波々神社のある山頂に出た。

 

(案内板)

 

(阿波々神社)

 

ここには三角点はないようだ。神社の裏へ回ると、「無間の井戸」を通り、最高地点と書かれた看板の場所に出た。

 

(無間の井戸)

 

(最高点)

 

三角点はないので、ここで記念写真を撮って、売店「無間の鐘」のあるほうへ下りてきた。この前の駐車場からきれいな富士山が見えた。絶好のロケーションである。

 

(売店)

(富士山)

 

ここで、腰を下ろし、ラーメンを食べ、コーヒーを淹れて飲んだ。富士山を眺めながら至福のひと時を過ごす。名残は惜しいが、9時47分には腰を上げた。阿波々神社まで戻り、往路を引き返した。9時56分に無間山観音堂まで下り、9時58分にここを出発し、トラバース道へ入る。10時04分に車道へ出て、車道を歩き、10時14分に駐車地点へ戻った。

 10時18分に車をスタートさせ、もう1つの板築山へ向かった。ますは、国道1号まで出て、国道1号を西進する。そして、10時51分に袋井ICから東名高速に上がった。10時57分に三方原PAでトイレ休憩し、11時21分に三ヶ日ICから流出した。板築山は11月に登山口の下見をしているので、迷うことはない。インターを下りたら、国道362号に出て、西進する。

 

(国道362号からの入口)

 

 

(案内板)

 

そして、三ヶ日市街地を通り抜け、日比沢地区で左折する。左折地点には、「ほうずき山登山道 60分」という小さな案内板があるのでゆっくり走るとわかる。そして、橋を渡ってすぐに左折する。

 

(登山口)

 

左折すると、100mほど先に「ほうずき山登山道 50分」という小さな案内板があり、ここから林道が延びている。左手は川で右手は白山神社であるが、この付近は車道幅が広いので路駐できる。11時30分に路駐した。11時34分に出発した。

 

(林道入り口)

 

 

(登山口の看板)

 

林道の入口は舗装されているが、すぐに未舗装の林道になる。車でも上がれなくはないが、駐車場所があるか分からなかった。

 

(御親水)

 

林道を登っていくと、御親水を過ぎ、さらに登っていくと、11時40分に、右手にみかん畑があるY字路に出る。

 

(道標)

 

足元に「←板築山」の看板があるので、左手に上がっていく。そして、11時47分に「登山道30分ガンバレ」という案内板を通過する。

そして、11時50分、今度は新しい林道の分岐がところに出る。そばには、「ほうずき山登山道 20分」という案内板が倒れていた。林道新設工事で倒したままになっているのか。11時52分に、ここで左への林道へ上がり、次の分岐(重機が2台とまっていた。)で右へ登ってみたが、林道は行き止まりになり、登山道も見当たらない。11時58分にはUターンして、先ほどの「ほうずき山登山道 20分」の看板が倒れている場所まで戻り、12時02分に右山のトラバース道へ入って見た。しかし、この登山道も尾根を乗り越えた付近で下りになってしまう。それで、12時05分にまた戻り、重機が2台とまっている新設の林道の分岐あたりから、沢筋の斜面を強引に直登した。すると、12時26分に「直進は板築山、左はあたご様 15m みやまつつじ」という看板があり、ほっとした。

 

(道標)

 

結局、道がわからず、30分くらいうろうろしたことになる。ここからは、踏み跡があった。それを尾根まで登り、尾根に上がったら左へ進む。12時32分に山頂に飛び出した。

 

(山名板)

 

(神社)

 

(展望)

 

(展望)

 

 山頂からは、浜名湖方面はよく見えたが、富士山はたぶん樹林に阻まれて見えなかった。山頂には小さな神社があった。山頂では昼食をとり、13時b00分に下山した。13時04分に「あたご様」への分岐を通過し、13時05分に新設の林道へ下り立った。あとは、林道を下って、12時09分に分岐を右へ下り、13時23分に駐車地点へ下り立った。13時30分にスタートして、13時58分に豊川ICから東名高速に上がった。14時18分に豊田JCTを通過し、14時47分に土岐JCTを通過して、15時00分に美濃加茂ICから流出した。15時20分に関市で同行者と別れ、15時50分に帰宅したのであった。

 

 

 

(データ)

高速代   3,120円+700円+2,250円=6,070円

ガソリン代 4,299円

使用燃料  30.93g

 走行距離  285.9km

 平均燃費  9.2km/g