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恐羅漢山(1,346m)
平成26年10月18日(土)
広島県戸河内町
今回は、台風19号の接近により延期となっていた、広島県と島根県の最高峰である恐羅漢山と山口県の最高峰である寂地山へ仕切り直しで登る計画である。
18日(土)の午前4時00分にK氏に自宅まで迎えに来ていただき、K氏の車でN氏宅へ向かった。4時05分にN氏を乗せて、全員集合となり、一路、広島へ向かった。片道7時間という長距離の移動であり、3人交代で運転することになっていた。一番手は私で、一宮木曽川ICから高速に上がるべく、鵜飼大橋を渡り国道156号から国道22号を経て、4時25分に一宮木曽川ICから東海北陸自動車道に上がった。インターネットのNEXCO中日本の「料金・ルート検索」により、検索した最短ルートを選択して、ひたすら戸河内ICを目指す。休憩はトイレ休憩など必要最低限の休憩にとどめた。5時34分に草津SAに到着し、5時45分に出発した。6時13分に吹田JCTを通過して、中国道に入ると渋滞を心配したが、少しの渋滞だけで、6時42分には神戸北JCTから山陽道へ抜けることができた。そして、6時55分に三木SAに着いたので、ここでトイレ休憩をし、運転も交代した。ここの出発は、7時03分である。山陽道は渋滞もなく順調に走り、8時14分に倉敷JCTを通過し、8時45分に福山SAに着いたので、運転を交代し燃料も補給した。やっと広島県に突入したという感じである。8時55分に福山SAを出発し、9時54分に沼田PAに着き、運転を交代した。10時04分に出発した。山陽道から広島自動車道で中国道へ移り、10時25分に戸河内ICから流出した。料金は8,260円であった。ここからは、国道191号を走り、明神橋交差点で県道252号線へ左折して、内黒峠を越えて、11時00分に恐羅漢スキー場へたどり着いた。恐羅漢スキー場が登山口となるのだ。予定より1時間早く到着することができた。
(駐車場)
(登山口)
(左、立山コース、右、夏焼尾根コース)
早速準備をして、11時14分に登山口を出発した。立山コースと夏焼尾根コースがあるが、時間短縮のため直登コースである立山コースを選んだ。立山コースは恐羅漢スキーのゲレンデを登っていくコースで立山分岐まで1.5kmである。夏焼尾根コースはいったん緩やかに夏焼峠へ登り、峠から緩やかな尾根を登るコースで立山分岐まで3.3kmである。立山コースは三角形の1辺を登り、夏焼尾根コースは三角形の2辺を登る感じになる。
(案内図)
(ゲレンデ脇の看板)
さて、ゲレンデに向かって右端に延びる登山道を登っていくが、アスレチックの施設があるあたりで、途中で登山道がなくなってしまった。やむなく、ゲレンデ内をジグザグに登っていった。天気は快晴で日差しが強く、汗が噴き出る。11時31分に「第2リフトの終点」に着いた。行動食を摂り、休憩して、11時40分に出発した。ここからは、明瞭な登山道がついていた。11時47分にゲレンデから雑木林に入り、ようやく涼しくなった。
(国設スキー場分れの看板)
急登が緩んできた、12時01分に国設スキー場別れという分岐の看板がある場所に出た。「左は国設スキー場 5分、直進は恐羅漢山頂 10分、手前は牛小屋高原キャンプ場 60分」という看板がある。傾斜も緩やかになってきたし、もう10分で山頂なのかと元気が出てきた。
(立山分岐)
さらに、12時04分に「立山分岐」に出た。夏焼尾根コースと合流する地点である。ここで、左へ曲がって尾根を登っていく。
(台所原分れ)
すると、12時08分に「台所原分れ」という看板のある分岐点に着いた。「右は台所原 50分、直進は恐羅漢山頂 すぐ、手前は夏焼のキビレ 55分」という看板があった。
(3等三角点)
(山頂)
そして、12時09分に恐羅漢山頂(1,346m)に飛び出した。3等三角点もあった。岩場があり、岩場に登ると、素晴らしい展望が広がっているが、中国山地の山名の同定は不可能であった。それにしても快晴の青空で気持ちがよい。数人の登山者がくつろいでいた。我々は食事をとろうとしたが、そんなにお腹も空いていなかったので、下山してから食べることにし旧羅漢山へも行かず、12時23分には下山した。12時27分に「立山分岐」まで下ったが、ここから夏焼尾根コースを下ることにした。12時34分に右への分岐があったが、看板がはっきり読めず、尾根をそのまま直進して下った。
(早手のキビレ)
すると、12時47分に「早手のキビレ」という看板のある場所に着いた。看板には「左は台所原 40分、手前は恐羅漢山頂 50分、直進は夏焼けのキビレ 15分」と書いてある。「キビレ」というのは、峠という意味なのであろうか。
(夏焼峠)
さらに尾根を下って、12時56分に「夏焼峠」に下り立った。ここには、「右は牛小屋高原、左は中ノ甲、砥石郷山、手前は恐羅漢山」という道標がある。ここで、右へ曲がって、右山でトラバース気味に下って、13時14分に駐車場に戻った。
近くの東屋で休憩しながら食事を摂った。13時47分に駐車場をスタートし、今日の宿である錦パレスホテルへ向かった。途中、明日登る寂地山の登山口の下調べをすることにした。帰りは、内黒峠の県道252号線ではなく、より道幅の広い餅ノ木峠を経由する道を通って国道191号に出た。そして、国道191号で、道戦峠、虫ノ木峠を通り、14時29分に戸河内ICから中国道へ上がった。そして、1区間だけ高速を通り、14時41分に吉和ICで下りる。料金は410円であった。ここから、国道186号を南下し、錦方面への案内標識で国道434号へ右折する。すると、すぐに松ノ木峠に着いた。ここは、松ノ木峠コースの登山口となっている。山口県岩国市と広島県廿日市市との県境である。広島県側に少しだけ戻ったところに冠高原スキー場の駐車場がある。いまは、廃業となっているスキー場のようである。下見の時は気づかなかったが、翌日、下山してから気づいた次第である。
さて、時間が早ければ今日のうちにも寂地山へ登れるかと思っていたが、すでに15時00分であり、山の往復に3時間かかるとすると、とても無理なので、今日は諦めて予定通り、錦パレスホテルへと出発した。松ノ木峠から下ると、寂地峡の看板があったので、そこで右折して、寂地林道コースの登山口を確認するため、犬戻峡をさかのぼった。キャンプ場を通り越して、さらに狭い道を上がっていくと、四阿があり、そこから先はチェーンがかけられ、車では通行できない。四阿の前には車は3台くらいは駐車できそうである。そこまで確認してから、国道434号まで戻り、国道434号を南下してくると、国道沿いに「錦パレスホテル」があった。15時47分の到着であった。18時00分の予定であったが、随分と早く着いたのでよかった。
(山行きデータ)
高速代 8,260円+410円+8,270円=16,940円
使用燃料 39.3リットル+42リットル+23.62リットル=104.92リットル
燃料代 6,563円+6,930円+3,590円=17,083円
走行距離 1,246.7km
平均燃費 11.9km/リットル
宿泊代 9,250円×3=27,750円
ビール 550円×8=4,400円