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矢筈山(点名:雨乞岳)(459.9m)
点名:深山(438.0m)
雲谷山(786.6m)
平成26年6月21日(土)晴れ
福井県若狭町・美浜町
今日は、天気があまり良くない予報だったので、遠征は避け、福井県の矢筈山と黒富士(寺山)へ行くことにした。
2時00分か、3時00分に起きるはずであったが、予定通りには起きられず、4時00分に起きて、準備をして出発したのは4時45分となった。いつものように、国道303号を使う。6時15分に道の駅「あぢかまの里」を通過し、国道8号を北上して、6時30分に敦賀市で左折して、国道27号に入る。美方高校を通過し、その先の農道へと左折して坂を登って行くのであるが、この入口が分からず通りすぎてしまった。おかしいと気付いてUターンし、美方高校まで戻った。そして、今度はゆっくりと注意深く車を進める。右手に「スクウル」という喫茶店がある。その先に道路の案内標識があるが、ちょうどその標識の下で左折するのだ。
(写真前方の道路標識の下で左折する)
左折すると坂になっている坂を登って左折するが、そこに「パトカー巡視路線」という立て看板がある。特別養護学校とか、高校とか、小学校があるからであろう。さて、この農道を進むと、まもなく建設中の高速道路の上をまたぐ。高速道路は整備が進み、まもなく開通を迎える様子だ。
この高速道路を渡ると、獣除けのゲートがあった。それをはずして入り、また閉めておく。すると、なんとまたまた獣除けのゲートがあった。2重にガードしていることになる。それもはずして入り、閉めておく。この先で未舗装となった農道は宇波西川に接する付近で、Uターンするようにヘアピンカーブで左へ回転する。そして、またもやUターンするようにペアピンカーブで右へ上がって行く。このカーブの付近はコンクリート舗装されている。なお、ここには直進する未舗装の林道がある。
(駐車地点)
それで、この交差点付近に駐車した。
7時15分に到着した。この登山口まで来るのに入口が分からず、ウロウロして時間がかかってしまった。
早速準備をして、7時19分に出発した。直進する未舗装の林道を進むと、建設中の高速道路の上部に出る。トンネルの入り口付近のため、高速道路会社が土地を買収し、境界杭とフェンスがある。
(取りつき点)
(ここから登る)
このフェンスに沿って登ることになる。7時25分に急斜面に取りついた。フェンスにつかまってよじ登る。尾根に出ると、藪は薄くなり歩きやすくなる。7時35分には「境」と刻まれた石柱があった。たぶん、美浜町と若狭町の境界の印であろうと思われる。7時46分には林道へ出た。
(林道)
荒れ放題の林道でとても車の通行は無理である。林道を横断し、7時46分に再び林道から尾根に取りつく。ところが、すぐの7時51分にはまたまた同じ林道へ出る。これなら林道をそのまま歩いた方がよかった。さて、7時52分に今度は右手の尾根へと取り付く。踏み跡が続いており、これで間違いなかろう。8時03分には左手に植林が現れた。尾根の左は植林、右は雑木林となっている。8時09分には左手に展望が開ける場所に出た。植林が育っているので、樹林の隙間から眺めることとなるが、三方五胡が見える。相変わらず、左は植林、右は雑木林の境の尾根を登って行く。結局植林は矢筈山の山頂まで続くこととなる。8時24分にはピークのような場所に出て、左へと曲がる。8時42分にも同じように頂上かと思うピークに出て、左へ曲がる。
(矢筈山山頂)
そして、8時45分にようやく矢筈山山頂(459.9m)に着いた。
(3等三角点)
ここには3等三角点があり、「点名:雨乞岳」である。こちらの方が山名にふさわしいような気がするが、なぜ、矢筈山と名付けられたのであろうか。
さて、どうするか、この先「点名:深山」まで行く予定であるが、この先は猛烈な藪なのである。この次に予定している黒富士(寺山)は、今日は諦めてもせっかくだから「点名:深山」へは行くべきだろうと判断して、8時50分に藪へと突っ込んだ。いったん下って、8時56分にピークに出る。ここからは展望が望めた。その後、9時11分、9時18分、9時23分にピークのようなコブを越える。尾根を忠実にたどったつもりであったが、どうも、9時23分のピークから、下る尾根を間違えたようだ。
尾根をどんどん下って行く、池があるという最低鞍部へ下るものと信じて下っていた。正面に林道がある山腹が見えたが、この時点で気付くべきなのに、まったく判断出来ず、尾根を下ってしまった。そのうち沢の音が聞こえ出して、結局、10時03分に谷身に下り立った。ここで、またまたびっくり。左(北)へ流下していると思った谷流れは、右(東)へ流下しているのだ。間違えて谷身へ下ったのだから、とにかく源頭へ向かうべきだと判断して、谷を遡った。しかし、行けども、行けども、谷の傾斜が強まる気配がない。それで、この谷は、宇波西川ではないかと思いだした。それならば、この谷の源頭は雲谷山ではないか。残念ながら、雲谷山までの地形図は持参していなかった。このことが今回の一番の反省点であろう。さて、そうとわかれば、この谷を遡るより、左手(東)の尾根へ上がった方がよい。10時30分に適当に斜面に取りついて尾根を目指した。喘ぎ喘ぎ、急登をこなして、10時59分に尾根に出た。何と!後で気づいたことだが、この場所が「点名:深山」であったのだ。三角点の50cmくらいの場所を通過しているのに気付かなかった。三角点から5mほど離れた場所で大休止した。ポケナビで高度を見ると、205mであった。一方、簡易高時計をみると900mだ。これはどちらも間違いに違いない。自分の判断では、「点名:深山」を通り越して、「点名:深山」と雲谷山の中間点くらいであろうと思った。それで、11時09分に出発して、雲谷山を目指した。ここからは、踏み跡が続いている。しかし、相当疲れてきていた。11時32分から11時36分まで休憩したが、ここでポケナビで高度を見ると、620mであったので、雲谷山に向かっていることを確信した。さらに11時47分から11時50分までも休憩した。この付近で標高は720mくらいであった。疲れた体に鞭打って、さらに登り、12時23分に「三方石観世音」からの登山道と合流した。より明瞭な登山道が上がって来ている。そして、12時25分に雲谷山の山頂(786.6m)に飛び出した。
(2等三角点)
(山名板)
2等三角点がある。4人パーティが休憩中であった。写真を写してもらい、すぐに下山した。12時29分に下山を開始、12時31分に「三方石観世音」への道を分け、13時01分に先ほど上がってきたピークまで戻ってきた。ここから尾根沿いの明瞭な登山道を下るのであるが、「もしかして?」と思い、引き返してピークの付近を捜した。
(草に埋もれた三角点)
(4等三角点「点名:深山」)
すると、三角点を発見した。4等三角点、「点名:深山」(438.0m)である。草が三角点を覆っていたが、発見できてよかった。草を刈り取って写真を写す。白い標柱はない。3mくらい離れた場所に立ったままの枯れ木があるが、目印になるか。三角点の周囲は3m四方の平らになっている。まあ、とにかく今日の目的であった、「点名:深山」が見つかってよかった。満足して、13時12分に下りを開始した。ところが、この明瞭な踏み跡は、尾根から右折して下って行く。それで、途中からこの踏み跡を離れ、尾根を忠実にたどる。13時30分にピークに出た。13時44分と13時48分にもピークに出る。2つ目のピークでやや右へ曲がる。間違えて左へ下りかけて引き返した。やや右方向へ尾根をたどり下って行くと、13時52分に左手に「池」があった。
(幻の池)
地図にはない「無名の池」のようだ。この池にも名前を付けて、尾根道を整備し、矢筈山とともに売り出してほしいものだ。さて、「池」も発見できて大満足で、帰りの登りにかかる。14時08分にピークに出たが、ここが往路で間違えた場所であった。これで安心した。以後、14時10分にピークを越え、14時1分から14時25分まで休憩し、14時33分に展望のよいピークを越えた。そして、14時38分に矢筈山まで戻ってきた。14時40分にピークで右へ下る。14時44分、14時48分にも同じようにピークで右へと下る。14時53分に展望のある場所を通り、14時55分には植林がなくなり、雑木林へ入る。15時04分に林道へ下り立った。帰りはしばらく林道を歩く。そして、15時06分に林道から尾根へ上がり、尾根を下る。15時11分に「境」の石柱を通過し、15時16分に林道へ下り立った。15時19分に駐車地点へ戻った。
この時間では、黒富士(寺山)へ行くことはできず、15時28分には帰路に着いた。15時55分に敦賀市で右折し、16時12分に道の駅「あぢかまの里」を通過し、16時25分に木之本で左折して、国道303号へ入る。16時40分に八草トンネルを抜けて、17時50分に帰宅した。