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護摩壇山(1,372m)・龍神岳(1,382m)
(和歌山県の最高峰)
平成26年6月14日(土)晴れ
和歌山県田辺市龍神
今日は、「各都道府県の最高峰を登る。」の一環として大阪府の最高峰(大和葛城山)と和歌山県の最高峰(護摩壇山・龍神岳)へ登りに行くことにした。
1泊2日の予定で、1日目に大和葛城山へ登り、護摩壇山の直下にある道の駅「田辺龍神ごまさんスカイタワー」へ移動して車中泊し、2日目に護摩壇山と龍神岳へ登って帰るという計画であった。
5時00分に出発と約束していたが、N氏はいつも早めにお見えになる。4時45分に出発した。長良川の右岸堤防道路を南下して、5時40分に木曽三川タワーで右折する。揖斐川を渡って、国道258号に乗り、5時55分に桑名東ICから東名阪道に上がった。きわめて順調で、6時16分に亀山ハイウエーオアシスでトイレ休憩をした。6時21分に出発し、ここから国道25号(名阪国道)へ下りて、高速道と間違うような高架の道路を走る。7時18分に天理ICから西名阪道に入った。そして、香芝ICで高速を下り、国道168号(太子道)を南下する。国道166号に突き当たると、右折して近鉄御所線を渡り、今度は左折して、県道30号線(御所香芝線)へ入る。この道路は葛城山稜の東山麓を通っている。なお、葛城山は大阪府の最高峰でるが、ロープウエーも奈良県側にあり、奈良県側からの方が多く登られているのではないかと思われる。
さて、県道30号線を南下してくると、葛城山ロープウエーの入口案内標識があるが、これを通過して、国道309号(富田林街道)の交差点で右折して、国道309号を水越峠へ向かう。今は水越トンネルが開通しているので、水越峠へは旧国道へ入らねばならない。「水越峠」の案内標識があるので、間違えることはなかろう。クネクネの旧国道を登って行き、8時20分に水越峠に着いた。大阪府と奈良県の境である。この葛城山稜は「ダイヤモンドトレイル」として、整備されている。葛城山の登山道というより、ダイヤモンドトレイルの看板が主体である。この水越峠は、葛城山と金剛山への登山口となっている。しかし、葛城山も金剛山もロープウエーがあるので、多くの観光客はロープウエーを利用するのであろう。
準備をして、8時36分に出発した。そして、10時45分に下山してきた。予定より3時間も早かったので、今日中に護摩壇山と龍神岳も登ってしまおうと、10時56分に車をスタートさせた。国道309号を下ってきて、国道24号を右折して南下する。五條市を通過して橋本市へ入ると、「高野」の案内標識があるので、左折して国道370号へ入る。西高野街道、高野山道路といわれる国道だ。しかし、クネクネ道で幅員が狭いのでスピードは出せない。さらに高野山金剛峰寺、奥の院付近では渋滞があった。高野山からは、国道371号(高野龍神スカイライン)になるが、こちらはセンターラインもあり、快適な道路である。13時30分に道の駅「田辺龍神ごまさんスカイタワー」に着いた。
(道の駅)
(ごまさんスカイタワー)
予定より3時間早かった。これならもう登るしかない。道の駅駐車場からは、護摩壇山とそこから続く稜線の先に龍神岳が見える。和歌山県の最高峰は、護摩壇山(1,372m)とされていたが、国土地理院の地形図にはすぐとなりに81,382m9の表記があり、こちらの方が標高が高いので、2009年3月3日に公募により、龍神岳と命名されたらしい。であるから、和歌山県の最高峰は「龍神岳」ということになる。しかし、実際は尾根続きの隣の山であるため、2つ一緒に登ってしまえばいいだろう。
(登山口)
13時44分にごまさんスカイタワーの左手から登り始める。
(道標)
登山口には「護摩壇山、龍神岳」の道標がある。よく整備されている登山道である。13時53分に護摩壇山山頂(1,372m)に着いた。
(護摩壇山山頂)
(朝日夕陽百選の標柱)
(山頂標柱)
(護摩壇山の山頂にある道標)
「レストハウス0.5km」という道標がある。そして、護摩壇山スカイタワーのような形の標柱と東屋、方位盤があった。またここは、和歌山県朝日夕陽百選になっているようで、その標柱もある。
14時00分に出発し、龍神岳を目指した。「NHK中継局0.7km」という道標がある。少しのアップダウンの尾根道である。14時01分に1つめのピークを、14時03分に2つ目のピークを、14時05分に3つ目のピークを越える。3つ目のピークの場所には「天然林と人工林」という大きな看板がある。そして、14時08分に龍神岳山頂に出た。
(龍神岳山頂)
山頂にはNHK中継塔がある。また、新しい龍神岳の石碑がある。さらに、新しい「最高峰」という石碑もあった。背面には「1,382m」という文字も刻まれている。護摩壇山より、こちらの方が展望が開けている。「護摩壇山頂0.7km」という道標がある。
(龍神岳山頂にある道標)
(山頂の石碑)
(最高峰の石碑)
(背面には標高)
14時18分には下山した。14時21分、14時23分、14時25分にそれぞれピークを越えて、14時27分に護摩壇山山頂まで戻ってきた。14時30分に山頂から下り始め、14時34分にベンチを通過し、14時36分に登山口、14時37分に駐車場へ下り立った。
この時刻なので、車中泊はやめにして、帰路に着いた。14時45分に出発した。高野山からは、幅員狭小で通行困難といわれる国道371号を下り、15時55分に橋本市の国道24号に出た。大和高田市付近で大渋滞があったので、桜井市の方へ回り、17時30分に桜井市内のガソリンスタンドで給油した。ここから、国道169号を北上し、県道51号線に右折して、さらに北上し17時45分に天理東ICから国道25号(名阪国道)に上がった。以後は往路をたどり、18時37分に亀山ハイウエーオアシスに立ち寄り、19時10分に桑名東ICで下りた。19時23分に木曽三川タワーを通過して、20時20分に帰宅したのであった。