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点名:月出(396.9m)


平成26年6月8日(日)晴れ
 
滋賀県長浜市
 
滋賀県の山

点名:鉢伏山(356.5m)

点名:大浦(470.1m)

点名:山田(451.2m)

点名:月出(396.9m)

   

                    平成26年6月8日(日)曇り

                    滋賀県長浜市

 

今日は、滋賀県長浜市の「点名:音羽」へ登ったあと、奥琵琶湖パークウエーの近くにある三角点を探しに向かった。

国道303号で木之本町へ出て、さらに「奥琵琶湖パークウエー」の案内により、大浦方面へ向かう。かつては、奥琵琶湖観光の中心であったようだが、いまは、さびれてしまった感がある。「奥琵琶湖パークウエー」の有料から無料になり、一方通行となってしまい、さらに20時から8時までは通行止めとなっている。沿線には、キャンプ場や展望広場などもあったが、利用者も少なく、トイレは閉鎖されているし、キャンプも禁止となっている。唯一営業しているのは、つづら尾展望所の売店だけであろう。なお、大浦方面から来ると、つづら尾展望所までは一方通行ではないので往復できる。一方通行なのは、つづら尾展望所から月出までの区間である。そのため、今回の三角点めぐりも大回りをしていかないといけない。

さて、そのつづら尾展望所までの三角点、点名:菅浦と朝日山(点名:朝日)へは、平成26年3月23日に登っている。このときは、奥琵琶湖パークウエーの一方通行区間が、通行止めであったので、行けなかったのである。今日は、その続きの三角点めぐりとなる。

つづら尾展望所から一方通行区間へ入ると、まもなく「点名:鉢伏山」の取付き点がある。その手前の右手に駐車場がある。この駐車場からすぐ先の右手の高みが「点名:鉢伏山」なのである。奥琵琶湖パークウエーが最高点になり、下りに転じるあたりである。

(取付き点)

(取付き点)

 

12時02分に出発し、右手の尾根に取付く。登山道はもちろん踏み跡もないが、なんとなく、人が歩いたような気配は感じる。それでも藪であることに変わりはない。足元には「滋賀県」というコンクリート杭がある。

 

(三角点)

 

(三角点)

 

12時10分に3等三角点「点名:鉢伏山」の山頂(356.5m)に出た。山頂は、樹林のため展望はない。12時13分に早々に往路を下山した。そして、12時17分に駐車地点に出た。

 

すぐに車をスタートさせ、次は、「点名:大浦」へ向かった。

一方通行の奥琵琶湖パークウエーを先へ進み、今度は「点名:大浦」を目指した。しばらく走行すると、また、右手に駐車場があった。藤棚の休憩所もある。また、「羽衣の丘」という標柱もある。この正面のピークを目指すのである。

(駐車場)

 

(羽衣の丘です。)

 

(正面のピークを目指す。)

 

(道路を横断して、写真の正面奥へ進む。)

12時28分に出発し、駐車場からパークウエーを横断して、左側の奥へ進むと、「近江(うみ)()の道」という大きな看板があった。

 

(案内看板)

 

(「近江(うみ)()の道」の看板)

 

(看板の拡大)

 

(道標)

 

また、「つづら尾展望所3.9km、菅浦集落5.6km」「月出展望所5.2km、飯ノ浦塩津園地9.0km」「近江(うみ)()の道」という道標もある。「近江(うみ)()の道」はここも通っていたのだ。藪を予想していたが、こんな遊歩道があるとはありがたい。メンテナンスがなされていないが、木製の階段道が続いている。

 

(こんな看板もある)

 

(ここを登る。)

 

最初から急登である。12時37分に急登を登りきると、ベンチかあり、休憩するのにちょうどよい。ここからいったん下りとなり、12時40分に暗部を通過する。そして、緩やかに登ると、12時41分に竹林のピークに出る。さらに少しだけ下ると、12時b42分にお地蔵さんの鎮座する峠に出る。

 

(お地蔵さんの峠)

(道標)

 

ここには、「菅浦集落2.0km、つづら尾展望所4.3km」、「月出展望所4.8km、飯ノ浦塩津園地8.6km」という道標がある。「近江(うみ)()の道」を利用するのはここまでで、ここからは右へ曲がってトラバースする「近江(うみ)()の道」を離れて、まっすぐに尾根を直登する。ここも急登である。ここも藪を想定していたが、なんと目印の赤いテープがあった。はっきりした踏み跡もある。12時58分に地形図のとおりの、最初のピークに出る。植林の広い平坦地である。方向を間違えないようにやや左方向へ進む。いったん緩く下って、13時01分に鞍部を通過し、そこから登り返すこととなる。この尾根の左は植林で右は雑木林である。さて、ようやく「点名:大浦」の三角点があるピークに出たが、ここも植林の広い平坦地である。どこをどう探すのか、こういう場所の三角点は探すのに苦労する。三角点の近くの木にテープの目印があった。

 

(三角点)

(三角点)

 

13時09分に4等三角点「点名:大浦」(470.1m)を発見したが、白い標柱はない。

周囲は植林のため展望はない。13時13分には往路を引き返すことにした。13時17分に鞍部を通過し、13時20分に手前のピークに出た。ここから急降下して、13時26分にお地蔵さんのある峠に下り立った。ここからは、「近江(うみ)()の道」を歩き、13時27分に竹林のピークを通り、13時28分に鞍部を通過して、13時31分にベンチのあるピークを乗り越し、13時35分に駐車地点に戻った。

 

さて、次に目指すのは、「点名:山田」である。一方通行の奥琵琶湖パークウエーを先へ進む。この4等三角点「点名:山田」は、「近江(うみ)()の道」の路傍にある。奥琵琶湖パークウエーの左手のピークである。この尾根への取付き点は、駐車場はないがガードレールの切れ間がある。

 

(駐車地点と取付き点)

 

しかし、奥琵琶湖パークウエーが一方通行のおかげで、片側1車線分がゼブラゾーンとなっているので、駐車にはことかかない。登り口には「通行規制について」という看板がある。書いてある文字ははっきりとは分からないが、この「近江(うみ)()の道」は、一部が奥琵琶湖パークウエーを利用しているが、奥琵琶湖パークウエーは通行規制がかかることもあり、歩道がないため、歩行には十分注意してほしいという内容になっている。

さて、13時45分にここから登り始めた。13時53分には、急坂が一段落したところにある小さなピークを越え、14時07分に山頂と思われるピークに出た。

 

(道標)

 

ここには、「菅浦集落4.2km、つづら尾展望所6.5km」、「月出展望所2.6km、飯ノ浦塩津園地6.4km」という道標があった。さて、三角点はこの付近にあるはずだが思いつつ、「近江(うみ)()の道」を先へ進むと、100mも行かないうちに左手に4等三角点「点名:山田」があった。

 

(写真の左下に三角点)

 

(三角点)

 

14時10分に発見した。標柱もないので、気を付けていないと見落としてしまう。右手の木にはビニールテープが付いていた。周囲は樹林のため展望はない。14時13分には往路を引き返した。14時21分にピークを通過し、14時25分に駐車地点へ下り立った。

 

さて次は、最後の「点名:月出」である。同じく一方通行の「近江(うみ)()の道」を進む。

今度は、右手に「近江(うみ)()の道」の入口看板がある。しかし、ここから入ると、手前にある1つピークを越さねばならないちゃめ、さらに車道を少し下った右手のゼブラ帯に駐車した。

 

(駐車地点)

 

(崩れた大岩の脇を登る。)

 

大きな岩が崩れている場所である。駐車して右手を見上げると、尾根の暗部が見える。そこへ上がるのである。

14時33分に出発した。すぐの14時36分に鞍部に出る。

 

(「近江(うみ)()の道」に出る。)

 

鞍部からは左へ曲がって、「近江(うみ)()の道」をたどる。またまたすぐの14時42分にはピークに出る。ここには「月出展望所1.2km、月出集落1.9km」、「つつじ平野営場0.9km、菅浦集落5.6km」という道標がある。

 

(三角点)

 

(三角点

 

三角点はこのピークにあるはずだが、「近江(うみ)()の道」からは少し入り込んだところにある。ここも平坦地のため、探しにくいが、木に赤い布がつけてあった。14時45分に3等三角点「点名:月出」(396.9m)を発見した。標柱はなく、樹林のため展望もない。

14時47分には下山にかかり、往路をたどった。14時49分に「近江(うみ)()の道」へ出て、14時52分に「近江(うみ)()の道」の鞍部に着いて、ここから右へ急降下して14時53分に駐車地点に下り立った。

 

今日は、これまでとして、帰路についた。17時00分に帰宅した。いつも利用する見た洞神仏温泉は、6月から18時までの営業となったので、行けなくはなかったが今日は温泉にはいかなかった。