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ホノケ山(736.8m)
平成26年5月25日(日)晴
福井県南越前町
最近、ふるさとの「○○富士」へ登っているのですが、その一環として、福井県越前市の野岡富士(行司ヶ岳)へ登ってきました。
野岡富士と呼ばれているのは、行司ヶ岳(311m)のようです。野岡地区から見ると富士山のようなきれいな形をしているのでしょう。しかし、地形図では富士山のような独立峰ではなく、北へ三里山への尾根が続いています。それで、せっかくなので、行司ヶ岳から三里山まで縦走し、また、戻ってきました。
7時15分に花筐公園から登り、10時09分に下山してきた。
そして、まだ早いので帰りにどこかの山へ登ろうと、車をスタートさせた。国道8号へ出て、国道365号へ左折して、今庄インターの方へ車を走らせていると、「ホノケ山登山口」という看板が目に付いた。こんな大きな看板があるということは、この付近では有名な山なので、登山道もしっかりしているだろうと考え、急きょ「ホノケ山」へ登ることした。実は、今日はいつもの山行き用の軽の4WD車ではなかったので、狭い林道へは入れないのであった。案内看板に従って、国道305号へ右折した。私の道路地図ではこの国道305号はホノケ山の手前で切れてしまっている。それで、この国道305号の行き止まりに登山口があるものと思った。しかし、国道305号を進むと、「ホノケ山第2登山口」という看板があった。
(第2登山口の看板)
しかし、第2登山口ということは、第1登山口があるだろうと、さらに進んで行く。すると、なんと立派なトンネルがあるではないか。第1登山口はトンネルの西側なのかと思いながらトンネルを抜ける。しかし、第1登山口は見つからないので、Uターンした。結局、第2登山口の看板から林道へ乗り入れた。林道は舗装されていたが、木々がせり出しており、車の側面を気にしながら慎重にゆっくりと上がっていく。そうすると、林道の終点となり、車が4台駐車していた。最後の1台分の空きスペースにUターンして駐車した。
(第2登山口)
(登山口の看板)
登山口には、「ホノケ山第2登山口 まぼろしの北陸道」、「峠まで60分、山頂まで90分」という看板があった。まぼろしの北陸道とはどういうことなのだろうと考えながら、ここから11時13分に出発した。11時22分には「ミツバチの巣があります」という看板の場所に出た。さらに尾根を登っていくと、坂が緩やかになり平坦な尾根となる。すると、11時30分に右から登山道が合流してきた。というより、右からの登山道が本道のようである。
(合流点の看板)
看板によると、右は「瓜生野」、いま登ってきた道は「奥野々」となっている。「エコロアル部」という標柱もあった。しばらく平坦な尾根道が続き、11時37分に「切り通し」という看板の場所に着いた。
(切り通し)
(説明板)
なんでも、数百年にわたる人馬の通行によって削り取られてできたものだということだ。ここからは、登り坂となる。これを登りきると、12時02分に「佐々布光林坊墓跡」という看板のあるピークに出る。
(説明板)
また、「足谷反射板」という案内板もあった。それで、反射板の方へ入ってみたが、下っているようなのですぐに引き返した。そして、12時05分にここを出発すると、すぐに「頂上まで1000m」という札がついている木があった。そして、登山道は下りになると、目の前に菅谷峠が見えてきた。なんと、林道が通じている。バイクの人が、休憩していた。12時08分に峠に下り立った。ホノケ山の案内図があった。
(菅谷峠)
(案内板)
これによると、第1登山口は、第2登山口の少し先左側で、トンネルの手前にあるようだ。車では入れないのかも知れない。それはともかく、ここに「のろし台」があったため、「ホノケ山」という名がつけられたことや、切り通しのようなはっきりした街道の痕跡があるにも関わらず、峠道に関する確かな記録がないので、「まぼろしの北陸道」と呼ばれるようになったというこが書かれていた。
(菅谷峠の登山口)
さて、12時10分にここから階段を登りにかかった。頂上まで30分という看板がある登山口である。急な坂を登り切り、12時15分には「鍛冶屋炭床場跡」という看板のある平地に出た。
(説明板)
ここで、先ほど菅谷峠で休憩していたバイクの人が、追い抜いて行った。弁当をぶら下げて登って行った。山頂で弁当を食べるのだろう。ここからは、平坦な道がしばらく続く。そして、急な登り坂になると、やがて、「ホノケ山へあと400m」という札が木に付けてある場所に着いた。12時23分である。急坂なので休憩することもできず、さらに登っていく。12時27分には「頂上まであと300m」の札がつけてある木を通過した。そして、足元に笹が出てくると、12時33分に左側が開けている展望所に飛び出した。ベンチが設置してある。ここからは、平坦な道になる。
(ホノケ山頂)
(山頂から)
12時36分にホノケ山山頂(736.8m)に着いた。三角点はない。山頂は平坦で広くなっているが、ちょうど昼時なので、多くの登山者が休憩中であった。展望は360度とまではいかないが、1方向は開けており、まあまあである。
(山頂から)
12時39分には下山した。12時41分には展望所を通過し、12時43分に300m地点、12時45分に400m地点、12時49分に鍛冶屋炭床場跡をそれぞれ通過して、12時52分に菅谷峠に下り立った。さらに先を急いで、12時56分に反射板への分岐を通り、13時07分に「切り通り」の看板を過ぎると、13時13分に「瓜生野」と「奥野々」との分岐に出た。ここで、間違えないようにしないといけない。13時18分に「ミツバチの巣」を通過して、13時22分に林道終点の駐車場に下り立った。
今日は、ここまでとして、帰路についた。途中で用事を済ませ、17時ころに帰宅した。
データ
走行距離 300.7km
燃料 26.38リットル
燃料代 4,168円
燃費 11.4km
高速代 なし。