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氷ノ山(1,509.6m)
朝来山(757m)
平成26年5月4日(日)晴れ
兵庫県養父市
今年のゴールデンウイークの山行きは、2泊3日で兵庫県と岡山県の最高峰へ登ることであった。そのため、昨日のうちに登山口近くのハチ高原の民宿に宿泊した。早い時刻についたので、足慣らしのため、高丸山、鉢伏山、高坪山に登った。
早朝の5時00分に民宿を出発し、登山口となる福定親水公園に着いた。昨日のうちにこの親水公園と東尾根の登山口も確認しているので、迷うことはない。親水公園から登って、東尾根へと下って来る周回コースを選択した。
(福定親水公園)
(福定親水公園の駐車場)
(親水公園の案内図)
昨日下見をしたときは、登山口の駐車場は満杯であったが、今日はまだ早朝であったので、ガラガラであった。テント泊をしているグループもあった。準備をしているグループを横目に、我々は一番乗りで5時16分に出発した。5時20分にはキャンプ場の管理棟や炊事場のある広場を通過した。
(登山口)
炊事場の横から登山道が始まっていた。5時27分には「氷ノ山山頂まで4.5km」と「布滝」の標示がある場所に着いた。布滝は登山道から離れているようだ。せっかくなので、布滝を見に行った。
(布滝)
そして、5時32分にここから出発した。すると、5時37分に今度は「不動滝」「のぞきの滝」の看板があり、地蔵様のある場所に出た。
(不動滝)
(のぞきの滝)
(くのじ滝)
木々の間から遠くに滝が見えた。5時42分に出発した。5時46分に今度は「くのじの滝」の看板があった。ここから覗くと名前のとおり「くのじ」の形の滝が見えた。滝の見物を終えて、先を急ぐと、5時56分には「氷ノ山山頂まで4.0km」の看板のある場所に着いた。この登山道は0.5kmごとに標示があるので、ペース配分の目安になる。
(地蔵堂)
さて、ジグザグの登山道が平坦な道になると、まもなく、6時06分に「地蔵堂」の前に出た。植林の中にひっそりとたたずんでいる。6時08分にここを出発すると、6時09分には「氷ノ山山頂まで3.5km」の標示板のある場所に着いた。この先、6時12分から6時16分まで休憩した。6時19分に登山道が崩落しているためう回路となっている高巻きを過ぎると、沢筋に出た。
(沢のはしご)
この沢を渡るらしいが、沢への下り上がりにはアルミ製のはしごが掛けられていた。はしごを下って沢に下り、沢を渡って、今度ははしごを上がって登山道に出るというものだ。そして、6時21分に「木地屋跡」という石柱のある場所に出た。
(木地屋跡)
その石柱には「右へ登れば氷ノ山越」という文字も刻まれている。表示のとおりに登って行くと、6時31分に「氷ノ山山頂まで3.0km」の標示板の所に着いた。
(山頂まで3.0kmの看板)
ここで、6時34分まで休憩した。さらに急登は続くが、6時39分に「ひえの水」を通過し、6時43分に「トウロウ岩」という看板のある場所に出たが、どれが「トウロウ岩」なのかわからなかった。
(ひえの水)
(トウロウ岩)
それを諦めて、6時46分に出発した。すると、6時47分に「弘法の水」の場所に着いた。
(弘法の水)
ここで、小休止して6時50分に出発した。6時52分に「氷ノ山山頂まで2.5km」の看板を通過し、7時03分に「一口水」を通過した。
(氷ノ山越)
(氷の山越の避難小屋)
(氷ノ山越からの氷ノ山)
そして、7時10分にようやく「氷ノ山越え」に飛び出した。標高は1250mで、岡山県側からも登山道が通じている。かつては、この峠を越えて伊勢参りをしていたようで、この登山道は「伊勢道」とも呼ばれている。左は「氷ノ山山頂2.1km」、直進は「氷ノ山キャンプ場登山口1.5km」、手前は「福定親水公園登山口3.2km」、右は「ぶん回し」という道標がある。また、三角屋根の避難小屋もある。ここから氷ノ山山頂の三角屋根の避難小屋も見える。ここで、民宿で用意していただいた弁当を食べた。そして、7時23分ここを出発した。7時25分には「氷ノ山山頂まで2.0km」の標示板の場所を通過した。この先で、7時30分から7時38分まで休憩した。そして、7時40分に「氷ノ山山頂まで1.5km」の標示板を通過し、7時53分に「氷ノ山山頂まで1.0km」の標示板に着いた。ここを7時55分に出発した。さらにこの先7時58分から8時00分まで小休止した。
(仙谷口)
8時06分には「仙谷口」という分岐点に出た。ここには、「標高1380m」、右は「仙谷コース登山口1.9km」、直進は「氷ノ山山頂0.6km」、手前は「氷ノ越1.5km、キャンプ場3.0km」という道標がある。ここまで来ればもう山頂は近い。8時09分に出発し、8時12分に「氷ノ山山頂まで0.5km」の標示板を通過し、目の前の「こしき岩」を左から巻いて越えていく。ここまで来れば山頂はもうすぐだ。笹原の中をジグザグに登って行く。
(まもなく山頂)
(山頂の避難小屋)
(1等三角点)
(山頂付近にもう1つ避難小屋がある)
(須賀ノ山神宮)
8時26分に氷ノ山山頂(1,510m)に飛び出した。360度の展望が広がっている。しかし、この地方の山はわからず、山名の同定はできない。三角屋根の避難小屋がある。避難小屋の後ろには「須賀ノ山神宮」があった。小屋の中で民宿の弁当を食べた。
(東尾根下山道)
下山は、9時05分であった。東尾根を下ったが、東尾根の方が残雪が多かった。9時13分に「氷ノ山山頂まで0.5km」の標示板を通過し、9時30分に神大ヒュッテに着いた。
(神大ヒュッテ)
「氷ノ山山頂まで1.0km」の標示板もある。9時32分にここを出発した。9時45分に「氷ノ山山頂まで1.5km」の標示板を通過した。そして、9時50分に「一の谷水飲み場」に着いたので、ここで水を補給した。9時52分に出発し、9時55分には「氷ノ山山頂まで2.0km」の標示板を通過し、9時56分に「一の谷休憩所」という看板の場所に着いたので、名前のとおり休憩した。10時03分に下山を開始し、10時11分に「氷ノ山山頂まで2.5km」の標示板を通過した。10時19分に「尾根の分岐」を通過し、10時21分に「氷ノ山山頂まで3.0km」の標示板を通過すると、すぐ先に、「東尾根避難小屋」が見え、10時22分に到着した。
(東尾根避難小屋)
10時24分に東尾根避難小屋を出発し、尾根から左へと下って行く。植林の中をジグザグに下る。10時31分に「氷ノ山山頂まで3.5km」の標示板を過ぎ、10時37分に東尾根登山口に下り立った。
(東尾根登山口)
ここには、「氷ノ山山頂まで3.9km」の標示板がある。東尾根コースの方が近いということだ。10時40分に東尾根登山口のトイレで休憩し、10時46分に林道を歩きだした。ここから福定親水公園まで林道を2.0km歩かねばならない。11時10分に福定親水公園の駐車場に着いた。
この後、明日に備えて、「後山」の登山口近くの旅館へ向かったが、途中で、「竹田城跡」の展望スポットである、立雲峡へ立ち寄った。
(立雲峡の駐車場)
(立雲峡の案内図)
立雲峡は駐車場まで狭い林道を登って行く。対向車とのすれ違いも難しい林道である。立雲峡の手前にはゲートがあり、協力金300円を徴収される。駐車料金と思えばよかろう。料金箱に300円を投入する。無人のゲートなので、料金を入れなくても通過できるが、そこは良心に任せるしかない。
(展望台への案内板)
立雲峡駐車場からも「竹田城跡」は見えるが、さらに「第1展望台」までは5分、「第2展望台」までは20分、「第3展望台」までは30分の標示がある。第1展望台でも十分満足できるが、我々は第3展望台まで登った。
(第1展望台から)
(第1展望台から)
(竜神の瀧)
(第2展望台から)
(第3展望台から)
(第3展望台から)
(愛宕神社)
(朝来山への看板)
(登山口の案内)
さらに朝来山山頂まで行こうとしたが、足元が登山靴ではなかったし、水分も持っていなかったので、山頂は断念して下山した。第3展望台からさらに登ると、愛宕神社があり、東屋を通り過ぎると、林道へ出る。林道脇にも東屋があり、池が2つある。この林道を左へ登ると、T字路があり、ここに「朝来山山頂、この先600mに登山口あり」という看板があった。我々は、この三差路で引き返したのである。こちらの林道を利用すれば、ここまでは車で上がって来ることができるので、朝来山は簡単に登れるであろう。しかし、朝来山山頂からの展望はわからない。「竹田城跡」が見えるのかさえもわからない。
さて、今日の宿泊地、宍粟市の旅館へ向かったが、夕食は頼んでいなかったので、途中のコンビニで食料を買い込んで、旅館へチェックインした。