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鉢伏山(1,221.6m)
高丸山(1,070.1)
高坪山(1,104m)


平成26年5月3日(土)晴れ
 
兵庫県養父市
 
兵庫県の山

高丸山(1,070.1m)

鉢伏山(1,221.6m)

高坪山(1,104m)

 

    平成26年5月3日(土)晴れ

    兵庫県養父市

 

今年のゴールデンウイークの山行きは、2泊3日で兵庫県と岡山県の最高峰へ登ることであった。午前6時30分にK氏に家へ来ていただき、同乗してN氏宅へ向かう。3人で兵庫県の養父市へ向かった。関西圏の渋滞を避けるため、北陸回りとして、いつものように国道303号で八草トンネルを抜けた。7時50分に木之本町を通過し、さらに国道303号で8時20分には今津町を通過した。そして、道の駅「熊川宿」で、8時40分から8時50分までトイレ休憩をとる。その後、国道27号に出て西進し、小浜市へ入り、9時10分に小浜ICから舞鶴若狭自動車道に乗った。10時03分に六人部PAで休憩した。そして、春日ICで舞鶴若狭自動車道を下りて、北近畿豊岡自動車道に乗り換える。ここで、注意を要する。2つの道路は地図上ではつながっているので、通常のジャンクションと同じように、ICを出ることなく、そのままつながっていると思っていた。ところが、舞鶴若狭自動車道から北近畿豊岡自動車道に移るにはいったん春日ICで出なければならなかった。それらの案内表示がきわめて少なく、記憶ではただ1か所のみ、春日ICの出口表示に「北近畿自動車道」だったか、「和田山方面」だったかが、併記されていたのみである。これでは通過してしまいそうになる。事実、我々も春日ICの出口を50mほど通過してしまい、バックで逆走してかろうじて春日ICから出ることができた。でなければ次のICまで行ってもどるはめになるところであった。高速道路会社に改善を求めたい。

そんなアクシデントがあったが、10時19分に春日ICで下りると、料金所出口から北近畿自動車道に入ることができた。こちらの自動車専用道路は、無料であるため料金所はない。ただ、遠阪トンネルだけは有料(310円)なので、それを避けるには手前のIC(青垣IC)で下りて、一般道を走り、遠阪トンネルの先のIC(山東IC)からふたたび自動車専用道へ上がることになる。もちろん我々は時間もかかるし、面倒くさいので、そのまま有料道を走った。そして、和田山ICで播但自動車と連絡しているので、この和田山ICでも春日ICと同じようなことになるのかと注意していたが、ここでは、JCTなっていてスムーズに通過するとこができた。ありがたいことに、北近畿自動車道は、この先、八鹿・氷ノ山ICまで開通している。

10時58分に八鹿・氷ノ山ICを出た。ここまできわめて順調に来たが、ICを出たとたん渋滞になった。国道9号へ出る信号で渋滞の車列が出来ていた。何度も信号を待って、なんとか国道9号に出たが、ここでもノロノロ運転である。「いったい何が原因なの?」と思ったが、こんな田舎で渋滞する訳もない。とも思いつつ、いつの間にか渋滞はなくなった。そんな訳で、今夜の宿泊地「はつひ」を確認して、ハチ高原の駐車場には11時40分に着いた。予定より30分ほど早かった。目の前にスキー場と鉢伏山が広がっていた。

 

(ハチ高原の案内板)

 

(地図の拡大)

 

(鉢伏山)

 

今日は、ハチ高原の民宿に宿泊することになっている。それでハチ高原へ来たのであるが、目の前にそびえる鉢伏山を見たら登らない訳にはいかない。足慣らしのため、夕食までの時間をハチ高原の山の周回と決め込んだ。

 

(ハチ高原の案内図)

 

(ハチ高原のトイレ)

 

(正面の左が高丸山)

 

(こちらは、高坪山)

 

(バス停)

 

早速、準備をして12時15分に出発した。時計回りに周回することにして、スキー場の左手に見える高丸山を目指す。

 

(鉢伏高原の標柱、後ろは鉢伏山)

 

12時29分に千石平トリプルリフトの左側を登って行く。スキー場内で見晴らしはよいので、見えている高丸山の山頂を目指せばよい。

 

(4等三角点)

 

12時42分に高丸山(1070.1m)に着いた。三角点はわかりにくい。最高点から少し西へ下がったところにある。笹の原の中であるが、今日は笹が刈られていたので、発見できてよかった。12時54分にやっと発見できた。4等三角点である。オリテンの「C」地点からは、ピークを挟んで50mくらい離れていようか。それにしてもすばらしい展望である。明日登る予定の氷ノ山とかこれから向かう鉢伏山はきれいだ。

 

(高丸山から鉢伏山への稜線)

 

さて、13時00分には、鉢伏山へ向かって出発し、鞍部へと下って行った。13時07分に1つめのコブを乗り越し、13時14分に次のコブを乗り越した。13時17分に3つめのコブを通過し、いよいよ鉢伏山に向かって最後の急な登りにかかった。

 

(鉢伏山の三角点)

 

(3等三角点)

 

(山名柱)

 

(避難小屋)

 

(ハチ北高原側です)

 

そして、13時30分に鉢伏山の山頂(1221.1m)に飛び出した。スキー場の最高部になっているので、スキーリフトの下り場がある。温度計の付いた山頂の標柱とケルン型の山頂標示塔や避難小屋もある。

13時45分には下山にかかった。今度は、東にそびえる高坪山(1,104mピーク)を目指して、南へと下って行く。13時56分に遭難慰霊碑を通過すると、すぐの13時57分に林道に下り立った。広域基幹林道「瀞川・氷ノ山線」である。

 

(展望駅からの氷ノ山)

 

この場所は、「氷ノ山展望駅」という名前が付いていた。氷ノ山がきれいに見える。14時04分に出発し、高坪山(1,104mピーク)を目指す。

 

(高坪山への登山口)

 

緩やかな坂を登って行く。パラグライダーの発着場のような広場を通過し、植林の中へ入り、登って行くと、14時15分に1,104mと思われるピークに着いた。

 

(高坪山(1104mピーク))

 

周囲は植林で展望は全くない。15分ほどかかって周囲を探しても、三角点や山名表示もないので、14時29分には下山した。14時38分には林道まで戻ってきた。14時40分に出発し、ここからは林道を歩いてスキー場まで来た。ここで、林道は大きく左へカーブして下って行くが、我々はこのヘアピンカーブからスキー場内へ入り、14時49分にスキー場内をまっすぐに下って行った。そして、15時00分に駐車場へ戻った。

さて、この後、民宿に向かった。今日は「山菜祭り」のようで、山菜を採りに来た観光客はその収穫した山菜をてんぷらにして食べるというバーベキューの夕食であった。我々は山菜を収穫してはいなかったが、民宿の方々が採ってきた山菜をてんぷらにしてくれた。あとは、但馬牛をいただいた。ただし、飲み物は持参であった。夕食後は、早々に床についた。