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大 山(1,251.7m)
平成26年3月8日(土)晴れ
神奈川県秦野市
今日は、福井県若狭町の三十三間山へ登りに行く予定だったが、北陸地方は降雪の天気予報のため、急きょ行先を変更して、天気の良い太平洋側の「大山」に登ることにした。天気がよさそうなので富士山がきれいに見えるであろうと期待した。
午前5時55分に自宅を出発した。6時24分に同行者と合流し、美濃加茂ICへ向かった。6時33分に美濃加茂ICから東海環状自動車道へ上がり、高速道路の長距離巡航が始まった。7時48分に三ケ日JCTを、7時55分にいなさJCTを通過し、新東名へ移り、8時00分に浜松SAに着いたが、「混雑」の標示だったので、そのまま通過した。そして、結局、駿河湾沼津SAに9時08分に到着しトイレ休憩とした。9時22分に駿河湾沼津SAを出発し、9時59分に秦野中井ICから流出した。高速料金は、2,950円だ。あとは、このためわざわざ知人に借りてきたカーナビが活躍するはずだった。しかし、目的地をうまく設定していなかったので、途中で「目的地に到着しました。」とアナウンスされてしまった。こうしたことは、十分予測出来たので、詳細な地形図を準備していいた。ところが、予期せぬアクシデントが!!これも事前準備が不十分といえばそれまでだが、ヤビツ峠へ通じる県道70号線は、「蓑毛から先は通行止め」という電光掲示板が標示されていた。それでも、わずかな期待を持って、県道70号線を上がって行くと、蓑毛集落の最上部の「蓑毛橋」のすぐ先にゲートが設けられていた。伊勢原市のケーブルカーの方から登るように変更しなければならないか?と考えたが、蓑毛橋の手前に「ヤビツ峠」という道標があった。車1台がやっと通れる狭い道だが、う回路なのか?とも思いつつその道を上がってみる。どうもこの道は、ヤビツ峠へ通じる登山道のようであった。実際、登山者らしき人が歩いていたので、尋ねると、ヤビツ峠への登山道でヤビツ峠まで約40分だという。それなら、我々もここから歩いてヤビツ峠までいこうということになった。この登山道脇の駐車広場に駐車した。
3台駐車出来るが、1台はすでに作業者の車が駐車してあり、もう1台作業者の車が来るというので、いま駐車してある1台の車を寄せてくれた。それで、我々の車を楽々駐車することができた。10時20分に到着である。
早速、準備をして、10時33分に出発した。準備中に単独登山者が通過したので、話しかけると、出発が遅いのでヤビツ峠まで行ってみて、その先を考えると言っていた。
(喫茶店、車はここまで)
駐車地点からそのまま登って行くと、最奥に喫茶店があった。車で上がれるのはここまでのようだ。
(登山道)
以後、登山道を登って行く。コンクリート舗装されているが、表面を水が流れており、それが凍っていて滑る、滑る。
(蓑毛水道水源地)
10時44分に水道施設がある場所に出た。「蓑毛水道水源地」という表示があった。
ここで、谷を渡って、右岸側へ移る。谷には木の橋がかけられている。
(木橋を渡る)
右岸側へ移ってすぐの10時46分に「髭僧の滝」「ヤビツ峠」「蓑毛」という道標があった。
(髭僧の滝への分岐看板)
髭僧の滝をみるのもよいと思ったが、今日は時間がないのでパスした。いま歩いているのも予定外の行動なのであるから。さて、右山で登って行くと、もう1つ支流の谷の方へ道は通じているが、ここに「ヤビツ峠」という看板があり、ヤビツ峠へは尾根をジグザグに登って行くようになる。
(右へ曲がって、尾根へ上がる)
要するに分岐した2つの谷の間の尾根を登っていくことになる。地形図を見ればわかることだ。このまま尾根を直登すればヤビツ峠から大山へ至る尾根に出るのであるが、登山道はトラバースしてヤビツ峠へ出るようになっている。しかし、途中から積雪が出てきて、この先どうなるのか不安になるが、11時31分にヤビツ峠に着いた。
(ヤビツ峠へ出た所)
(もう少し離れてみる石碑がある)
計画ではここまで車で上がってくる予定であったので、この時点で30分の遅れであった。ここには駐車場もトイレもあるが、いまは通行止めのため1台も車はない。変わりに自転車の人が休憩していた。また、先行していた単独行も休憩していた。
(岳の台への登り口)
岳の台(899m)へのハイキングコースの登り口があるが、積雪の中にわずかな足跡があったのみである。
(ヤビツ峠のトイレ)
(トイレ)
(大山への登り口)
大山への登山口はトイレの前のバス停から始まる。11時47分に出発した。こちらの方は多くの登山者の足跡があったので、安心であった。
(ヤビツ峠のすぐ上の広場)
登山口から登ったすぐの所に平地があり、「大山2.4km」「ヤビツ峠バス停50m」「蓑毛3.4km」という道標があった。
(また、すぐの所に広場があった。)
ここを11時49分に出発した。登山道は地表が出ている所もあるが、積雪は、5cmから50cmくらいである。しかし、踏み固められているので、アイゼンもワカンも不要であろう。階段状の登山道を登って行く。坂道をひとしきり登って平坦地にでると、ベンチがあり、「ヤビツ峠0.6km」「大山1.9km」という道標と、「大山コース1」(緊急時通報番号)という看板があった。
(ヤビツ峠0.6km地点)
12時01分に到着である。小休止して12時03分に出発した。少しだけ下って、また急斜面をのぼっていくことになる。12時12分にクサリ場を通過したが、新しいクサリが付けられていた。この急斜面を登ると、90度右へ曲がるが、ここに「ヤビツ峠1.1km」「大山1.4km」という道標があった。
(ヤビツ峠1.1km地点)
12時17分に到着した。ここで約中間点ということになる。地形図の949m峰の地点と思われる。ここで北向きから北東向きに方向を変えて緩やかに登って行く。12時19分に出発した。大山から下山してくるパーティとすれ違ったので、積雪の具合を尋ねるとこの先も同じような状況であるとのことであった。それで、この先で同行者にアイゼンを貸した。同行者はアイゼンを持っていなかったからだ。アイゼンはなしでも歩けるが、アイゼンがあった方がより安心して歩けるであろう。12時34分から12時38分まで休憩してアイゼンを装着した。
(下社からの登山道と合流)
そして、12時53分に伊勢原市からの登山道に合流した。「ヤビツ峠2.1km」「大山200m」「下社1.7km」という道標がある。「下社」からの登山道からは多くの登山者が切れ目なく登って来る。ヤビツ峠からの登山者数とは大違いである。大山が関東圏に人気の山であることがうかがえる。さて、ここを12時58分に出発する。13時03分に1つめの鳥居をくぐり、13時05分に2つ目の鳥居をくぐって、阿夫利神社本社に着いた。
(阿夫利神社本社)
本社の裏手の三角点には13時07分に到着した。富士山は雲にかかって見られなかった。
(三角点)
(山頂の標柱)
多くの登山者に混じってベンチで昼食をとった。東京から来たという3人パーティの山ガールと同席したので、百名山を目指していると自己紹介した。
風が強くて寒くなってきたので下山することにした。なんといっても麓からヤビツ峠まで余分に歩いているので時間と体力を消耗していた。帰りも当然ながらヤビツ峠から蓑毛まで歩かねばならないのだ。13時38分に下山したが、この時点で計画より1時間10分の遅れであった。13時41分に下の鳥居まで下り、13時43分にこの鳥居を出発し、13時46分に下社への分岐を通過した。14時02分に「ヤビツ峠1.1km」の地点まで下ってきた。ここで、小休止して同行者がアイゼンをはずし、14時06分に出発した。14時09分にクサリ場を通過して、14時15分に「ヤビツ峠0.6km」地点を過ぎた。ヤビツ峠には14時23分に到着した。ここで、遅れは50分に短縮されたが、まだ、蓑毛まで下って行かねばならないのだ。14時50分に「ヤビツ峠」の看板を通過し、14時52分に「髭僧の滝」への道標を過ぎて、14時52分に谷を渡って「蓑毛水道水源地」の施設の前を通り、15時01分に駐車地点に戻った。この時点で1時間30分の遅れである。
すぐに車をスタートさせ、15時30分に秦野中井ICから高速に上がった。ところが、高速に上がったらすぐに渋滞である。なんでも中井PA付近で緊急工事があり3車線が1車線になっているという。ここで、さらに30分の遅れとなった。合わせて2時間の遅れである。16時20分に足柄PAに着いたので、ガソリンを補給して、16時28分に出発した。17時08分に新清水JCTを通過し、17時21分に静岡SAに入り、運転を同行者に交替した。18時00分に浜松SAで運転を交替し、18時10分に出発した。18時20分にいなさJCTを通り、18時28分に三ケ日JCTを通過した。こちらは、渋滞はなく順調で、19時00分に豊田JCTを、19時27分に土岐JCTをそれぞれ通過して、19時39分に美濃加茂ICから高速を流出した。19時51分に同行者と解散し、19時52分に出発し、途中で給油して20時30分に帰宅した。
走行データ
総走行距離 720km
使用燃料 41.7リットル
平均燃費 17.3km/g
燃料代 6,212円
高速料金 2,950円×2=5,900円