カレンダー  岐阜県の山 東海の百山 ぎふ百山 続・ぎふ百山 日本百名山 愛知130山 岐阜県外の山 岐阜の山旅

溝干山(770.0m)


平成26年2月22日(土)雪
 
三重県関町
 
三重県の山

高畑山(773.3m)

  溝干山(770m)

 

平成26年2月22日(土)雪

三重県鈴鹿郡関町

 

先日来の雪で、どこも積雪があると思い、鈴鹿峠から高畑山と溝干山へ縦走することにした。夕方から用事があるので、早朝に出発して昼過ぎに帰宅する計画であった。

午前3時に起床して、3時30分に出発した。長良川右岸を南下して4時06分に道の駅「クレール平田」を通過し、4時20分に木曽三川公園を通過し、4時29分に桑名東ICから東名阪道に上がった。そして、4時55分に亀山PAに着いた。小雪がちらついてきた。外はまだ暗かったので、5時55分まで仮眠した。さて、亀山ICで高速を下り、国道1号線を鈴鹿峠に向かって上がって行く。国道1号は鈴鹿峠の付近は上下線が分離している。下り線(京都・甲賀町方面)を上がって行くが、この付近から路面が濡れてきた。この分離した上下線を連絡する道路沿いに駐車帯がある。「坂下」方面への案内標識の先で上下線連絡道路へと右折する。連絡道路を下ると、すぐに左に林道が分岐している。この林道は縦走して下山してくる林道である。入口にはゲートがあった。さて、この林道の前で大きく右へカーブする。カーブを終えて直線になるとすぐ右手に駐車帯がある。その駐車帯の上部には国道1号の下り線がある。いったんここに駐車したが、小雪が舞っていたので出発を躊躇していた。目指す鈴鹿峠方面は、黒い雲に覆われており、降雪が予想されたためだ。そうこうしていると、降雪のやむことを期待しつつ、用足しのため道の駅「関宿」まで戻り、改めてこの駐車帯にやってきたのであった。

 

(駐車帯)

 

6時50分に着いたので早速準備をして6時58分に出発した。連絡道路を下って来ると、7時01分に国道1号の上り線(四日市・名古屋方面)に出るが、この交差点の左手に園地のように整備されている広場があったが、いまは閉鎖されていた。

 

(閉鎖された園地)

 

(国道1号上り線)

 

国道1号上り線を横断して、歩道を峠方面へ上がって行く。

 

(片山神社入り口)

 

7時07分に片山神社への入口があった。その車道を下って行くと、7時09分に片山神社に着いた。

(片山神社)

(片山神社)

 

ここで、旧東海道と合流する。石畳の道を登っていき、7時11分には国道1号上り線の下をくぐる。

(東海自然歩道の園地)

 

そして、7時13分に東海自然歩道の入口園地に出た。片山神社を通らず、国道1号をそのまま上がって来ると、この園地に出る。

(鈴鹿峠入口)

 

(東海自然歩道の案内図)

 

(芭蕉の句碑)

 

この園地から、少し上がったところに芭蕉の句碑があった。

(鈴鹿峠)

 

7時18分に鈴鹿峠に出た。この峠は三差路になっている。直進は甲賀町方面、手前は坂下方面、左折が高畑山方面である。

 

(道標)

 

(道標)

 

道標は、「山女原4.1km(1:00)、安楽越6.6km(1:50)、石水渓9.3km(2:40)」、「片山神社0.4km(0:08)、坂下1.7km(0:30)」、「高畑山0:50を経て油日岳5:00(登山コース、健脚向)」、「田村神社跡10m、鏡岩150m」となっている。7時24分にここから出発して、高畑山へ向かった。登山道は積雪がある。7時26分に「鏡岩」への分岐があったので鏡岩へ行ってみた。

 

(鏡岩)

 

(鏡岩からの展望)

 

7時27分に鏡岩に着いた。岩に登ってみると、眼下にいま通ってきた国道1号が見えた。7時28分に引き返し、7時29分に登山道の分岐まで戻ってきた。さて、ここからは急斜面の登りになる。積雪が凍って滑り、登りにくい。それで途中でアイゼンを着けた。7時45分に「高畑山1時間10分、鈴鹿峠10分」という道標のある場所に着いた。さらに登りは続き、8時03分に最初のピークに出た。さらに8時10分に2つ目のピークに出た。ここから右へ曲がって下る。さらに8時12分に3つ目のピークを越えた。

 

(ナイフエッジ)

(ナイフエッジ)

そして、8時18分に「ナイフエッジ」という看板がある場所に出た。慎重に通過して、8時22分にその先のピークに出た。ここで、アイゼンをはずし、ワカンを着けた。積雪は50cmほどか。風が強く横殴りの雪が降り出した。とにかく今日は昼過ぎに帰宅しなければならないので、急がねばならない。8時36分と8時42分にピークを越えて、8時49分に高畑山山頂(773.3m)に飛び出した。

(高畑山)

積雪のため三角点は見つけられなかった。白い標柱が頭だけ出していた。360度の展望があるということだが、今日は周囲すべて真っ白で何も見えない。8時52分に出発して、溝干山へ向かった。ここからはさらに積雪が増えた感じであった。また、横殴りの雪も強くなってきた。先行者の足跡も少なくなった。高畑山までは数人の足跡で、この先は1名のみのようだった。しかし、ここからは小さなアップダウンはあるものの急な登りはないような気がしていた。9時22分、9時30分、9時35分にそれぞれピークを越えた。そして9時45分に北峰に出た。ここで左へ曲がっていったん下り登り返すと溝干山だ。

(溝干山)

最後の急登が苦しかったが、9時55分にやっと溝干山(770m)に着いた。ここはもともと展望はない場所だ。9時57分に下山にかかった。ここからは急な斜面を下る。一部では巻道もあった。

 

(溝干山登り口)

 

そして、10時13分に坂下峠に下り立った。ここからは林道を歩いて駐車地点へ戻るのである。林道の途中でワカンをはずした。長い林道歩きを終えて、10時52分に林道出口のゲートに着いた。

 

(林道入口)

 

(入口側から見る)

 

10時54分に駐車地点に着いた。出発時刻は計画より1時間遅れであったが、下山時刻はどうにか予定通りになった。積雪が誤算であったが、どうにか計画どおりに行動出来てよかった。11時00分に車をスタートさせた。11時15分に亀山ICから東名阪道に上がった。亀山JCTから四日市JCTあたりまでいつも混雑する東名阪道であるが、今日はスムーズに流れており助かった。11時39分に桑名東ICで下りた。そして、11時54分に木曽三川公園を通過し、さらに12時11分に道の駅「クレール平田」を通過して、12時57分に帰宅した。

この後、三田洞神仏温泉へ入り、夕方からの予定に備えたのであった。