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日本コバ(934.1m)
平成25年12月8日(日)晴
滋賀県東近江市永源寺町
今日は、滋賀県東近江市永源寺町の「日本コバ(934.1m)」へ出かけた。この珍しい名前の山は、名神高速の八日市ICから国道421号(八風街道)を東へ進んだ永源寺町の永源寺ダムの奥にある。この国道421号は、さらに東へ進むと石槫峠を越えて、三重県菰野町の宇賀渓へ通じている。さらに、その石槫峠は、竜ヶ岳の登山口でもあるが、冬期通行止めであり、夏期でも大型車は通り抜けることができない。両側にコンクリート塊が設置してあり、車幅の広い車は通り抜けできないのである。
さて、余談が長くなったが、さらに余談として、今日は高速に乗れない事情があって、一般道を行く予定だったので、早朝3時に起床して3時15分に出発した。主要地方道53号線(岐阜関ヶ原線)から、国道21号、国道8号、国道306号、国道307号と乗り継いで国道421号へ出た。なお、国道307号を南下していると、湖東三山として有名な西明寺、金剛輪寺、百済寺のすぐそばを通る。いづれも庭園と紅葉で有名だ。そして、湖東三山というスマートICが出来ていたのには驚いた。道の駅「あいとうマーガレットステーション」を過ぎ、愛知川を渡ると、国道42号との交差点になる。ここで左折して永源寺へと向かう。永源寺の入口を過ぎると、永源寺ダムになるが、暗くてダム湖はなにも見えない。もうそろそろ左折する入口があるはずだが、と思いながらさらに進むと、道路の左手のふくらみに奥永源寺の大きな案内看板があった。
ここからすぐに集落があり左折する場所が見つかった。右手の駐在所を過ぎて、左手の郵便局の手前から左折すると、「如来堂」バス停がある。また、「政所」方面という道路標識もある。左折すると、集落内の狭い道になるが、左手の民家がなくなる所にコンクリート階段があり、入口に「日本コバ→」という看板がある。
さらに進むと、藤川谷に架かる橋がある。その橋を渡った先の右側に駐車広場がある。ゴミステーションにもなっているようだが、車は4台から5台くらいは駐車出来そうだ。
なお、登山口の手前の右側にも駐車場できそうな広場がある。郵便局の敷地なのか、公園なのか、道路なのか分からないが・・・。
5時45分ころに着いたが、まだ外は真っ暗で、とても登山を始める気にはなれない。しばらく車中で仮眠した。実はこのために新車を購入したのであり、おかげで、快適に仮眠することができた。1時間くらい仮眠して、ようやく明るくなってきたので、準備をして、6時51分に出発した。
コンクリート階段を登ると、登山届投函箱がある。「東近江市山岳遭難対策協議会」と書いてあるが、こうした配慮に感謝するが、この先でもさらに気配りに感謝することがあった。登山道に「200mPOST」が設置されている。これには、「如来堂→日本コバの地点間、200m毎にポイント標識を設置しています。」と書かれ、ポイント番号は1/18〜18/18まであるようなのだ。さらに119レスキューポイントという標識もあり、この藤川谷コースには「藤川谷―1」から「藤川谷―6」までの標識がある。こうした配慮は本当に助かるが、我が県ではお目にかかったことがない。
と言うわけで、よく整備された登山道を登っていく。やがて、登山道が下りになると、6時58分に神社の横に出た。かつてはこの付近にも民家があったものと思われる。さて、この神社の横を下っていくと、すぐに藤川谷へ出た。
ここで、右岸側から左岸側へと徒渉する。そして、藤川谷の左岸沿いに登っていく。7時06分に支谷を渡り、7時10分にも支谷を渡る。ここで、小休止して7時15分に出発した。そして、7時23分にまた藤川谷に出た。谷の中に大きなカツラの木がある。
ここで、2回目の徒渉である。今度は藤川谷の右岸側の登山道を登っていく。
7時31分に「119レスキューポイント 藤川谷―2」という看板のある場所を通過した。
そして、7時40分に「9/18」という「200m ポスト」に着いた。ということは、ここが如来堂と日本コバの中間点ということか。ここまでは、登山道というよりトラバース道のような感じで、快調に北が、ここからは登山道っぽくなる。7時48分に「10/18」ポストを通過し、7時53分に藤川谷を渡る。
3回目の徒渉である。藤川谷の左岸側を回り込んで、左下に先程徒渉した藤川谷が見えてくると、「11/18」ポストの標識があった。ここから急な斜面を登り、8時08分に「藤川谷―3」というレスキューポイントに出た。
この目の前に岩場がある。ロープのある岩場を登り、8時12分に「岩屋→」という看板のある場所に出た。
岩屋の看板はここにあるが、実は岩屋はロープのある岩場を登り切ったところで、左の方向へ進んだ所にあるのです。「岩屋→」の看板のある場所からだと、少し下ってロープのある岩場の上部を右手へ進んだ所になります。
ですから看板は間違いではありません。看板の位置を網少し下に移動させるといいかも知れません。岩屋を見に行きましたが、中までは入っていません。
さて、8時16分にこの岩屋を出発した。8時19分に「12/18」ポストを通過し、緩やかな尾根を進むと、8時23分に政所方面への分岐に出る。
ここは「13/18」ポスト地点である。「政所、川西→藤川谷道出合 14/14」という200mポストがある。ということは、政所コースにも同じような200mポストがあり、ここで藤川谷道(私がいま登ってきた登山道)に合流するということである。さらに「藤川谷―4」という119レスキューポイント標識もある。ここを8時26分に出発した。ここからは、緩やかな下りになり、「14/18」ポストを通過して、湿地帯のような場所を通る。そして、8時30分に沢に出た。この沢は藤川谷の源流部のようだが、徒渉ポイントが分からず、うろうろした。
8時33分にこの沢を渡ると、右岸側を下っていく。そして、8時35分に「15/18」ポストを過ぎて、8時36分に「藤川谷―5」の119レスキューポイントのところで、小さな沢を渡る。
ここから登りになり、8時40分に尾根の鞍部に出た。ここで右へ曲がって広い尾根の急斜面を登っていく。8時41分に「16/18」ポストを通過、8時47分に「17/18」ポストを通過した。あと少しだ。
8時50分に日本コバ(934.1m)山頂に到着した。丁度2時間かかったことになる。山頂には3等三角点がある。また、「18/18」ポストと「藤川谷―6」というレスキューポイントの標識がある。山頂は広い平らになっているが、周囲の木々が大きくなって展望はよろしくない。
帰りに立ち寄るところがあったし高速は走れないので、早く下山しようと8時56分に下山にかかった。8時58分に「17/18」ポストを、9時01分に「16/18」ポストを通過し、9時02分には尾根の鞍部から左へ下って、9時04分に沢を渡り「藤川谷―5」のレスキューポイントを通過した。ここから緩やかな登りとなり、9時05分に「15/18」ポストを通過し、9時07分に藤川谷の源流を渡る。そして、9時09分に「14/18」ポストを過ぎると、9時13分に政所コースと藤川谷コースとの分岐点に出た。藤川谷コースをピストンで下山した。9時17分に「12/18」ポストを通過し、9時18分に岩屋に着いた。ロープの岩場を下り、9時21分に「藤川谷―3」というレスキューポイントに下り立った。まだまた気は抜けない。右下に藤川谷を見ながら急な斜面を下って、9時28分に藤川谷を徒渉した。後は、危険な場所はない。9時31分に「10/18」ポストを、9時35分に「9/18」ポストを、9時39分に「8/18」ポストを、それぞれ通過して、9時41分に「藤川谷―2」というレスキューポイントを通過した。さらに9時42分に「7/18」ポストを通り、9時45分に藤川谷を徒渉した。大きなカツラの木がある場所だ。藤川谷の左岸沿いに下り、9時47分に「6/18」ポストを、9時49分に「5/18」ポストを、9時51分に「藤川谷―1」のレスキューポイントを、それぞれ通過した。そして、9時52分に支谷を渡り、9時53分に「4/18」ポストを通過して、9時55分に支谷を渡った。どんどん下って、9時56分に「3/18」ポストを通り、9時59分に藤川谷を徒渉した。そして、10時00分に神社の横を通過して、10時04分に「1/18」ポストを通過すると、10時06分に登山口の駐車地点へ戻ったのであった。結局下りは、1時間10分かかってしまった。
すぐに車をスタートさせた。車中でおにぎりをほおばりながら、大垣市の立ち寄り場所には12時05分に着いた。5分の遅刻であったが、用事を済ませることができた。帰宅したのは、15時30分であった。三田洞神仏温泉へ行こうとしたが、時間がなかったので辞めた。ビールを飲んでくつろいだ。