![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
十枚山(1,726m)
下十枚山(天津山)(1,732.4m)
平成25年11月23日(土)快晴
静岡県静岡市葵区梅ヶ島中の段
あまりにいい天気が予想されたので、富士山を見ようと、静岡県静岡市の十枚山へ行くことにした。十枚山は、静岡県と山梨県の県境尾根にあります。先日登った八鉱嶺から尾根続きでもある。十枚山〜大光山〜奥大光山〜大笹ノ頭〜ワサビ沢の頭〜バラの段〜安倍峠〜富士見台〜八鉱嶺へと縦走することができる。実際、十枚峠で出会った単独行の青年は、地蔵峠から縦走してきて、大笹ノ頭まで行くと言っていた。縦走したいとは思うが、帰りの足が気になる。バスの便などは悪そうだから。
さて、そんな訳で、十枚山と下十枚山(天津山)を周回する計画で静岡市へと向かったのであった。出発は、計画よりは大幅に遅れ、0時22分である。往路は東海環状道ではなく、一宮JCTを経由するコースをとることとし、1時21分に一宮木曽川ICから東海北陸自動車道に上がった。1時26分に一宮JCTを通過し、1時57分に上郷SAに着いた。すぐに出発して、2時00分に豊田JCTを通過して、2時30分に三ヶ日JCTから新東名方面へ入った。2時36分に浜松いなさJCTから新東名に乗る。2時43分から3時11分まで浜松SAでトイレ休憩した。その後は、新静岡SAでも3時44分から4時04分まで休憩した。そして、4時10分に新静岡ICから流出した。あとは、安倍川沿いに上流の梅ヶ島に向かった。この安倍川沿いの県道29号線(梅ヶ島温泉昭和線)は大部分はセンターラインがあるが、所々でセンターラインのない狭い部分があるので、注意が必要である。梅ヶ島地区に入り、関の沢橋を渡ったらすぐに右折する。
あとは、道なりに上がっていくと、中の段集落に入るが、谷沿いの道が谷を離れ、ジグザグに斜面を上がる手前に駐車場がある。
駐車場といっても道路が幅広になっているという感じである。駐車場という看板がある訳でもない。
左折して中の段に上がるT字路に「十枚山、十枚峠」という案内板と「農業用道路のため関係者以外通行禁止」という看板がある。
ここで左折して茶畑の中をジグザグに上がっていく。舗装はしてあるが、ヘアピンカーブの連続で神経を使う。いつもの軽自動車で来ればよかったと思った。
相当上がったころ、ススキが道路の両側からせりだして狭くなっている箇所があった。普通車で進入するのは躊躇されたので、その手前のふくらみに駐車しようとした。ふくらみでUターンしてそこに駐車して仮眠することにした。5時08分であった。新静岡ICから1時間近くかかっている。
6時00分に起きると、外はまだ薄暗い。それでもネットで調べた所によると、林道の終点付近にはくるま2台が止められるふくらみがあるということだったので、ススキの茂った道路を歩いて進んでみた。すると、ススキの先にネットの写真で見たとおりの駐車広場があった。それで、車に戻り、バックでススキの茂った道路を上がって、駐車広場に駐車した。そして、登山準備をしていると、1台の車が上がってきた。目的は同じようで、私の車の後に駐車しようとしていた。
私は、お先にと、6時22分に出発した。林道をそのまま奥へ進むと、すぐに舗装がなくなり、未舗装の道になる。
すると、すぐに登山口が現れる。登山口の看板と登山届BOXがある。6時26分にここから登山道に入る。植林の中の道だ。6時42分に分岐点に出た。尾根の直登コースと沢コースとの分岐点である。「直登分岐点」という看板がある。
直登コースは文字通り尾根を直登して十枚山山頂へ出るコースで、沢コースはトラバース気味に進み、十枚山と下十枚山との鞍部である十枚峠へ出るコースである。迷わず、直登コースを進んだ。登山道はジグザグについているが、直登であるだけに傾斜がきつい。7時03分に尾根に出た。「六郎木」という案内板があった。さらに急登は続く。7時19分に「十枚山←→中の段」という看板がある場所を通過し、7時27分に涸れ沢を渡る。ここで、しばらく休憩し、7時30分に出発した。7時39分に尾根に出た。この付近で下十枚山の方から日の出があった。
そして、7時48分に「十枚山」という看板のある場所を通過した。さらに7時57分には「十枚山」という小さな木札が木につけてある場所に出た。この付近から、登山道の周囲は植林(人工林)から雑木林(自然林)に変わり、多少は、傾斜が緩やかになってきた。また、笹も増えてきた。
そんな中、8時16分に十枚山山頂(1,726m)に飛び出した。(上)十枚山という標柱もある。下十枚山を意識したものか。十枚山といってもここには三角点はない。三角点は下十枚山(1,732.4m)の方にあるが、下十枚山は天津山ともいうらしい。また、下十枚山の方が、標高も高い。
さて、富士山はというと、見えるには見えるが、木々の枝が邪魔をして残念ながら全容は見えない。それでも満足できる範囲ではある。
さて、8時22分には下山して、下十枚山を目指した。十枚峠まで下るのであるが、左手に富士山が見える。しかし、樹林が邪魔になり、すっきりとは見えない。
そして、8時36分に十枚峠に下り立った。霜で真っ白である。ここは、十字路になっている。左へ下ると、山梨県南部町の成島へ下りるし、右へ下ると、沢コースで中の段へ下りられるのである。直進すると、下十枚山への登りである。下十枚山へ向けて登りにかかった。背後には十枚山があり、右手には南アルプスが見えてくる。今日は天気がいいので、南アルプスが全部見渡せると、写真を撮っている登山者を追い越した。
そして、9時01分に下十枚山の山頂に出た。山頂にも1人の単独行の青年がいた。下十枚山からは、丁度、木々の枝の間からばっちりと富士山が見えた。
あとは、樹林のため展望はよくない。先程写真を撮っている登山者がいたところが一番展望がよい。
下十枚山には2等三角点がある。また、天津山という山名板もある。点名が天津山なのであろうか。わからない。9時05分には下山して、先程の好展望地から展望を楽しんだ。
そして、9時19分に十枚峠に下り立った。このすぐ手前で、私の車の後に駐車しょうとしていたグループとすれ違った。また、十枚峠には下十枚山の山頂にいた青年がいたので、ことばを交わした。この青年は、地蔵峠から縦走してきて、大笹ノ頭まで行きたいといっていた。私にはとても無理だが、若いというのは素晴らしい。
さて、9時25分には十枚峠から沢コースを下った。9時36分に三の沢を渡り、9時41分には二の沢を渡った。
9時48分には「十枚峠←→中の段」という看板のある場所を通過して、10時03分には一の沢を渡った。
そして、10時11分に直登分岐点に出た。登りには直登コースを取った分岐点である。ここからは往路を下り、10時22分に駐車地点へ下り立ったのであった。
予定より、下山してきた時刻が3時間ほど早かったので、真冨士山への行けないことはなかったが、登山口だけ確認して、帰路についた。真冨士山の登山口への林道も狭いので、軽自動車の方がよいと思った。
11時42分に新静岡ICから新東名に上がり、12時07分に掛川PAに着いた。ここで、昼食を摂り、12時23分に出発した。12時45分に浜松いなさJCTを、12時53分に三ヶ日JCTを、13時22分に豊田JCTを、それぞれ通過して、13時30分に鞍が池PAで仮眠休憩をした。13時45分に鞍が池SAを出発し、14時05分に土岐JCTを通過し、14時26分に美濃関JCTを通過して、14時30分に関ICから流出した。そして、14時50分に帰宅した。
その後は、三田洞神仏温泉へ向かったが、ちょっとした事件があって、武芸川温泉に変更して、久しぶりに武芸川のゆとり温泉に入浴した。