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菰釣山(1379m)

平成25年11月3日(日)晴れ
 
山梨県道志村
 
山梨県の山

菰釣山(1,379m)

     (三角点は1,348.2m)

大界木山(1,246m)

畦ヶ丸山(1,292.6m)

 

     平成25年11月3日(日)曇り

                       山梨県道志村

 

 ダイヤモンド富士へのあこがれがあり、11月3日・4日は、山中湖畔の長池親水公園から見えるというので出かけることにした。せっかくなので近くの山へも登ろうと、西丹沢の菰釣山(1,379m)と畦ヶ丸山(1,292.6m)、さらに、次の日に、加入道山と大室山へも登ろうと欲張りの計画であった。

 11月1日(金)は飲み会があり、深夜に出発が出来ず、2日にも午前中に予定が入り、早朝からも出発が出来なかった。

結局、2日(土)の11時56分に出発した。これでは、ダイヤモンド富士は見られそうにない。とは思いながらも、僅かに望みをかけて、12時15分に関ICから高速に上がった。12時17分に美濃関JCT、12時40分に土岐JCT、13時05分に豊田JCTをそれぞれ通過して、東名高速に入り、13時24分に赤塚PAで休憩した。ここを13時33分に出発し、13時44分に三ヶ日JCTを、14時43分に新清水JCTを、それぞれ通過した。この時点では、まだダイヤモンド富士に間に合うと思っていたが、富士山は雲にかかっていた。15時08分から15時15分まで駿河湾沼津SAで休憩したが、ここでは時間的に間に合わないと諦めていた。15時30分に御殿場ICから流出し、ガソリンスタンドで給油をして、15時39分に出発した。三国峠を越えて長池親水公園に着いたのは16時25分で、雲は取れていたが、すでに太陽は沈んでしまっていた。それで、無料駐車場が空いていたのに納得したのであった。今日は見られなかったので、明日下山してから見に来ようと思って、宿泊場所である道の駅「どうし」へと向かった。

17時ころに道の駅に着いたが、ちょうどイベントをやっていて、駐車場は大変混雑していた。それで、いったん明日の登山口を確認しようと道志の森キャンプ場まで行った。キャンプ場を通り抜けて、西沢林道を終点まで行くと登山口があるようだ。今日はキャンプ場の奥にある「菰釣山→」の案内板を見て引き返した。路の駅へ来ると、イベントは18時までらしく、すぐに空いてきたのでよかった。

すぐに食事を済ませて、周りが暗くなると同時に就寝した。あまりの快適さに寝過ごして起床は6時00分であった。慌てて準備をして、6時16分に出発した。登山口は下見がしてあるので迷うことなく、西沢林道の入口に着き、そのまま林道を終点まで乗り入れた。林道は谷の左岸側につけられている。終点は二股の分岐に鳴っており、どちらもチェーンによるゲートができている。6時30分に到着した。菰釣山の登山口は、左へ曲がって谷を渡っている林道の方である。分岐点に「菰釣山」の案内板がある。

 

 

 

 

登山準備をして、6時50分に出発した。谷の右岸側へ渡りそのまましばらくは林道を歩いていく。林道の左下にも支流の谷があり、その谷の左岸側を登っていくことになる。6時57分に林道から登山道に入った。

 

 

林道は左へカーブして、谷を左岸側から右岸側へと渡っているが、登山道は沢を渡らず、そのまま谷の左岸側を登っていくのである。登山道は林道から分岐して、谷沿いに登っていくのである。林道をそのまま進むと、谷を渡った先にチェーンのゲートがあり、西沢林道終点の標柱がある。要するに林道はいま歩いてきた区間だけがチェーンで施錠してあり、通行止めとなっているのだ。また、その林道終点には、旧登山口がある。古ぼけた「登り口 1時間25分」という標柱がある。

 

 

さて、戻って谷の左岸側から6時59分に登山道へと入ると、すぐに木橋で谷の右岸へと渡る。すると、7時02分に旧登山道が合流してくる。そして、すぐに木橋で左岸側へと渡る。

 

 

 

さらに上流で7時06分に右岸側へと渡り返す。その後、谷から離れて左の尾根に取り付いて、ジグザグに登っていく。7時11分に涸れ沢に出る。その後、涸れ沢を登っていき、7時22分には源頭付近で涸れ沢から出て、尾根へ向かい、7時24分に尾根上に出た。

 

 

菰釣山から延びる山梨県と神奈川県の県境尾根である。ここには、「←城ヶ尾峠菰釣山→」という道標がある。まずは、菰釣山へ向かう。

 

急な坂を登ると、7時31分に菰釣避難小屋に出た。単独登山者が休憩していた。避難小屋の前には、「←城ヶ尾峠3.0km 菰釣山0.8km、高指山8.2km→」という道標がある。さらに登っていくと、7時39分には、「この先200m 菰釣避難小屋あり」という看板があった。

 

 

 

 

そして、7時52分、ようやく菰釣山山頂(1,379m)に飛び出したのであった。太陽光発電のパネルがある。富士山が綺麗に見えた。また、「←山伏峠5.6km、高指山7。4km 城ヶ尾峠3.8km→」という道標もある。この菰釣山には少し下がったところに三角点があり、そこまで行く予定であったが、計画より遅れていたので、三角点はパスして、8時00分には往路を下山した。そして、8時07分に「この先200m菰釣避難小屋あり」の看板を通過して、8時10分に菰釣避難小屋の前に出た。8時13分に西沢林道から上がって来た場所まで戻って来た。

ここから、畦ヶ丸山まで往復することにした。8時14分に「この先200m、菰釣避難小屋あり」という看板がある場所を通過した。8時27分に鞍部を通り、8時28分に「ブナ沢の頭」(1,229m)に出た。

 

 

ここには、「←城ヶ尾峠2.1km (ブナ沢の頭) 菰釣山1.7km→」という道標がある。また、すぐ先には「この先1.0km、菰釣避難小屋あり」という看板もあった。さらに8時38分にピークを越える。このピークには、ひとつは営林署の境界杭ともうひとつ何かわからないコンクリート杭がある。

 

 

どんどん県境尾根を進んで、8時43分に「中ノ丸」というピークに出た。ここには「←城ヶ尾峠1.6km (中ノ丸、標高1280m) 菰釣山2.2km→」という道標がある。東海自然歩道になっているだけあって、こうした道標がしっかり整備されている。そして、8時50分にはピークから右よりに下っていく。また、8時52分にもピークから右よりに下っていく。そして、8時56分には「←城ヶ尾峠0.9km 菰釣山2.9km」という道標を通過して、8時59分にもピークに出て、右よりに下る。

 

 

緩やかに登り返すと、9時09分に「城ヶ尾山」(1,199.1m)に出た。ここには3等三角点がある。また、「菰釣山3.5km 城ヶ尾峠0.3km→」という道標があった。ここから緩やかに下って行くと、9時16分に「城ヶ尾峠 標高1,160m」に下り立った。

 

 

やっと、城ヶ尾峠まで来たのだ。ここにはベンチと「←白石峠 城ヶ尾峠」、「←白石峠 菰釣山→」、「←畦ヶ丸2.8km、白石峠5.8km ↓善之木 神地 菰釣山3.8km、高指山11.2km→」という道標がある。これを見る限り、菰釣山と畦ヶ丸山の中間点より、畦ヶ丸山寄りなのだから、菰釣山からここまで1時間16分かかったということは、畦ヶ丸山まで1時間くらいで到着できるだろうと思った。しかし、結果は散々であった。この先から急なアップダウンがたくさんあって、よけいに時間がかかってしまった。往路ではそんなことは分からず、9時19分に出発した。9時22分と9時34分にピークを越えた。

 

 

そして、9時38分に「大界木山」(標高1,246m)に出た。ここには、「←城ヶ尾峠0.9km、高指山12.5km 畦ヶ丸1.7km、白石峠4.7km→」という道標があった。ここに来て、ようやく畦ヶ丸山が見えてきたのだ。目標が見えると、気持ちとしては元気が出てくるが身体は疲れてきた。9時41分に出発し、急な坂を下っていく。9時48分に鞍部を通過して、登りに転じ、9時52分にピークへ出る。このピークには、「←城ヶ尾峠、高指山 畦ヶ丸、白石峠→」という道標があった。ここから下ると、9時57分に鞍部に下り立つが、この鞍部は「忘路峠(犬峠)」というようだ。小さな木札があった。ここから下っていくと、「道志の湯」の方へ下っていけるらしいが、踏み跡は不明瞭であった。9時59分に出発したが、すこし登ったところに、「←白石峠 城ヶ尾峠→」という道標があった。この先、10時01分にピークを越え、10時04分に鞍部を通過した。さらに10時10分にも鞍部を通過した。この鞍部には「←城ヶ尾峠、高指山 東海自然歩道 畦ヶ丸、白石峠→」という道標があった。

 

そしてこの鞍部から急な坂を登り返すと、10時16分にやっと白石峠と畦ヶ丸山との分岐点に出た。「モロクボ沢ノ頭」という表示があったが、菰釣山山頂にあった、東海自然歩道の大きな看板ではモロクボ沢の頭は、標高1,144mとなっているので、本当は忘路峠のすぐ上部のピークなのではないかと思う。この分岐点には、「←白石峠3.6km ↓城ヶ尾峠2.0km 畦ヶ丸0.6km→」という道標と、「この先600m 畦ヶ丸避難小屋あり」という看板があった。また、ベンチもある。

さて、10時19分にここを出発し、わずかに登るとピークに出るが、このピークには「モロクボ沢の頭←→畦ヶ丸」という道標があった。ここからは、いったん下って、10時23分に鞍部を通り、登り返すと、10時37分に畦ヶ丸避難小屋の前に飛び出した。

 

 

あまりの疲れに思わず、ベンチに座り込んでしまった。ここには、「←畦ヶ丸0.1km ↓モロクボ沢の頭 大滝峠上1.3km→」という看板があった。避難小屋の内部を見ると、綺麗に片付けられていた。また、トイレもある。あまり長居も出来ないので、10時43分に出発して、最後の登りにとりかかる。

 

 

そして、10時45分待望の畦ヶ丸山頂に着いた。ここまでに水1gを飲み干して、あと500ミリリットルしか残っていなかった。山頂には「避難小屋0.1km 西沢出合4.6km」という道標と「畦ヶ丸山1,292.6m」という標柱がある。また、ケルンと3等三角点もある。しかし、展望はあまり良くない。

 

 

あの富士山でさえ、木々の間から見えるのみである。ピストンで戻らなければならないので、10時49分には下山にかかった。

10時51分に畦ヶ丸避難小屋まで戻り、11時01分にピークを越える。11時03分には白石峠方面への分岐(モロクボ沢の頭)を左折した。11時06分と11時11分に鞍部を通過して、11時15分にピークを乗り越えた。ここから下って、11時16分に「忘路峠(犬峠)」を通り、11時24分にピークへ出た。さらに11時27分に鞍部を通過し、急な坂を登り返すと、11時41分に「大界木山」に出た。ここでもあまりの疲れに休憩せざるを得なかった。11時44分に出発した。この後、11時48分と11時58分にピークを乗り越えて、12時00分に「城ヶ尾峠」に下り立った。ここまで戻ってきてようやく余裕が出てきた。しかし、疲れがひどいので休憩した。そして、12時08分に出発し、12時15分に城ヶ尾山に出た。さらに12時28分にピークを越えて、12時30分に「城ヶ尾峠0.9km、菰釣山2.9km」の道標を通り、12時36分と12時39分にもピークを越え、12時48分に「中ノ丸」に着いた。ここでも休憩し、12時52分に出発し、12時56分にピークを越えた。13時01分に「この先1.0km 菰釣避難小屋あり」という看板を通過した。しかし、疲れはひどくなり、途中で13時06分から13時10分まで休憩し、13時12分に「ブナ沢の頭」まで戻ってきた。もう水分を飲みきってしまい、あと少しだと言い聞かせながら、13時19分に「この先200m 菰釣避難小屋あり」の看板を通過した。13時20分にやっと「道の駅どうし」への下り口に戻ってきた。朝登ってきたところだ。ここからは往路を下ることになる。

13時25分に涸れ沢を通過して、13時30分に沢に下り立った。ここでようやく水を補給した。水分は1.5g用意していたが、もう飲み干してしまっていた。ここで生き返った感じであった。

13時32分に沢沿いに下りにかかり、13時37分に林道へ出た。あとは、林道を下って、13時43分に車に戻った。大変疲れてしまった。しかし、ダイヤモンド富士を見るためにすぐに車をスタートさせた。