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点名:高科(360.1m)

平成25年6月29日(土)晴れ
 
岐阜県揖斐川町
 
岐阜県の山

点名:高科(360.1m)

点名:牧(425.0m)

点名:岐礼谷(504.6m)

 

                        平成25年6月29日(土)晴

                        揖斐川町谷汲

 

今日は前夜に飲み会があり早朝に起きられないと予想して、近くの三角点巡りをした。行き先は揖斐川町谷汲の4等三角点、「点名:高科」、「点名:牧」、「点名:岐礼谷」である。簡単だろうとタカをくくっていたが、なんと!なんと!思ったより手ごわい縦走であった。アルプスの縦走などは、展望がよいので展望を楽しみながらということもあり、天気がよければ目標の山頂が見えるが、美濃の山々は樹林のため展望はなく、地形がなかなか読めない。木々のすき間からしか見通せないからだ。尾根の変化を十分に見極める必要がある。それと、今日はイノシシの子どもに往復とも出会った。体長20cmくらいの小さなヤツだった。それでも警戒してか戦闘態勢を見せていた。近くに親がいるのではないかと思ったが、その気配はなかった。行きと帰りでは相当離れた場所で出会ったので、それだけ移動していたということだろう。

さて、出発は、8時20分である。赤い谷汲山大橋を渡ってすぐに右折すると、谷汲温泉がある。それを通過してさらに北上すると、高科駅の手前で、左カーブを過ぎたところで左へ斜めに入る林道がある。

 

 

林道の左側には金網がある。獣除けであろうか。地刑図では破線の道である。この入口がわからず、行ったり来たりしたが、なんとか見つけたのである。この林道へ入ると、すぐにゲートがあるが開いていたのでそのまま進入した。なだらかな道をしばらく走り、最初の分岐で左折する。

 

そして、地刑図の破線のとおり上って来る。右へのペアピンカーブのところが広くなっていたのでここに駐車した。林道はまだ上れないことはない。

 

 

林道は大きく右へカーブしているが、カーブの先端の尾根に取り付いて登って行くのである。

 

早速準備をして、9時20分に出発した。植林の尾根を登っていくと、9時30分には林道の終点に出た。

 

 

駐車した林道をさらに上がってくるとここに通じているようだ。地形図の破線より林道が延長されているのだろう。さて、この林道終点から尾根を登っていくと、9時51分に4等三角点、「点名:高科」(360.1m)に着いた。

 

 

植林の中で展望はない。北東方面からのテープが続いていたが、こちらから登ってきたのであろうか。平成25年3月29日の書いた「各務原悠遊会」の山名板があった。

さて、ここから点名:牧へ向けて尾根を縦走していくのだ。9時55分に南西へと緩やかに下っていく。

 

いったん下って少しだけ登ると、10時02分にはピークに出るので、右へ曲がって下っていく。左は雑木林、右は植林の尾根である。尾根はいったん下って鞍部を通り、緩やかな登りになる。10時22分には植林の中へ入る。そして、10時25分に植林のピークに出るので右へ行く。中部電力の鉄塔巡視路の案内板があり、「西部幹線NO.L117」と「L118」の表示がある。

 

 

すぐに鉄塔に出る。10時26分に鉄塔に出た。鉄塔NO.L117であろう。鉄塔の下をくぐって、さらに緩やかな登りの尾根を進んでいく。10時36分右は雑木林、左は植林の平らな場所を通り、その後薮に突っ込むが、10時42分には尾根にでるので、左へ曲がって登る。

 

 

10時52分にはピークのような場所に出るので左へ進む。

 

10時54分には右は植林、左も植林の平らな場所を通る。さらに10時58分には右は雑木林、左は植林の平ら場所に出る。さらに11時03分には雑木林の中の平らになる。この付近は440m峰で、尾根が広いので迷いやすいかも知れない。さて、11時06分には、440m峰の西端に来るので、ここから、右手へ下る。左は植林、右は雑木林の境を下ることになる。下ってから少し上り返すと、コブに出る。

 

 

ここで左手へ進む。11時24分にピークに出るので、左へ登る。左は植林、右は雑木林の尾根である。

 

 

そして、11時30分やっと「点名:牧」(425.0m)という4等三角点に出た。

 

 

植林の中で展望はない。

11時36分にここを出発し、「点名:岐礼谷」を目指す。疲れたせいもあろうが、ここからが長かった。

すぐ先で少し右方向へ進む。雑木林の尾根である。11時45分にピークを越える。雑木林の尾根を歩き、11時50分にもピークを越える。相変わらず雑木林の中である。

 

 

11時54分にはピークから右へ下る。ここには岩が4つほどある。

 

12時03分には枯れ木が2本並んだ場所に出る。ここで少し左へ下る。12時07分には左は植林、右は雑木林の登りになる。12時18分に右が切り開けれて明るくなった場所に出た。これが428m峰のようだ。前方に「点名:岐礼谷」のピークが見える。その右手には鉄塔の尾根が見える。最初はここが「点名:岐礼谷」と思って三角点を探した。しかし、どうしても見つからないので、さらに先へ進むことにしたのである。15分ほど探し回ってから、12時33分にここから下っていく。いったん下ってから上り返すと、12時50分にピークに出た。ここから更に登って、13時08分に尾根に出た。ここから右の方へ行くとすぐに4等三角点「点名:岐礼谷」(504.6m)があった。

 

 

 

13時09分に到着である。長かった。428m峰で15分うろうろしたことを含めて、「点名:牧」の三角点から1時間30分ほど要している。ここからは東側が切り開かれていたので、展望がよかった。

 

13時15分には下山にかかった。往路をもどったのである。13時17分に尾根から下り、13時23分にピークを越えて、どんどん下る。13時36分に428m峰を越えた。さらに13時44分に2本の枯れ木のあるピークを通過し、13時50分と13時52分、13時56分にピークを通過して、14時02分に「点名:牧」まで戻ってきた。やはり帰りは早い。14時04分と14時10分にピークを越えて、14時17分に440m峰の西端に出て、緩やかなアップダウンの中、14時23分、14時26分、14時28分とそれぞれピークを越える。14時33分に尾根から右手へ下り、14時35分に鉄塔に出た。14時35分にはピークから左へ下る。14時44分には植林帯へ入り、14時50分にはピークで左へ曲がる。そして、14時56分に「点名:高科」の三角点に着いた。あとは、下るのみ。15時06分に林道終点に出て、15時10分に駐車場所に下り立った。

今日は結構疲れた。歩行距離が長かったのであろう。地形図で想像する限り片道7.5km、往復で15kmほどの距離である。

帰宅して、早速三田洞神仏温泉へ入りに行き、その後はバーベキューである。