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点名:剣先(1416.4m)
平成25年5月19日(日)晴
岐阜県中津川市
今日の天気は、あまりよくない予報で15時頃から雨が降り出すというものであった。それで、山へ出かけるにしても東の方がよかろうと、中津川市の「点名:剣先」と「点名:二股」を選んだ。
6時20分に家を出た。関ICから東海北陸道に上がった。そして、関美濃JCTで東海環状道へ入ろうとしたら、入口で事故処理中で完全に閉鎖されていた。まだ、事故が発生してまもない様子であった。関ICで入るときには何の情報もなかったのである。しかし、東海環状道への入口が閉鎖されているのでは、どうにもならず、そのまま走行して美濃ICで下りて上り線へ上がり直すしかないだろうと、美濃ICで出ようとすると、料金所の手前で高速の職員が旗を振っているではないか。スピード違反もしてないし、シートベルトはしているし、何が?と思って停止すると、「どちらへ行かれますか。」という。それで、「中津川ICまで。」というと、「東海環状ですね。じゃあここでUターンしてください。」と料金所へ出る前の中央分離帯が開けてある場所を指差した。それで、納得した。岐阜方面から来て、東海環状道へ移ろうとする車は、JCTの閉鎖により、当然美濃ICまで来るわけだから、それらの車に料金所の前でUターンさせて、上り線へ上がらせ、東海環状自動車道へ移らせようとしているのだ。美濃ICで料金所を出ると、美濃ICまでの料金を取られる訳だからそれを回避しているのだ。
まあ、そんなハプニングがあったが、それ以降は順調に走り、中津川ICまで来た。中津川ICからは、国道19号に出て、国道363号に右折する。そして、川上地区へ向かう。恵那山の登山口(前宮ルート)があるところだ。
川上地区へ来ると、「恵那神社」の看板があるので、そこで左折して、以後「恵那神社」の看板に従って走ると、その「恵那神社」に到着する。
左手に恵那神社があり、正面には保安林管理道「前山線」の起点となっている。この林道へ進入する。
ここから約1.1km走ると、「恵那山登山口」と駐車広場がある。この前宮ルートは、登ったことはないが、右手の川を砂防堰堤の上流で渡って対岸から登っていくようだ。対岸にも登山口の大きな看板がある。
さて、この登山口を過ぎてさらに林道を上って行く。起点から約3.5km来ると、分岐があるので左へ進む。
さらに起点から約4.2km来たところにも分岐があるので、左へ進む。要するに「分岐は全て左へ」ということだ。
起点から約7.5kmのところにゲートがあり、その前に駐車広場がある。ゲートはチェーンがかけられており、普段は閉まっているようであるが、今日はこの先で工事をやっているらしく、チェーンが開いていた。しかし、「点名:剣先」の登山口はこのゲートの手前にあるので、ゲートが閉まっていようが開いていようが、実は関係ないのだ。
ゲートから50mくらい手前のカーブのところに1台ずつ駐車できる広場が2箇所ある。それで、ゲートの前でUターンして、50mほど戻りその広場に駐車した。登山口はその広場のところなのである。
8時30分に到着し、準備をして8時38分に登山口を出発した。笹の薮が濃いが、切り開きがある。目印のテープもある。それらをたどりながら急斜面を登っていく。いまはなんとか切り開きが判別できるが、訪れる人もあまりなく、数年で薮と化してしまうことは容易に想像できる。
9時13分に主尾根に出た。主尾根に出たところには大きな切り株があった。ここからは、坂は緩やかになる。道というより踏み跡程度である。
左から登山道が合流して来た。この切り開きは今登ってきた切り開きより立派に見える。いったいどこから登ってきているのか。入口がわかればこれを利用した方がよさそうだ。さて、さらに尾根上を進んでいくと、9時23分には右山でトラバースしてコブを超える。ここで左手の展望が開け、眼前に恵那山が大迫力で迫っている。
さらに、尾根を進んでいくと、9時29分に三等三角点「点名:剣先」(1,416.4m)に出た。山頂付近は切り開きがあり、展望はそこそこ望める。また、三角点の周囲も笹が刈り払ってある。山頂はいかにも山頂という感じに小高く盛り上がっており狭い。しかし、こうした雰囲気は山頂らしくて好きだ。気に入った山リストに加えておこう。
さて、今日は、もう1つの山へ行く予定をしているし、午後から雨の予報でもあるので、ゆっくりもしておれず、9時36分には往路を下山することにした。
9時39分にはトラバースでコブを越える場所を通過し、9時43分には主尾根から降下する場所に着いた。ここから笹の茂る急斜面を下って、9時52分に登山口に下り立った。
この登山口付近にタラの芽があったので、少々採取した。今晩の晩酌のつまみになるだろう。
さて、次は、高峰山の北にある「点名:二股」へ向かった。