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点名:向山(422.5m)、点名:崩谷(745.3m)
平成25年4月7日(日)雨
滋賀県木之本町杉野
今日は、昨日に引き続いて滋賀県の三角点探索の旅に出た。しかし、今日は、昨日より天気がよくない。台風なみの低気圧の発達により、朝から雨の予報で、午後から雨はあがる予報であったが、朝から曇りで薄日が差していた。それで幸いと滋賀県方面へ三角点を探しに行くことにしたのであった。
8時21分に家を出発した。いつものように国道303号の八草トンネル経由である。信号も少なく、渋滞もないので、関ヶ原経由より断然早い。しかし、坂内集落あたりでは、雨が降り出してきた。そして、風も非常に強くなってきた。車が風にあおられて左右に蛇行したりしていた。
それでも、なんとか、9時40分に木之本町杉野地区の「墓谷山駐車場」に着いた。
ここは、JA杉野支店の横である。名前のとおり墓谷山の登山者のための駐車場であるが、他の山への登山者でも駐車できるであろう。車は5台くらい駐車できそうである。
さて、雨は小雨で、ほとんど降っていないような状態だったので、雨具は着けずに9時49分に出発した。
JA杉野支店の横を通り、杉野川を渡る。すると分岐があるので左へと進み坂を上がっていく。
今度は正面にお寺が見えるT字路に突き当たるので、左へ曲がる。
そして、橋を渡ると正面に製材所がある。その製材所の直前で右へ曲がって、製材所に沿って製材所の敷地の端を奥へ進んでいくと林道の入口がある。
この林道へ進入するのであるが、間違えて橋を渡ってすぐに右折して、そこから伸びる林道へ入り込んでしまった。渡った橋の下を流れる谷川沿いに谷川の右岸を登ってしまったわけである。本来入るべき谷の1本南の谷へ入ってしまったことになる。10時12分に気がついて、引き返した。10時23分に製材所まで戻ってきた。
製材所を左手に見て、製材所の敷地内のようなところを奥へと入っていくと、そこに林道の入口があった。車は通れないような荒れた林道である。10時26分には倒木の場所を通る。また、10時27分にも倒木があった。10時29分に沢の左岸側から右岸側に渡ると、左手の尾根へ取り付きやすい場所があった。
小雨が降り出してきたので、雨具は上着だけを着けた。植林の中なのでさほどは降雨を感じない。急な斜面を木につかまってよじ登った。
10時36分に尾根に出た。尾根上には踏み跡があった。尾根を登ってくると緩やかなやせ尾根から急斜面の尾根となる。この急斜面の尾根を登って緩やかな尾根になったあたりに三角点、点名:向山があるはずである。11時01分に左から尾根が合流し、斜面が緩やかになってきた。しかし、往路では気をつけていたのに三角点を発見できず、気がついたらもう通り過ぎてしまっていた。それで、復路で探そうと先を急いだ。「点名:崩谷」へ先に行くことにしたのだ。折から雨が本降りになってきたので雨具を着込んだ。11時07分にピークへ出て、すぐに植林の中の鞍部を通過するが、この先では左は植林、右は雑木の境の尾根を登っていく。
11時35分には2本の大きな松の木のあるピークを通過した。11時55分に608mピークに出た。この付近で植林に突っ込むこととなる。そして、ここで左(東)へ90度曲がるのであるが、ほとんど平坦な広い尾根で迷いやすい場所だ。左へ曲がると、やがて、緩やかな斜面は、急な斜面となる。この急斜面を登りきると、三角点のある場所に出るはずだ。
12時23分になんと!!林道に飛び出した。こんなところにまで林道が来ていたのか。しかし、この林道は車では通行できそうにない。
さて、もう三角点は近いのであるからと林道を横断して、直進すると、植林の中に3等三角点、「点名:崩谷」があった。
そばに杉の木には「崩谷」という山名板がぶら下がっていた。12時24分に三角点を発見した。こちらは発見できてよかった。
12時28分には下山した。下山時には「点名:向山」を探さねばならない。12時29分に林道へ出た。そこから急下りである。12時40分には右へ曲がる608mピークへ下り立った。迷わないように慎重に北へ進路をとって、12時48分に2本の大きな松の木のあるピークを通過した。ここまで来れば迷うことはないだろう。しかし、疲れはピークに達していた。雨中の登山というものは本当に疲れる。疲れが倍加するのだ。どんどん下って、植林の中の鞍部を通過し、少し登り返すと、13時03分にピークに出た。そして、13時10分に「点名:向山」という三角点付近に下りてきた。しかし、またまた発見できずに通過して急な斜面になってしまった。それで、これはいかん!と思い直し、斜面を登り返して、三角点を探してウロウロした。
そして、13時14分に倒木の近くの、立ったまま枯れている木の根元にある三角点を発見した。標柱も何もないのでわかりにくい。でも、発見できてよかった。
気分もよく満足して、13時20分に帰路につくことができた。急な斜面を滑るように下って、斜面が緩やかになると、13時32分には尾根から急降下する地点になった。ここから急な斜面を下って、13時」34分に林道に下り立った。あとは、トボトボと林道を歩き、集落の中を通って杉野川に架かる橋を渡り、13時43分に駐車場へ戻ったのであった。
今日は、雨にも降られ疲れたのでこのまま帰路についた。途中で給油して15時20分に帰宅した。昨日と同じように三田洞神仏温泉へ入りに行った。