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大正寺岳(点名:八田部)(376.4m)
平成25年4月6日(土)曇り後雨
滋賀県西浅井町
今日は、先週に引き続いて三角点探索の旅に出た。しかし、今日は、天気がよくない。台風なみの低気圧の発達により、朝から雨の予報で、午後から明日朝にかけては風雨が強まるとのこと。それで、朝から午前中の雨が降り出す前に家事をすることになっていたが、なんだかんだで中止になってしまった。これ幸いと滋賀県方面へ三角点を探しに行くことにした。
6時34分に家を出発した。いつものように国道303号の八草トンネル経由である。信号も少なく、渋滞もないので、関ヶ原経由より断然早い。しかし、坂内集落あたりでは、路面が濡れていた。そして、風も強くなってきた。木ノ本町からは、国道8号を北上するが、賊ヶ岳トンネルを抜けると、風が強く琵琶湖の波が高い。台風なみだ。
それでも、まだ雨は降っておらず、登山口までは行ってみようと、横波集落を目指す。国道8号を道の駅「あちかまの里」を過ぎて、湖西線の下をくぐるとすぐに斜め左へ分岐する道がある。その入口には「←横波」という看板があるので、そこから左へ入る。すぐに横波の集落に入る。この集落から日計山(411.4m)へ登ったのを思い出した。この集落を通り抜けると、林道になるが、そのまま上がっていくと、峠のような場所に出る。峠の手前に左へ分岐する林道があり、右手にはふくらみがあるので、路肩にも駐車できる。私は「造林作業ヤシ谷線 延長1,789m」という支線林道が分岐するふくらみに駐車した。峠から左手へ登ると、「点名:立木」へ、右手へ登ると、「点名:北小松原」である。どちらから登ってもよいが、時間がかかりそうな方からと、点名:立木から登ることにした。
8時21分に鉄塔巡視路の看板のところから入山した。そして9時13分に駐車地点の登山口へ下り立った。
今度は、反対側の尾根に取り付いて、「点名:北小松原」を目指すことにした。9時14分に出発し、9時39分に駐車地点へ下り立った。
さて、まだ雨は降ってきていないので、次の「点名:八田部」へ向かっって車をスタートさせた。峠からそのまま反対側へ下って県道296号線へ出た。そこで左折して、国道303号へ出たが、ここで左折すべきところを勘違いして右折してしまった。それで、奥琵琶トンネルを抜けたところで気づいてすぐにUターンして戻った。今度は、岩熊トンネルの手前で右折して、県道512号線(奥琵琶湖パークウエー)へ出る林道に入る。すると峠付近にトンネルがある。トンネルの名前はわからなかったが、このトンネルの西側入口に駐車できるふくらみがあるので、そこに駐車した。
10時14分に出発した。トンネルの上部へ出るのだ。トンネルの右側の植林の斜面をよじ登った。登山道などもちろんないが、植林の中なので薮はなく、登り易い。10時22分にはなんと林道に出た。この林道はどこから続いているのであろうか。車も十分通れるような立派な林道である。まあ、林道を使ったとしても8分しか短縮できないのであるから、そんなに気にすることもなかろう。
さて、林道を横断すると、反対側の尾根に乗る。ちょうどこのトンネルの上部が鞍部になっているのだ。尾根の鞍部から左手へ尾根を登っていく。それにしても風が強い。本当に台風なみである。10時帽子が飛ばされてしまう。10時36分に植林の中に突入した。右山でトラバース気味に登って、植林を抜けた。すると、そこは笹の原っぱになっていた。山頂台地であるが、平坦地で広く、笹が茂っている。左から大きく時計回りに進んでいく。
そして、最高点と思しきところに出ると、4等三角点、「点名:八田部」である。そばの木には「大正寺岳」という札がつけてあった。これだけの笹原では、笹が芽吹いて茂ってくると、三角点を見つけるのは至難の技となるだろう。この時期に来たのは正解であった。
10時50分には、下山した。10時52分に植林地に入り、10時53分に植林地を抜け、10時57分には林道へ出た。林道を横断し、植林の斜面を下って、11時01分に駐車地点に下り立った。
折から、風が非常に強くなり、雨も降り出してきた。早速、車に乗り込みトンネルを抜けると、そこは奥琵琶湖パークウエー(県道512号線)であった。ところが、奥琵琶湖パークウエーは一方通行になっており、こちら側は出口の方であった。この奥琵琶湖パークウエー沿いに三角点が5つほどある。それで、雨が降り出したのを機に下見に行こうとしたのである。ひとまず、いま抜けたトンネルを戻って、国道303号へ出て、大浦から菅浦を経由して、奥琵琶湖パークウエーへと乗り入れた。この奥琵琶湖パークウエーは、4千本の桜並木としてPRしており、ちょうど桜の満開の時期であるため、展望台の駐車場あたりでは結構人出はあったが、暴風雨のため外には人はいなかった。私も車外へでることはなく、車窓からの下見となってしまった。しかし、三角点付近には遊歩道が整備されているようである。天気の良い日に出かけてくるのもよかろう。遊歩道であればワンゲルでも使えるし。
そんなわけで、奥琵琶湖パークウエーを通って、西浅井町の道の駅「あぢかまの里」へ出、国道8号、国道365号、国道303号と通って、14時00分に帰宅した。雨に濡れたので、帰宅後三田洞神仏温泉へ入浴にいった。湯上りのビールはいいもんだ。