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稲村ヶ岳(点名:女牛洞)(646.6m)

平成25年3月24日(日)曇り
 
福井県敦賀市
 
福井県の山

稲村ヶ岳(点名:女牛房)(646.6m)

 

平成25年3月24日(日)曇り

福井県敦賀市杉箸

 

昨日は、時間切れで登れなかった稲村ヶ岳(646.6m)(点名:女牛房)へも登ろうとした。

早朝に起きられず、出発は8時22分になってしまった。今日は昨日の帰りに通った道を使った。岐阜市からは、本巣縦貫道(国道157号)をとおり、谷汲山の門前をとおり、横蔵寺の手前を通り、国道303号へ出る。そして、八草トンネルを抜けて、杉野地区で県道284号線へ右折する。この県同意284号線は、余呉で国道365号に合流する。国道365号(北国街道)を北上し、しばらくして右へ分岐して、柳ヶ瀬トンネルを抜ける。そして、刀根集落を過ぎたところ(気比神社のところ)で右折すると、杉箸集落へつくのである。

 

 

 

杉箸集落を通り抜け、さらに池河内湿原の方へ進んでいくと、左へ分岐する林道がある。付近には目印はないが、杉箸集落を過ぎた最初の分岐と思えばよい。未舗装の林道であるが、車が通行できなくはない。

落石や倒木があるので、それらをどけながら進んだ。先日の失敗があるからだ。落石を乗り越える際にボディ底部を打ち、4WDの切り替えモーターを損傷してしまったのである。手抜きをせずに、落石も避けるのがよかろう。

 

 

 

しかし、なんと残雪が現れた。4WDといえどもタイヤを夏タイヤに交換してしまっていてはどうにもならない。1箇所はなんとかクリアしたが、次の箇所は無理だった。やむを得ないので、手前の路肩に駐車して歩くことにした。

10時28分に出発した。10時44分に分岐に出た。地形図にはない分岐である。地形図にある林道を直進した。

 

 

 

この分岐から10分ほど歩いた、10時53分に取り付き点があった。右手の木にテープがたくさんついていた。そして、明らかな踏み跡があった。山作業用のものか登山用のものかはわからないが、この切り開きとテープはきっちり三角点までついていたから、登山用ものものと思われる。

 

10時53分に取り付いて、急な斜面を登っていくと、ススキの原に出た。ここから背後の眺めが素晴らしかった。野坂岳、比良山地、伊吹山、横山岳だと思うが、180度の展望が広がっているのだ。

 

 

さて、このススキの原を抜けると、11時13分に平坦地に出た。植林地である。この植林はすぐに抜けるが、この先が激薮であった。しかし、幸いなことに残雪があったため、薮は押さえられていた。

 

 

この残雪の激薮を抜けると、三角点がある。三角点の手前は、残雪はなかったのであるが、切り開かれていたため、難なく三角点にたどり着けた。三角点の周囲は切り開かれていた。稲村ヶ岳(646.6m)(点名:女牛房)である。三角点の周囲は潅木が茂り、展望はよいとはいえない。それでも雰囲気はよい。久しぶりになんとなく「いい山」に登った感じである。山には良いも悪いもないが、いい雰囲気を醸し出している山というものはあるものだ。山頂からの展望はよくないが、それはススキの原で満足すればよかろう。ススキの原は、昨年登った木曽の風越山のススキの原と似ていると思う。

11時24分に下山した。11時25分に平坦な職隣地を過ぎて、11時34分に登山口の林道に下り立った。あとは、林道を下って、11時39分に分岐を通過し、11時49分に駐車地点に戻った。

さて、次は、米原市の「点名:上平寺」(586.3m)へ行くことにした。