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点名:刀根(500.2m)
平成25年3月23日(土)曇り
福井県敦賀市刀根
今回は、富士山から離れて、西方面へ行くことにしました。大垣市で用事があり、途中でその用事を済ませるのに都合がよいからだ。それで、選んだのが「点名:刀根」(500.2m)と「点名:長洞」(515.7m)である。あわよくば、林道を使って登れる稲村ヶ岳(646.6m)(点名:女牛房)へも登ろうとしていた。
6時11分に自宅を出発した。滋賀県木之本町方面へは大垣市、関ヶ原町を経由するより、国道303号の八草トンネルを経由するのがよいので、最近はいつも揖斐川町経由としている。木之本町で国道8号に乗り、道の駅「あじかまの里」を通過して、滋賀県と福井県の県境の峠を越えて下っていくと、「麻生口」の看板があり、刀根、杉箸方面への案内標識がある。ここで鋭角に県道140号線へ右折する。右折するとすぐに北陸道をくぐり、さらにまた北陸道の上り線をくぐる。そして、県道140号線は刀根トンネルを抜ける。
この刀根トンネルを抜けるとすぐに橋があり、橋を渡ってすぐに左へ分岐する農道がある。この農道へ左折するのである。気をつけていないと農道を見過ごしてしまう。実際、私も通り過ぎてしまって、Uターンして戻った次第である。農道へ左折するとすぐに北陸道をくぐる。
くぐるとすぐの左手に路肩が広くなっているところがある。そこは土盛りしてあるような感じである。また、その先の畑には獣よけの塀が設置してある。
左側は土盛りしてある獣よけの塀の手前に駐車した。車は5台くらい縦列駐車できる。振り返ればすぐに北陸道が見える位置である。
さて、8時04分に到着して、8時10分にスタートした。すこし戻ると、山へ取り付いた足跡らしき形跡がある場所がある。ちょうど、そこにある電柱の番号が、「9432チ5700」となっている。これを確認すれば間違いなかろう。
登山道はなく、たいへんな急登であるが、木につかまりながら体を引き上げ、8時26分にようやく尾根に出た。あとは、尾根を忠実にたどっていく。登山道はおろか踏み跡や獣道すら全くない。8時49分には、疎林になってきたが、ここには倒木があった。
他に目印になるようなものはない。地形図を読んで判断するしかないのだ。
8時52分には坂が緩やかになるところに出た。右手から尾根が合流してくる。そして、8時55分には足元に笹薮が植生している場所に突入した。
9時04分に薮を出て、坂がゆるやかになる場所に着いた。左右には樹林越しに北陸道が見える。9時13分にも右手に目指す山頂が見える坂の緩やかな場所に出た。この付近で右手から尾根が合流してくる。さらに笹の薮の中を登り、9時29分にピークに出た。
この付近がもっとも笹薮がひどい。また、左手から尾根が合流しており、平坦地にもなっている。この付近を山頂と間違えても無理はないが、地形図で見る限り、山頂はもう少し先である。この平坦地で右へ曲がり緩やかに登っていくが、笹薮がひどいので歩きにくい。
そして、9時42分やっと「点名:刀根」(500.2m)の三角点に着いた。周囲は樹林で展望はあまり望めない。9時52分には下山を開始した。登山道のない薮山は登りより下山のほうが迷いやすい。登ってきた尾根を間違えないように下らねばならない。9時57分に平坦地のピークに着き、ここで、左へ曲がって下る。10時03分には左手後方に山頂が見える坂が緩やかな場所に着く。10時10分には笹薮を出て、左右の樹林越しに北陸道が見える場所に下りてきた。この手前で尾根が分岐しており、そこで間違えて南東への尾根を下ってしまった。すぐにおかしいと気がついたから、また登り返して往路の南への尾根に戻って事なきを得た。10時15分に薮を抜け、10時15分に坂の緩やかな場所を通過し、10時16分に倒木を過ぎた。10時15分に尾根から下る地点に着き、90度右へ曲がって急斜面を下る。10時28分に農道に下り立った。目の前に駐車した車があった。
さて、まだ時刻がはやかったので、これから「点名:長洞」へ行こうと車をスタートさせた。