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身延山(1,153m)
大野山(723m)
平成25年3月16日(土)快晴
山梨県身延町
今回は、ダイヤモンド冨士ではないが、それでも富士山を見ようと身延山に決めた。夜は会合があるので18時までにはどうしても帰宅せねばならない。片道4時間以上かかる遠方だが行けるかどうか。まあ、身延山だけなら間に合うと思うが、さらに先週火事で登れなかった大野山へも行こうと欲張っているので少々心配ではある。
先週より少し遅れて、午前2時20分に自宅を出発、2時36分に関ICから東海北陸自動車道に上がり、美濃JCTで東海環状自動車道に移る。そして、3時00分に土岐JCTから中央高速へ乗り移った。恵那峡SAに寄ろうとしたが、混雑していたのでそのまま通過した。そして、4時00分に駒ヶ岳SAに着いたのであるが、ここもたいへんな混雑で駐車スペースがない。そのためここも諦めて次の小黒川PAへと向かったのであった。小黒川PAで4時09分から4時29分までトイレ休憩とした。それでもあまりに眠かったので、5時12分26分から5時23分まで仮眠した。そして、先を急ぎ、5時38分に双葉JCTから中部横断自動車道に分岐した。そして、増穂ICで下りて国道52号へ。あとは、先週登山口を確認しているので、国道52号を南下して、迷うこともなく、県道410号線、県道37号線と乗り継いで、赤沢宿への赤沢林道入口に着いた。
ここから急坂の林道を登って、赤沢宿を通過し、「十万部寺」「身延山、思親閣」への案内により、町道へ分岐する。
そうするとしばらくで崖崩れのため通行不能となる。それで、手前の路肩に駐車した。先週、下見に来たときに登山者が駐車していたところだ。崩れた道路の修復工事中のため、路肩が広くなっている。今日は工事は無いようだ。工事があるならもっと手前で駐車しないといけないであろう。
6時33分に駐車して、6時36分に登山を開始した。この町道は崖崩れで通れないが、この現場以外は通行できそうである。長期間車が通っておらず、落石があるにはあるが・・・
早川町には1日も早く開通することを望むしかない。この道路が開通すれば、身延山まで徒歩30分でたどり着けることになる。しかし、この狭い町道を車が押し寄せたら、そして、駐車場を確保することも考えると、一般開放という訳にはいかないかも知れない。身延町が「観光」として多くの収入があるなら、早川町も七面山と合わせて、売り出せば人も来ると思う。先週、下見に来たが、七面山の方も特に賑わっているという雰囲気でもなかった。七面山の山頂近くに敬慎院があるが、これは身延山の久遠寺に属するらしい。この敬慎院には身延山を守護する鎮守神として七面大明神がまつられているらしい。それと関連があるのかどうか、七面山の山頂近くは身延町飛び地となっている。早川町ではないのだ。そんなこともあって、早川町は気をつかっているのかな。
余談が長くなったが、町道の崖崩れ現場を通り過ぎると、すぐの6時44分に休憩所が現れた。建物は朽ちかけている。石碑には、「妙法蓮華経安楽行品第十四」と刻んである。さらにジグザグに町道を上っていく。
そして、6時52分には尾根の乗越しに出た。富士見山や南アルプスが見えるようになった。7時01分には西への突出部を通過し、右山で町道を進んで行くと、7時07分に「妙法二神本社 十万部寺 入口」という看板がある場所を通過した。
ここからが、十万部寺の敷地(境内)ということか。7時12分には十万部寺の直下の分岐に出た。道標によると、左は「林道 夏秋線」、右は「十万部寺 身延山」となっている。右手には十万部寺が見えている。この林道夏秋線は、ゲートがあるが、開いていた。たぶんいま通ってきた尾根乗越付近での治山工事のためであろう。いつも開いているのならこの林道を使えば、十万部寺まで車で上がって来られるということだ。分岐点付近には、広い駐車場もある。
十万部寺からは、身延山とその右側に富士山が半分見えていた。7時16分に十万部寺を出発した。「追分感井坊」までの町道である。この町道は落石が多く、車での通行は不能だ。
7時31分に「追分感井坊」に着いた。この感井坊は使われていない(営業していない)ような気がする。ここからはもう、身延山のハイキングコースである。身延山まで30分という看板もある。
ここを7時35分に出発した。7時41分に道脇にある身延町の「1級基準点」を発見した。そして、7時44分に思親橋を渡った。
すると、7時53分に思親閣の石碑がある場所に出た。「思親閣」というのは、日蓮聖人が、身延山で修行したとき、故郷の房州を拝して父母を偲んだという故事に因んで付けられたらしい。
8時02分には「・望父母の蘭」という石碑と「七面山礼拝所」の石碑がある場所に着いた。これはよく分からないが、七面山を礼拝する場所なのは分かるが、房州の方向ではないから、父母を偲んだという思親閣とは違うような気がする。
それはともかく、すぐ目の前にロープウエーの「奥の院駅」がある。8時04分にロープウエーの「奥の院駅」に出た。
さて、奥の院を周回する順番であるが、まずは北側展望台へ向かった。
8時09分に到着、南アルプス、七面山、富士見山が一望できる。8時13分にここを出て、奥の院・思親閣へ向かった。
8時14分に奥の院・思親閣に出た。
そして、南側展望台へ。
こちらからは富士山が綺麗に見える。眼下には富士川の流れがキラキラ光って見える。今度は、ロープウエーの奥の院駅の前の「東側展望台」へ向かった。
ここには「身延山山頂(1,153m)」という看板があった。富士山がよく見える。ロープウエーは時間が早いので、まだ動いていないようであった。この時期は9時00分が始発らしい。
さて、これで身延山山頂の「奥の院、思親閣」を一回りしたことになるので、8時33分往路を引き返す形で下山した。8時34分に七面山礼拝所を過ぎ、8時39分には思親閣の碑を過ぎた。そして、8時44分に「思親橋」を渡り、8時47分には「1級水準点」の場所を通過し、8時49分に「追分
予定より1時間早かったので、大野山へも行くことに決めて、すぐに車をスタートさせた。
こんどの大野山も先週来ているので、迷うことはない。国道52号を南下して、新清水ICから新東名に上がった。そして、御殿場ICで下りる。国道138号を走り、右折して国道246号に移る。あとは、国道246号を東進し、JR御殿場線の谷蛾駅を過ぎ、谷蛾トンネルと瀬戸トンネルを抜けると、安戸交差点がある。ここで国道246号から分岐して斜め左へ入る。そして、すぐのトンネルをくぐらず、その手前で左折する。ここに「大野山ハイキングコース」の看板がある。あとは、大野山への看板に従って狭い道を登っていく。
すると、大野山の乳牛牧場に出る。入口に大きな牧場内の案内看板があるので、これで駐車場を確認して、さらに登って行き、終点の駐車場に乗り入れた。
車道は通行止めのゲートがあり、その左右に駐車場がある。駐車場内にはトイレもある。こちらには登山者がいた。それだけ、人気の山なのであろう。12時までには登山口に着かないと帰りが心配であったが、少しの遅れで到着できやれやれである。
休む間もなく、12時12分に出発した。駐車場から「木漏れ日の遊歩道」が山頂へ続いている。駆け足で駆け上がり、12時17分に山頂広場へ出た。多くの登山者が富士山を眺めながら昼食をとりつつ休憩していた。牧場であるため、さすがに、遮るものはなく、360度の展望である。
もちろん富士山も綺麗に見える。来てよかった。しかし、帰りの時間が心配なので、12時25分には下山を始め、12時28分に駐車場へ下り立った。
さて、あとはとにかく急いで帰路についた。13時22分に御殿場ICから東名高速に上がった。すぐに東名と新東名に分岐しているが、もちろん新東名を選択した。いつも渋滞する音羽蒲郡IC付近の渋滞もなく、15時26分に豊田JCTを通過した。15時51分に土岐JCTを過ぎ、16時13分に美濃JCTを通過し、16時17分に関ICで東海北陸道を流出した。
あとは、途中で洗車と給油を済ませ、17時00分に帰宅した。間に合ってよかった。
本日の総決算は、高速代5,700円、ガソリン代6,217円、走行キロは801km、使用燃料は43リットル、平均燃費は18.6kmであった。