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猪背山(553.3m)

平成25年2月16日(土)曇り時々雪
 
滋賀県大津市
 
滋賀県の山

猪背山(553.3m)

 

平成25年2月16日(土)曇り一時雪

                    滋賀県大津市

 

 湖南アルプスと言われる山で1つだけ残っていたので、この猪背山とついでに十二坊山と菩提寺山へも登ろうと出たけることにした。しかし、急な思いつきであり、ネットでの情報を得ることなく、7時38分に出発してしまった。いつものとおり、主要地方道53号線(岐阜関ヶ原線)で関ヶ原まで来て、9時00分に関ヶ原ICから名神高速に上がった。途中で、食料を調達したが、24時間オープンのスーパーがあって助かった。名神高速を草津JCTまで走り、ここから京滋バイパスに入り、すぐの瀬田東ICで拘束を下りた。高速を走っている間、彦根、竜王、栗東IC付近では雪が舞う天気で、山行きが心配されたのであったが、瀬田東ICで下りる頃は、雪も止んでくれた。瀬田東ICから湖南アルプスの登山口付近までは前回来ているので間違えることなく、順調に走った。ここから県道27号線に典、さらに国道422号に乗るまでは大型車通行止めの集落内の狭い道を走る。しかし、国道422号に出ると、もう1本道で迷うことはない。大津市から甲賀市に入る手前で、旧道へ入る。市境付近にはトンネルが連続しているが、大津市方面からだとこれらのトンネルに入らずに手前で旧道に入ることになる。

 

 

 

旧道は信楽川沿いにくねくねしているのをバイパスはトンネルで一気に通り抜けているという感じである。そんな訳で、バイパスから旧道に入るタイミングが難しいが、大街道橋(おおかいどうばし)の袂の交差点に「猪背山登山口」の看板があった。それで、この看板のすぐ先の交差点で旧道に入った。バイパスの下をくぐりながら信楽川沿いの旧道を登っていく。そうすると、左折して「八十刈橋」で信楽川を渡る林道がある。

 

この林道の終点が猪背山の登山口である。ここに1枚登山口の案内看板がほしいところだ。

 さて、この林道は路面は真っ白で轍がない。いうことは、降雪があってからまだ1台も通行していないということだが大丈夫か?若干の不安があったが、4WDに切り替えてゆっくりと進入していった。林道そのももは荒れている訳でもなく、どうにか終点まで乗り入れることができた。終点は猪背山登山口の看板があった。Uターンできるように広くなっている。10時27分に到着し、Uターンして駐車した。Uターンのスペースを考えると車は1台の駐車がやっとの広さである。2台以上なら手前の路肩を利用するしかなかろう。

 

 

 さて、ここへ到着したと同時に雪が激しく降り出した。しかし、初めての山ではあるが、降雪で中止するほどの厳しい山ではなかろうと、早速、準備をして10時38分に出発した。林道は2つの谷が合流する地点になっているが、登山道はこの2つの谷の間の尾根に取り付くようになっている。いきなりの急登である。下の方は植林になっているが、上部は雑木林となっている。急登を終えると、10時51分にピークに達した。ここからは、やせ尾根を登っていくが、坂は緩やかになってきた。この先、急登があったり、緩やかになったりを繰り返して、尾根を忠実に登っていく。登山道は地形図の破線とは少しずれているようだ。そうして、急登を6箇所(6回)ほど登り詰めると、11時12分に猪背山山頂(553.3m)に飛び出した。

 

 

 

登山口から35分である。思ったよりあっけなく着いてしまった。山頂へは尾根道をまっすぐであり、迷う場所もない。惜しむらくは展望が全くないということか。山頂はおろか登山道からの展望も開けない。しかし、登りやすい山ではある。降雪は止む気配はないので、11時17分には下山にとりかかった。下山道には「納所へ」という案内があった。登山口の集落は「納所」というのであろうか。下山は早い。11時30分には林道終点の駐車地点へ下り立った。

 さて、これから、十二坊山へ行こうと、地図を確かめてから車をスタートさせた。