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文 殊 山(365m)
平成24年12月23日(日・天皇誕生日)
福井市
誰が唱えたか、いや、そんなことはどうでもよいが、「越前5山」の存在を知ってから、早くに完登したいと願っていたが、天侯不順によりその願いが果たされなく、くやしい思いをしてきた。しかし、ようやく好機到来、3連休の中日の午前中の晴れ間を逃さず決行した。
午前5時40分に自宅を発つ。まだ暗闇で底冷えのする朝であった。美濃市へと向かい、6時01分に美濃ICから東海北陸道に上がった。そして、6時31分に白鳥ICから中部縦貫道へ移り、白鳥西ICを通過して、越美通洞を越えると福井県へ入る。路面に積雪はなかったが、気温はー2℃であり、凍結が心配された。国道158号を慎重に運転して7時03分に道の駅「九頭竜」を通過して、7時17分には荒島岳への登山口も通過する。そして、大野市から福井市へと入る。北陸道の福井ICの手前で、県道113号線へと右折する。通り過ぎてしまったら、福井ICを過ぎてから右折してもよい。県道113号線で福井県消防学校と福井県自治研修所を目指すとよい。その消防学校と自治研修所を左手に見て、県道113号線を進んで、「ひづめの滝」を通過して、峠を越えると永平寺町になる。湯谷地区で県道は左へと曲がるが、そのまま直進すると、旧道は湯谷地区の集落内を通る。そこに大仏林道の入口がある。
この大仏林道の入口が分かれば、あとはその大仏林道を登って行けばいいのだ。今日は工事中のため通行止めの看板があったが、そのまま林道へ入って行く。この大仏林道は長いのであるが、吉野ヶ岳の登山口は入口から近いところにある。幸いにして積雪はなく、林道を登って行くと、「蔵王権現登山口」の看板があり、その手前に駐車広場もある。8時22分に到着した。自宅から3時間弱かかった。
早速準備をして8時28分に出発し、9時04分に下山してきた。
さて、次は文殊山へ行くことにした。国道158号まで戻り、今度は国道8号に乗ってしばらく南下する。そして、出光のガソリンスタンドを過ぎ、「KOMATSU」の会社を過ぎ、次の「福井高速運輸」という会社の角で左折する。その左折する信号交差点には「主計中」という看板がある。
左折すると、すぐに北陸本線と北陸道の下をくぐる。さらにまっすぐに山の方へ進むと、「文殊山(角原)0.4km」「大土呂駅2.8km」という道標と文殊山の登山道案内図がある、交差点に出る。


ここで、看板を確認して直進する。集落の中の細い道を登って行くと、植林の中へ入り、すぐに駐車場がある。先客が3台駐車していたが、まだ、4〜5台は駐車できそうであった。なお、登山して分かったことであるが、この先まで林道は延びており、その林道の終点にも数台は駐車できた。

とにかく、ここに駐車して、9時54分に出発した。最初は林道を歩いていく。10時03分に林道の終点に着いた。

ここまでは車でも上がって来れそうだ。駐車広場もある。さて、ここからは登山道となり、左側に沢を見ながら登って行く。10時09分にはその沢を渡って、左山で登って行く。10時16分には尾根の乗り越しに出た。ここにはベンチがある。さらに広い登山道を登って行くと、10時26分に尾根に出た。

ここで、大正寺、二上、大村からの登山道と合流しているのだ。左へ行くと小文殊、室堂という道標もある。今日は時間がないので小文殊、室堂はパスすることにして、右へ曲がり、大文殊・奥の院へと向かう。

すると、10時30分に展望台に出た。「大文殊まで8分、奥の院まで23分」という立て看板があった。展望台に登ってみたが、そんなに展望がよいわけではなかった。10時33分に出発して、先を急いだ。

そして、10時38分に「文殊山頂(365m)」に飛び出した。「越前5山の中心 文殊山365m」という「立て看板があった。ここも樹木のため展望が抜群とは言い難い。



奥の院まで片道15分の看板があったが、奥の院へは行かず、10時48分に下山した。10時51分に展望台を過ぎ、10時53分に小文殊への分岐を過ぎて、10時58分にベンチを通過し、11時01分に沢を渡って、11時04分に林道の終点に出た。あとは、林道を歩いて、11時10分に駐車地点に戻った。
さて、あと1山、越知山へ登ろう。