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恵 那 山(2,191m)
平成24年11月18日(日)晴
岐阜県恵那市・長野県阿智村
恵那山は、日本百名山です。登山口が長野県にある広河原コースを登った。事前に下見を済ませ、埼玉からの客人をお迎えすることとなっていた。塩見岳登山で知り合った埼玉の百名山を目指す超美人の山ガールです。同じ百名山を目指す同志として、地元の百名山である恵那山を登るためにはるばるやってきたこの山ガールを応援しての同行登山です。
5時00分に登山者用の駐車場で待ち合わせた。私は2時13分に家を出て、2時30分に関ICから高速に上がり、3時15分から3時35分まで恵那山でトイレ休憩をして、3時57分に園原ICを下り、あとは一本道で本谷川沿いの道なりに進む。途中、「ヘブンス園原」や「野熊の床 月川(げっせん)」や「パークランド」の分岐があるが、右左折はぜず、いづれも直進する。そして、集落の終わるころ、恵那山登山道広河原コースの登山者用の案内看板がある三叉路がある。これによると、「この林道は通行止めであるが、恵那山の広河原コースの登山者は、この林道を進んで先にあるゲートまで車で入り、そのゲートの手前横にある臨時無料駐車場に駐車して登山口まで歩いてください(ゲートから登山口まで約2km、徒歩30分)。」となっている。この看板の所を直進していく。林道というだけあって、幅員も狭くなり、カーブの連続する道になるが舗装はしてある。そんな林道を上がって、4時10分に駐車場に着いた。K氏は4時30分ころに到着した。5時00分に出発の予定であったが、遠路はるばるのK氏にいきなりの登山開始では酷である。それで、6時00分出発として、しばしの仮眠とした。
5時45分からごそごそと準備を始めたが、その間、群馬県から来たという家族連れと言葉を交わし、同じ百名山を目指しているということを知る。
さて、準備完了!!で、出発(6:09)した。ヘッドライトは不要でザックにしまい、


砂防堰堤のある所(6:25〜6:29)を通過し、小さなトンネル(6:31)を抜けると、すぐに登山口(6:34)であった。恵那山広河原登山口の看板が多くあり、見落とすこともないだろう。


ここで登山届をポストに投入した。そのうちに群馬県の家族もやってきた。我々は先にこの登山口を出発(6:37)した。
登山口からは、左下に流れる本谷川の左岸に下り、丸太橋を渡って右岸側へ出る。

右岸側に渡ると、川下に下るように登山道が付けられている。初めは緩やかに登っていくと、風穴への分岐がある。ここには「→恵那山、←風穴80m」という道標があり、そばの岩にもENA→という文字が赤ペンキで書いてある。ここから登山道はジグザグになり、尾根に出ると、この尾根を直登するようになり、いよいよ坂が急になってくる。息を切らしながら登っていくと、すぐに「2/10」の表示のある場所に着いた(7:03)。えっ!!、「1/10」はなかったのにいきなり「2/10」か。「1/10」の表示は見落としたのであろうか。まあ、そんなことはいいが、この急登はそうとう体力を消耗する。それでもガマンで登るしかないが、いったん平らな場所(7:09)に出てホッと一息ついた。しかし、この付近から積雪が現れ、また急な坂にもなり、滑ること、滑ること、慎重に足元を固めながら登り、「3/10」の表示(7:19)と「4/10」の表示(7:32)を通過して、ようやく「恵那山」の道標のある平らな尾根(7:41)に出た。
ここが地図上の「1716m地点」かと思ったが、どうも違うらしい。「1716m地点」はもう少し先らしい。しかし、表示がないので確かめられない。高度計を見ればよさそうであるが、それもしなかった。さて、このあたりからは、展望が開けるようになり、坂も幾分緩やかになるので有り難い。しかし、積雪は多くなり、凍っているので始末に悪い。ツルツル滑るので苦労する。そして、「5/10」の表示(7:50)のところと、「6/10」の表示の場所(8:07)を通過して登って行くが、南アルプスの展望はガスのためあまり良くなかった。御嶽山や北アルプスは全く見えなかった。「7/10」の表示(8:23)、「8/10」の表示(8:43)を通過して、なんとか、県境尾根に乗った(8:50)。ここには「広河原国有林」と「恵那山」という看板が木に付けてあった。ここまで来ればもう山頂は近かろうが、積雪はさらに多くなってきた。積雪の登山道をなんとかクリアして、ようやく山頂の広場(9:19)へ飛び出した。

山頂広場には、一等三角点、山頂の標柱、神社、展望台がある。しかし、ガスが出てきて展望は望めなかった。樹氷がきれいであった。山頂は積雪もきれいであった。

新雪を踏みしめて避難小屋の方へ行こう(9:23)としたが、山頂で単独行に追い越されたので全くの新雪というわけではなかったが、それでもものすごく気分がよい。新雪と樹氷がきれいである。さて、トイレと避難小屋の広場(9:30)へ出て、避難小屋の中で食事休憩とした。単独行はすぐに下山していったが、すぐに群馬の家族連れが登ってきた。避難小屋の中でしばしの山談議。
我々はあまりゆっくりも出来ず、早々に下山(9:45)にとりかかった。軽く登って、三角点や展望台ののある山頂(9:51)を通過し、積雪のある登山道を下り、登りには気づかなかった「9/10」の表示(10:03)を過ぎると、すぐに県境尾根からの下降点(10:09)であった。


あとは休憩もなく、「8/10」地点(10:13)、「7/10」地点(10:27)、「6/10」地点(10:40)をそれぞれ通過した。そして、「恵那山」の道標(10:56)のある地点まで下ってきた。

この後、「4/10」地点(11:06)、さらに、「3/10」地点(11:15〜11:17)を過ぎて、平らな場所(11:22)も過ぎ、「2/10」地点(11:27)を通過して、最後に橋を渡り、登山口の林道(11:53)へ出た。


あとは、きれいな山肌の紅葉を見ながら林道を下って、駐車場(12:15)へ着いたのであった。
帰り道に「秋桜」で昼食をとり、その後解散した。
園原IC(13:13)から高速に上がり、関IC(14:27)で下りる。そして、給油と洗車を済ませて、帰宅(15:10)した。