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点名:ツチヤ(1621m)

平成24年9月2日(日)
 
長野県
 
グループ

点名:ツチヤ(1621.0m)

 

             平成24年9月2日(日)晴れ時々曇り一時雨

             長野県下諏訪町

 

土曜日に所用があり、今週末は1日しか休みがないので、涼しくて日帰りが可能な山を選定してビーナスライン沿いの山(三角点)へ登ることにした。そのうちでも一番の目標はこの鷲ヶ峰(点名:鷲ヶ峰)である。その後、三峰山(点名:仙農)、点名:東餅屋、点名:ツチヤへも登ろうと計画していた。

出発は遅かったが、そんなに時間がかかる山でもないし、行けるだけ行けばよいと思っていた。いつもは関広見ICから高速に上がるが、今日は美濃加茂ICにした。中日本高速の高速道路は同じ料金だと思っていたが、先日ちょっとしたきっかけから中日本高速に問い合わせて、道路によって高速料金が違うことが判明した。中央高速、名神高速、東名高速、東海北陸自動車道などの、いわゆる高速道路と、東海環状道、伊勢湾岸道などの一般高速道路とは料金単価が違うというのである。また、マイレージポイントも50円で1点か、100円で1点か、違っている。つまり、関広見ICであがるより、関ICから上がった方がお得というわけである。今日は、関市に用事があったので、美濃加茂ICから上がったのである。

まあ、こんなことはさておいて、8時00分に美濃加茂ICから高速に上がった。恵那峡SAで8時30分から8時40分までトイレ休憩した。あとは、ノンストップで走り、9時50分に岡谷ICから流出した。始めは諏訪ICから下りて、国道152号でビーナスラインに乗ろうとしていたが、諏訪ICは諏訪湖花火大会の影響で諏訪湖SAが渋滞するという情報であったので、岡谷ICに変更したのであるが、これが裏目に出た。岡谷JCTから長野道へ乗り入れたすぐのトンネルで渋滞しており止まってしまった。なんで?こんな情報はなかったぞ!!と思っていると、動き出して、実はトンネル内での事故の直後で1車線を規制しようとしているところであった。なんとか、すり抜けて岡谷ICから出たのであった。

岡谷ICからは、国道142号で和田峠へ向かうのである。道路もずいぶんとよくなった。標識もしっかりあり、安心して走れる。ただ、新和田トンネル優良道路の看板が多くて、旧道はこれでいいのかと不安であった。新和田トンネル道へ入ってしまうと、ビーナスラインの和田峠へ行けない(遠回りになる)からだ。途中で地図を確認しながら上がっていくと、あった!!ビーナスラインへの標識が。良かった、よかった。ビーナスライン、和田峠の表sきに従って左折すると、道路はとたんに悪くなる。それでも有料道路は避けようとするトラックも左折してくる。1車線しかないくねくねの道を上がってくると、トンネルがある。トンネルは狭いのですれ違いが出来ず、信号で交互通行になっている。このトンネルを抜けると、ビーナスラインの大きな看板があるので、この標識に従って左折する。そうするとビーナスラインに突き当たる。左手行くと霧ヶ峰、右へ行くと美ヶ原である。今日の一番の目的は鷲ヶ峰なので、左折して霧ヶ峰方面へ向かう。しばらく走ると、八島湿原の駐車場標識があるので、早速その駐車場へ入る。駐車場の整理員がいる。さすがに人気の観光地だからか?この時期ビーナスラインは結構混んでいる。混雑するの駐車は2時間以内でという看板もある。鷲ヶ峰へ往復しても2時間はかからないから、妥当な時間であろうが、多くの観光客は湿原散策であろうから、なおさらであろう。10時17分に着いたが、トイレや準備にデマ取り、結局、10時25分に出発した。11時33分に下山してきた。

さて、今度は三峰山へ行くことにした。ビーナスラインを戻り、和田峠を越えて、さらに美ヶ原方面へ進んで行く。霧がますます濃くなって、前が見えないのでゆっくりと走る。

登山口は分からないので、それらしい場所はないかと探しながら車を走らせる。霧が深いので慎重になる。中山道の標識はあるが、どうも納得できない。ここから入山すると歩く距離が長すぎる。そうこうしていると、「三峰駐車場」があったが、霧が濃くて駐車場に入るのを逸してしまった。それからしばらく走ったが、扉峠の手前でUターンして「三峰駐車場」まで戻ってきた。駐車場内に案内図があったが、登山口は表示してない。付近を探して、地形図と照らし合わせると、どうしてもこの駐車場の反対側(ビーナスラインを渡った所)から登山道がありそうだ。たしかに道路から登り口があったので、その道を登ってみようとした。

早速、準備をして12時10分に出発し、12時52分に下山してきた。

さて、もう少し時間があるので、和田峠の近くの「点名:東餅屋」と「点名:ツチヤ」へも登ろうとした。

「点名:東餅屋」は、中央分水嶺トレイルの途中にあるコブなのであるが、時間短縮のためビーナスラインが中央分水嶺に一番近づく地点から中央分水嶺トレイルに合流しようと考えた。地形図で確認すれば分かるが、和田峠からビーナスラインを「美ヶ原」方面へ走ると、4つ目のヘアピンカーブの所(カーブの内側)に駐車帯がある。駐車場の標識も何もないが、一応舗装はしてある。三峰駐車場から和田峠の方へ下ってくると最初のペアピンカーブである。

さて、ここに駐車して、13時00分に出発した。そして、13時13分に下山してきた。

 

次は、本日最後に「点名:ツチヤ」へ登ろう。和田峠までもどり、和田峠から八島湿原の方へ200mも進むと、擁壁の間に階段があり、鷲ヶ峰への登り口になっている。その反対側に未舗装の空き地があるので、その空き地へ乗り入れる。ただし、段差があるので注意してほしい。空き地の端には中部電力の「佐久幹線 NO.36 NO.37」という鉄塔案内板がある。霧雨が降り出したが、かまわず13時25分に出発し、ビーナスラインを横断する。登山口には下諏訪町の看板があった。また、「信濃路自然歩道中信高原ルート 八島湿原、鷲ヶ峰」という道標もあった。そして、「鷲ヶ峰へ約2km」という看板もある。すぐ上に鉄塔が見えたが、付近にはワラビが群生している。少し登ると、13時27分にメインルートに出た。「三峰山約5.0km、美ヶ原約22.0km、八島湿原約4.0km、鷲ヶ峰約2.0km」という道標がある。メインルートを登っていくと、13時33分にNO.37鉄塔の横に来た。左手には道路がある。この先の電波塔まで通じているようだ。

 

13時35分に電波塔の横のピークに出た。三角点はないようだ。すぐ先にもピークがあったので、そちらへ行ってみた。13時38分にそのピークに着いた。「和田峠約1.4km、三峰山約5.4km、八島湿原約3.6km、鷲ヶ峰約1.6km」という道標があった。また、頭を赤く塗られたコンクリート杭もあり、そばには鹿?の頭蓋骨もあった。付近を捜索しても三角点は見あたらない。13時42分には仕方ないので諦めて、ここを発ち電波塔のそばのピークまで戻り、三角点を探した。

 

 

 

地形図によると、どうしてもこの当たりにあるはずなのだ。そして、13時48分に三角点を発見した。ピークの後側、電波塔の方へ僅かに下がったところにあったのだ。草に隠れて見つけにくい。でも見つかってよかった。

満足して13時51分に下山にかかった。13時53分に鉄塔の横を通り、13時56分にはメインルートから左折して、13時57分に駐車地点へ戻った。折から雨が本降りになってきたので、急いで車に入り、スタートした。

14時34分に岡谷ICから高速に上がり、15時45分に美濃加茂ICで下りた。一般道を走り、関で給油と洗車をして、17時00分に帰宅した。走行距離は436kmで、ガソリンは29リッター使用した。リッター約15kmか。