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三 峰 山(1887.4m)(点名:仙農)
平成24年9月2日(日)晴れ時々曇り一時雨
長野県長和町
土曜日に所用があり、今週末は1日しか休みがないので、涼しくて日帰りが可能な山を選定してビーナスライン沿いの山(三角点)へ登ることにした。そのうちでも一番の目標はこの鷲ヶ峰(点名:鷲ヶ峰)である。その後、三峰山(点名:仙農)、点名:東餅屋、点名:ツチヤへも登ろうと計画していた。
出発は遅かったが、そんなに時間がかかる山でもないし、行けるだけ行けばよいと思っていた。いつもは関広見ICから高速に上がるが、今日は美濃加茂ICにした。中日本高速の高速道路は同じ料金だと思っていたが、先日ちょっとしたきっかけから中日本高速に問い合わせて、道路によって高速料金が違うことが判明した。中央高速、名神高速、東名高速、東海北陸自動車道などの、いわゆる高速道路と、東海環状道、伊勢湾岸道などの一般高速道路とは料金単価が違うというのである。また、マイレージポイントも50円で1点か、100円で1点か、違っている。つまり、関広見ICであがるより、関ICから上がった方がお得というわけである。今日は、関市に用事があったので、美濃加茂ICから上がったのである。
まあ、こんなことはさておいて、8時00分に美濃加茂ICから高速に上がった。恵那峡SAで8時30分から8時40分までトイレ休憩した。あとは、ノンストップで走り、9時50分に岡谷ICから流出した。始めは諏訪ICから下りて、国道152号でビーナスラインに乗ろうとしていたが、諏訪ICは諏訪湖花火大会の影響で諏訪湖SAが渋滞するという情報であったので、岡谷ICに変更したのであるが、これが裏目に出た。岡谷JCTから長野道へ乗り入れたすぐのトンネルで渋滞しており止まってしまった。なんで?こんな情報はなかったぞ!!と思っていると、動き出して、実はトンネル内での事故の直後で1車線を規制しようとしているところであった。なんとか、すり抜けて岡谷ICから出たのであった。
岡谷ICからは、国道142号で和田峠へ向かうのである。道路もずいぶんとよくなった。標識もしっかりあり、安心して走れる。ただ、新和田トンネル優良道路の看板が多くて、旧道はこれでいいのかと不安であった。新和田トンネル道へ入ってしまうと、ビーナスラインの和田峠へ行けない(遠回りになる)からだ。途中で地図を確認しながら上がっていくと、あった!!ビーナスラインへの標識が。良かった、よかった。ビーナスライン、和田峠の表sきに従って左折すると、道路はとたんに悪くなる。それでも有料道路は避けようとするトラックも左折してくる。1車線しかないくねくねの道を上がってくると、トンネルがある。トンネルは狭いのですれ違いが出来ず、信号で交互通行になっている。このトンネルを抜けると、ビーナスラインの大きな看板があるので、この標識に従って左折する。そうするとビーナスラインに突き当たる。左手行くと霧ヶ峰、右へ行くと美ヶ原である。今日の一番の目的は鷲ヶ峰なので、左折して霧ヶ峰方面へ向かう。しばらく走ると、八島湿原の駐車場標識があるので、早速その駐車場へ入る。駐車場の整理員がいる。さすがに人気の観光地だからか?この時期ビーナスラインは結構混んでいる。混雑するの駐車は2時間以内でという看板もある。鷲ヶ峰へ往復しても2時間はかからないから、妥当な時間であろうが、多くの観光客は湿原散策であろうから、なおさらであろう。10時17分に着いたが、トイレや準備にデマ取り、結局、10時25分に出発した。11時33分に下山してきた。
さて、今度は三峰山へ行くことにした。ビーナスラインを戻り、和田峠を越えて、さらに美ヶ原方面へ進んで行く。霧がますます濃くなって、前が見えないのでゆっくりと走る。
登山口は分からないので、それらしい場所はないかと探しながら車を走らせる。霧が深いので慎重になる。中山道の標識はあるが、どうも納得できない。ここから入山すると歩く距離が長すぎる。そうこうしていると、「三峰駐車場」があったが、霧が濃くて駐車場に入るのを逸してしまった。それからしばらく走ったが、扉峠の手前でUターンして「三峰駐車場」まで戻ってきた。駐車場内に案内図があったが、登山口は表示してない。付近を探して、地形図と照らし合わせると、どうしてもこの駐車場の反対側(ビーナスラインを渡った所)から登山道がありそうだ。たしかに道路から登り口があったので、その道を登ってみようとした。


早速、準備をして12時10分に出発した。相変わらず霧が深い。しかし、こんな場所では迷うこともあるまい。実際、木々はなく一面の笹原であり、その中に笹を刈った広い登山道があるのだ。


12時16分にはより立派な登山道に合流した。分岐点には道標があり、「中央分水嶺トレイル 和田峠←→三峰山、扉峠」という表示がある。これなら、安心だ。このビーナスライン沿いに「中央分水嶺トレイル」として整備しているのだと思った。これなら、我がワンゲルでも使えると思う。今日のような霧の日ではなく、晴れた日なら素晴らしい展望を楽しみながらの尾根歩きとなろう。

自動車も通れるような幅広の登山道を登っていくと、12時29分に三角点(1887.4m)に飛び出した。「点名:仙農」という三角点だ。

すぐ先には、三峰山山頂(1887.4m)があった。山頂には12時30分に到着した。

山頂の標柱と案内図、さらに、扉峠や鉢伏山への縦走路の道標もあった。和田峠から扉峠は「中央分水嶺トレイル」であろうが、ここから鉢伏山までの縦走(約9km)も面白い。
そんなことを考えながら休憩し、いっこうに霧は晴れないので、12時40分に下山した。12時48分に「中央分水嶺トレイル」の分岐を通過し、12時52分に駐車場へ下り立った。
さて、もう少し時間があるので、和田峠の近くの「点名:東餅屋」と「点名:ツチヤ」へも登ろうとした。